車のガラスに鳥のフンが!対処法と対策法を解説

トラブル

駐車中や走行中など、思いもよらないタイミングで鳥のフンが愛車に…!という経験がある人も多いのではないでしょうか。

大切にしている愛車が鳥のフンで汚れていると、なんだか悔しい気持ちになりますよね。

そこで今回は、鳥のフンが車に付着してしまったときの対処法と、鳥のフンがつかないための予防法について解説します。

ガラスに鳥のフンがついてしまった時の除去方法

車のガラスに鳥のフンが付着してしまったときの対処で最も重要なのは「気付いたらすぐに除去すること」です。

鳥のフンは水溶性であるため、柔らかい状態であればあるほど簡単に落とすことができます。

したがって、鳥のフンがついていることにすぐに気が付けた場合(フンが柔らかい状態)と、少し時間が経ってから気付いた場合(フンが固い状態になっている)では、落とし方が若干違ってくるのです。

鳥のフンがまだ柔らかい(水分を含んでいる)場合

鳥のフンが付着してからそれほど時間が経っていない場合は、

  • ウェットティッシュ
  • 濡らした雑巾
  • 濡らしたティッシュ

などで簡単に取り除くことができ、跡も残りにくくなります。

鳥のフンが乾燥して固くなっている場合

時間が経過してフンが固まってしまっている場合は、フンに水分を含ませて柔らかくしてから除去する必要があります。

フンの部分を濡らしたティッシュなどでパックするようにしてしばらく置き、フンを柔らかくしましょう。

このとき、蒸しタオルやお湯で濡らしたタオルでパックするようにして置いておくと効果的です。特にフンが付着してからの時間が長ければ長いほど、効果は大きくなります。

そのほか、水分を含ませて柔らかくしたフンに、家庭用洗剤を水で薄めたもので落とすのも効果があります。
台所用洗剤は基本的に中性洗剤であるため、車のガラスやボディに傷が付いたり変色したりする心配もありません。

拭き取るときは、タオルやティッシュで傷が付かないよう優しく拭きとり、最後に乾拭きをしてください。

注意点

一気に取り除こうとしない

鳥のフンがどんな状態であれ、一気に取り除こうとしてしまうとコーティングなどが剥がれたり、傷ついてしまう恐れがあります。

一気に取り除こうとせず、ゆっくり剥がすように落としていきましょう。

鳥のフンには虫の死骸や砂が混じっていることも多いので、車を傷つけないよう、優しく取り除くことを心がけて下さい。

ワイパーで無理に落とそうとしない

フロントガラスやリヤガラスにフンが付着した場合、ワイパーは使わないようにしてください。

ワイパーを使って無理にフンを落とそうとしてしまうと、汚れが広がってしまうほか、ガラスやワイパーブレードを傷つけてしまう恐れもあります。

走行中にフロントガラスにフンが付着してしまった場合は、できるだけ早く車を停められる場所を見つけ、ティッシュやタオルで落とすようにしてください。

鳥の糞を落とされないようにする工夫

鳥よけグッズをつかう

鳥よけグッズは100円ショップ等で購入することができます。

駐車している環境にもよりますが、レインボー風車や鳥よけネットなどを使って、車の周辺に鳥が寄ってこないようにしてみましょう。

ボディーカバーをかけておく

また、ボディカバーをかけておくのも効果が大きいです。

ただし、ボディーカバーも鳥のフンで痛む恐れがあります。同じものを使い続けるのではなく、スペアを何枚か用意して、定期的に洗い替えられるようにしておきましょう。

頻度が高ければ駐車位置をずらしてみる

鳥のフンが落ちてくる頻度が高ければ、駐車位置を変えるのも1つの方法です。

特に、木や電線など鳥がとまりやすい箇所が多い環境に駐車スペースがある場合は駐車位置を変えられないか、一度検討してみましょう。

マンション・アパートなどの賃貸物件なら、大家さんや不動産屋さんに相談してみましょう。一軒家もしくは月極駐車場を利用している場合は、改めて新しい駐車場を探してみてください。

ボディやガラスにコーティングを施して、掃除が楽になるようにしておく

走行中や外出中に鳥のフンを防ぐことはなかなかできません。

フンが付着してしまっても慌てず済むように、ボディやガラスにコーティングを施しておきましょう。コーティングは鳥のフン対策以外にも、車を傷付けにくくしたり洗車をしやすくしたりする効果があります。購入時に近い状態で車をキレイに保つこともできるのでオススメです。

車のガラスコーティングについては、以下の記事で詳しくご紹介しています!

車のガラスについた鳥のフンは「放置しない」が鉄則!

鳥のフンは、柔らかいときよりも固くなってしまった時のほうが落ちにくいです。つまり、時間が経てば経つほどフンを落とすのは困難になるのです。

鳥のフンは酸性の成分やアルカリ性の成分を含んでいる場合が多く、たとえ落とすことができたとしても、コーティングが剥がれてしまうこともあります。

車のガラスに鳥のフンがついてしまったら、放置せずすぐに取り除くようにしてください。

最後に

仮に車にフンが付着してしまっても、濡らした雑巾やティシュで拭き取れるので、しっかり対処することができます。

鳥のフンの対処は早期発見がカギになるので、定期的にチェックするようにしてくださいね。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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