フロントガラスの油膜はシリコンオフより専用クリーナーで落とすべし！

フロントガラスに付着する油膜は、シリコンが熱で固形化したことによって出来てしまうものがほとんどです。

ここでは、シリコンオフでガラスの油膜は落ちるのか？油膜取りにおすすめの商品と除去方法をご紹介します。

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シリコンオフの本来の使用用途

シリコンオフは「有機溶剤」とも呼ばれています。本来の使用用途は

• 塗装
• 補修(メンテナンス)
• 接着（ステッカーなどのドレスアップ）

などです。
シリコンオフは本来、車に付着している汚れを落とすことを目的に使用されています。

ただ、用途としては車の塗装前の洗浄やステッカーを貼る前の“ボディ”に使用するのがほとんどです。

シリコンオフでも軽い油汚れを落とすことは可能ですが、 元々ボディに使用されることを前提につくられているため、ガラスの油膜をとることには適していません。

シリコンオフではなく専用クリーナーを使った方がいい理由

塗装が剥がれたりしないように成分が調整されており、研磨剤も含まれていないので、フロントガラス専用の油膜取りに比べて効果が大きく変わります。

油膜とは、シリコンがゲル化し膜を張っている状態のものです。

専用のクリーナーには、油分を溶かして取り除く成分だけでなく、研磨剤も含まれているため、強力な油膜でもしっかり除去することができます。

専用の油膜除去剤で油膜を落とす方法

まずは、ガラス全体を水で洗い流し汚れの状態を見てみてください。

もしコーティングをもう一度行いたい場合、ガラスの油膜だけでなく古いコーディングを取る必要があります。

ガラスに付着した水分を取り除いた後、クロスで表面上の油膜を拭きとっていきます。ガラスの水をはじかなくなってきたら、油膜が取れ始めている証拠です。しっかりと油膜を拭き落としましょう。

油膜除去剤を落とすために、水で流す場合もありますが、最後にクロスで水拭きをして除去剤までふき取ると綺麗に仕上げることが出来ます。

ひと通りガラスの油膜取りが終わったら、水をガラスの上にかけて様子を見ましょう。水を弾かず、広がっていくような状態になれば油汚れが取れている状態です。

水を弾かず、広がっていくような状態になれば油汚れが取れている状態です。

拭きあげる際には、マイクロファイバーやスポンジなどを使用することをおすすめします。

拭きあげる際には、マイクロファイバーやスポンジなどを使用することをおすすめします。

以下の記事では、油膜の落とし方について詳しくご紹介しています。
→フロントガラスの油膜を簡単に除去する方法｜綺麗に落とせる方法を実践紹介

油膜を取ったら必ず「撥水ガラスコーティング」を行う

油膜を完全に除去しただけの状態で雨の中を運転すると、ガラスが水分を弾かないため、前方が見えなくなってしまいます。

油膜を除去したあとは、必ず撥水ガラスコーティングを行って、雨の中での走行も安全にできるようにしましょう。

おすすめの油膜取り専用クリーナー

■キイロビン

油膜除去剤の代名詞とも言えるほど有名な「キイロビン」。30年以上前から販売されている車の窓ガラスのための油膜除去剤です。全日本交通安全協会の推奨品として認定されています。

■ KYKウィンドウォッシャー

超純水を使用したストレートタイプの洗剤なので、水道水のミネラル分などが跡になってしまうのを避けることができます。価格も比較的お手頃なのが魅力ですね。

■ニュー油膜ねこそぎクリーナー

専用のスポンジもついているので、掃除をすぐに始めたい人におすすめの商品です。界面活性剤では除去できない油膜も、しっかり洗い流すことが出来ます。

*1　2020年2月現在のAmazon価格

そのほか、おすすめの油膜取りアイテムは以下の記事で詳しくご紹介しています。

最後に

今回の記事では、シリコンオフが車の窓ガラスの油膜を取るのに使用できるかどうか、また車のガラス専用の油膜除去剤の使用方法や商品をご紹介しました。

油膜を落とすときは専用の油膜除去剤を使用し、正しい手順で頑固な油分を落とすようにしましょう。

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