フロントガラスに付着してしまう油膜による症状例をご紹介!

フロントガラスに油膜が付着してしまっていることが分かっていても、その状態に慣れてしまうと、そのままにしてしまう人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、汚れによって視界が悪くなったまま放置してしまうと、様々な障害が生じてしまいます。
今回は、フロントガラスに付着してしまう油膜が引き起こす症状について、いくつか例を挙げながらご紹介していきます!

目次
フロントガラスに付く油膜とは?
油膜は、漢字の通り「油の膜のこと」を指します。
排気ガスに含まれる微量の油分がガラスに付着したり、ガラスのコーディングが落ちてしまったりすることによって引き起こされるもので、一度拭き取るだけでは簡単に落ちません。
油膜によって引き起こされる症例とは?

油膜がフロントガラスに付着することで、どのようなことが起きてしまうのでしょうか?
視界が悪くなる
車を安全に運転する上で「良好な視界」は必須条件ですよね。油膜を放置してしまうと視界不良の状態になり、事故を引き起こしてしまいかねません。
天気が良いときは気づきにくいのですが、雨が降った日の翌日などは、フロントガラスに付着している油膜が気になって運転に集中できなくなってしまう可能性があります。
水はけが悪くなる
油膜を放置すると水はけが悪くなっていきます。
雨が降っている日は特に影響が大きくなりやすく、フロントガラスが滲んで視界が歪み、前方が見えにくくなってしまうのです。
ビビリ音が鳴る
「ビビリ音」とは、何かがひっかかるような音のことを言います。フロントガラスに油膜がついている状態だと、ワイパーの動きに合わせて、このビビリ音が鳴ってしまい、運転に集中できなくなってしまいます。
ワイパーを動かしたことによってガラスが傷つく
油膜のついている状態でワイパーを無理やり使用すると、ガラス面が傷ついてしまう可能性があります。
乱反射を起こす
乱反射(拡散反射)とは、光のが凹凸面に当たって様々な方向へ反射することを言います。油膜には、光を乱反射させる性質があるのです。
油膜が付着したフロントガラスは対向車のヘッドライトによって乱反射が起き、油膜が付着していない状態よりも、チカチカとしたまぶしさを感じてしまいます。
前方確認が難しくなったり、危険を察知するのが遅れてしまうなど、ドライバーにとっても危険な状態になってしまいます。
油膜は放置すればするほど、安全な運転に影響を及ぼす可能性が高くなっていきます。大切な愛車は、普段からケアを行い、安全運転に努めるようにしてくださいね。
