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フロントガラスにステッカーを貼るのは違反!法律上の問題と剥がし方を解説

雑学

やっとの思いで購入した愛車を、他の同車種よりもオシャレにしたい気持ちはありますよね。内装や外見など、こだわりだしたらキリがなくなってくるものです。

そんな中でも手軽にできてしまうのが、「カーガラスにステッカーを貼る」ということではないでしょうか。

そこで今回は車のガラスにまつわる「ステッカー」について解説していきます。

フロントガラスにステッカーを貼るのは違反!

そもそも、フロントガラスにステッカーを貼るのは法律違反です。

道路運送車両の保安基準 の第29条「窓ガラス」に関する規定内でフロントガラスに貼り付け可能な物が定められています。

それに該当しない、運転中の視界を妨げるようなステッカーは違法改造(違法改造車)と見なされ、該当する車のフロントガラスに「不正改造車」と表記された整備命令標章が貼られ、取締りの対象になります。

違法改造で警察に捕まった場合、

何人も、保安基準に適合しなくなるような自動車の改造、装置の取り付け、取り外し等(不正改造行為)を行ってはいけません。これに違反した場合は6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます。(道路運送車両法第99条の2、第108条)

国土交通省 不正改造に対する罰則等
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha/tenkenseibi/huseikaizou/h1/h1-3/

「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」という処罰を受けます。

フロントガラスにステッカーは「基本NG」!

インターネットで調べてみると、「フロントガラスの下の部分は、走行時の視界を妨げないのでステッカーを貼り付けても大丈夫!」と記載しているサイトも存在します。

大きく言えば、ステッカーをフロントガラスに貼るとマフラーの改造と同等の処罰を受けることになってしまいます。つまり、フロントガラスのどの部分に貼り付けても処罰の対象になるのです。

違反になるだけでなく車検にも通らなくなってしまうので、フロントガラスにステッカーを貼り付けるのは絶対に避けるようにしてください。

公道を走行しない車両であればステッカーは貼ってもよい

ステッカー貼り付けの可否に準ずる基準は、公道を走行する車両を対象に定められているため、ガレージに置きっ放しの車両など「公道を走行しない車両」についてはこの限りではありません。

フロントガラスに貼り付けて良いもの

フロントガラスに貼り付けることが認められているものは、

・整備命令標章
・臨時検査合格標章
・検査標章
・保案基準適合標章
・共済標章又は保険・共済外標章
・故障ステッカー
・バックミラー
・公共の電波を受信するために全面ガラスに貼り付けるアンテナ
・塗装か貼り付けた状態で、運転手の視野を妨げる歪みがなく、運転手が交通状況を確認するために必要な視野範囲において、可視光線透過率70%以上が確保できる透明のもの
・国土交通大臣または地方運輸局長が指定したもの

などです。上記以外のものは全て禁止されており、フロントガラスに上記以外のものを貼り付けた場合は違法の対象になります。

ステッカーの剥がし方

溶剤(剥がし剤)

違法だと知らずにステッカーを貼ってしまったら、専用の溶剤を使ってただちに剥がすようにしてください。専用の溶剤が手元にない時は、除光液でも代用できます。

お湯(熱風)+スクレイパー

手やスクレイパーで剥がしたり、熱湯や温風を吹きかけて剥がす方法もあります。

いずれも無理に剥がそうとしてしまうと汚れや傷の原因になってしまうため、不安であれば専用の溶剤を使ってステッカーを剥がすことをおすすめします。

お酢+スクレイパー

夏の暑い時期にお湯や熱風を使うのは、億劫になる人も多いのではないでしょうか。その際は、お湯の代わりにお酢を使ってみましょう。

お酢は、酸のチカラで粘着剤を溶かしてくれます。こちらも、スクレーパーと合わせて使うと有効です。

※スクレイパーは100円ショップでも購入できます。剥がす際は、刃先やスクレイパーの角でガラスを傷付けないように注意しましょう。

ステッカーの剥がし方については、以下の記事を参考にしてみてください。

リアガラスにステッカーを貼るのはOK!

リアガラスに関しては、法律上の規定はありません。

ステッカーを貼るのであれば、リアガラスや後部座席のガラスにしましょう。もちろん、運転に支障が出る部分への貼り付けはNGです。ガラスの下部や隅など、視界の妨げにならない場所へ貼り付けるようにしてください。

最後に

今回は、フロントガラスを始めとする車体のガラスにステッカーを貼る違法性とステッカーの剥がし方についてご紹介してきました。

愛車のガラスにステッカーを貼って華やかにしたい気持ちも出てくると思いますが、どんなに小さなものでも貼ってしまえば「違法改造」と見なされてしまうので、注意しましょう。

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