カーエアコンのクリーニング|業者か自分、どちらにお願いした方が良い?
普段、ガラスやボディのメンテナンスには手をつけられても、カーエアコンのクリーニングまで手が回らない人も多いのではないでしょうか。
「掃除した方が良いのは分かるけど面倒くさそう。」「素人が下手に掃除したら壊れるのではないか?」と、考えてしまう人も多いかもしれません。しかし、自分でカーエアコンを掃除する場合、手間もかからず簡単に汚れを落とせます。
この記事では、車のエアコン洗浄は業者にお願いするのか、自分で掃除するのかの結論、自分で掃除をする場合の手順について解説していきます。
目次
車のエアコン洗浄は、業者にお願いする?自分で掃除する?
車のエアコン洗浄は業者にお願いするか、自分で掃除するのが良いのか?結論から言えば、自分で掃除した方がコスパは良いです。
【結論】自分で掃除した方がコスパは良い
車のエアコン掃除を業者にお願いすると、料金が4,000〜6,000円ほどかかります。ガソリンスタンドやディーラーなど、業者ごとのクリーニング料金は以下の通りです。
- ガソリンスタンド:4,000円~
- ディーラー:4,000~
- カーショップ:4,000円~
- 専門業者:25,000円~
ガソリンスタンドやディーラー、カーショップでは4,000〜6,000円からエアコンの洗浄を受けている場合が多いです。しかし、徹底的にカーエアコンを洗浄をするのであれば、30,000円前後の料金になることも珍しくありません。
専門業者では普通車で25,000円からとされていることが多く、カーエアコンを徹底的に掃除してくれます。
汚れが酷い場合、面倒な場合は業者にお願いする
長期間カーエアコンを掃除しなかったり、自分で掃除するのが面倒に感じたりする場合は、業者にクリーニングを依頼しましょう。
長期間カーエアコンを掃除しないと、汚れが酷くなって自分で落とすのは難しい場合があります。その際はプロにお任せして、徹底的にカーエアコンの汚れを取り除いてもらうようにしてください。
自分で車のエアコンを掃除する際の手順や注意点
こちらでは、自分で車のエアコンを掃除する場合の手順や注意点について解説していきます。
手順
車のエアコンは、自分でも簡単に掃除することができます。掃除をする際は、汚れても大丈夫な大きめのタオル、カーエアコン用の洗浄剤を用意してください。洗浄剤は専門店やホームセンター、インターネットで購入することができます。
準備ができたら、以下の手順で掃除しましょう。
注意点
自分で車のエアコンを掃除する際は、以下のことに注意してください。
- 洗浄剤を吹きかけるときは、深く差し込んでから噴射する
- 洗浄後は必ず送風する
- フィルターの水洗いした後は、陰干しでしっかりと乾燥させる
フィルター部分に洗浄剤を噴射する際は、奥までしっかりと入れ込んでから噴射してください。差し込みが浅いと、周囲に洗剤が飛び散る可能性があります。
洗浄後のエアコンの送風は、必ず行うようにしましょう。洗浄剤が残ったままフィルターやカバーを戻してしまうと、エアコンの調子が悪くなります。
水洗いしたフィルターに水分が残っていると、再びカビが発生する原因になります。陰干しでしっかりと乾燥させてから、戻すようにしてください。
※エアコンフィルターの位置は車により異なります。インターネットや、量販店で調べてから掃除を行うようにしてください。
カーエアコンの洗浄、フィルターを交換するタイミング
こちらではカーエアコンの洗浄、フィルターを交換するタイミングについて解説していきます。
カーエアコンの掃除は年4回行えばOK
車のエアコンを掃除するタイミングは、1年に4回、季節の変わり目に行うのがおすすめです。たとえば、以下の月に掃除をしてみるのはいかがでしょうか。
- 3月頃:花粉が飛び交うシーズン
- 6月頃:湿気でカビが繁殖しやすい梅雨前
- 9月頃:秋雨シーズン前の晩夏
- 12月頃:年末の大掃除と同時進行
衣替えの時期と合わせて、以上の周期でクリーニングしてみてください。また、車内がカビ臭く感じたとき、エアコンの吹き出し口から汚れやゴミが見えたときなども、カーエアコンを掃除するタイミングです。
フィルター交換のタイミングは年1回
こまめにエアコンを掃除しても、フィルターは劣化していきます。フィルターは年1回、もしくは走行距離1万kmを突破したときに取り替えるのがベストです。
専門店やインターネット通販などで、フィルターは購入することができます。1,500円くらいから販売されているので、車内の空気を清潔に保てるなら、費用対効果としては期待値が大きいです。
【注意】長期間カーエアコンを掃除しないのは危険!
カーエアコンを、長期間掃除しないのは危険です。カビやダニの繁殖によって病気のリスクが高くなったり、エアコンの効きが悪くなって熱中症のリスクが発生したりします。
カビ・ダニの繁殖によって病気のリスクが高くなる
長期間カーエアコンを掃除しないままでおくと、カビを放置している状態が続きます。カビを放置したままエアコンを使用すると、その中にホコリや花粉がこもってしまいます。
車内にはダニが生息しており、カビ・花粉・ダニの死骸やフンと相まって、ハウスダストと似たような状況で、アレルギー症状が発生する危険性が高いです。
車に乗るとアレルギー反応が出る場合、エアコンに潜むカビの放置が原因の可能性があります。
エアコンの効きが悪くなって熱中症になる可能性がある
エアコンのフィルターに汚れやホコリが詰まってしまうと、エアコンの効きがどんどん悪くなっていきます。
本来フィルターは、外気を取り込む際にチリやホコリ、花粉や黄砂、PM2.5などを防いでくれる役割を果たしているため、定期的に掃除をしないと空気の通りが悪くなってしまいます。
空気の循環が悪くなることにより、熱中症のリスクも高くなってしまうので、エアコンの掃除は定期的に行いましょう。
カーエアコンのクリーニングについてのまとめ
- 自分で車のエアコンを掃除した方がコスパは良い
- 業者にカーエアコンのクリーニングをお願いすると、4,000~6,000円料金がかかる
- カーエアコンの掃除は年4回、フィルター交換は年1回のタイミング
車は移動手段でもあると同時に、プライベート空間でもあります。ご自身はもちろん、車をよく乗せるご家族や友人が花粉症やアレルギー、喘息持ちなどの場合は特にエアコンを定期的に清潔にしてください。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。