洗車機の選び方と使用時のコツ!洗車で傷つけず愛車を綺麗に保つ方法

メンテナンス

愛車は日々使うからこそ、常に綺麗に保っておきたいものですよね。洗車機を使用する機会も自ずと多くなっていきます。

洗車機ひとつを選ぶにしても、ブラシの種類やコース、洗車方法などに違いが出てきます。

今回の記事では、洗車機の種類・ブラシやコース選び・オススメの洗車方法まで全てご紹介していきます。

洗車機の種類・設置場所

高圧洗浄機

主な設置場所:コイン洗車場

高圧洗車機は自分で洗車を行うタイプの洗車機です。ホースから水を高圧力で噴射して洗車をします。主にコイン洗車場で見かけることが多いでしょう。

自分の手で隅々まで洗車できるので、掃除が好きな人にはオススメの洗車機です。

【メリット】

高圧洗浄機のメリットは、洗いたい箇所を集中的に洗浄できることです。車の一部分についたしつこい汚れを重点的に洗いたいときは、高圧洗浄機を使うのが最も効果的です。

【デメリット・注意点】

自分でノズルを手にして洗車するので、服や靴に水・汚れが飛び散りやすい点に注意してください

高圧洗浄機を使用する時は、なるべく汚れても良い服装で洗車を行いましょう。好きな掃除道具を選んで洗車できるので、掃除好きの人にはオススメの洗車方法です。

全自動洗車機(門型洗車機)

主な設置場所:ガゾリンスタンド

全自動洗車機は、文字通り全自動で洗ってくれるタイプの洗車機です。

門のような見た目であることから、門型洗車機と呼ばれることもあります。主にガソリンスタンドで見かけることが多いです。

【メリット】

全自動洗車機のメリットは、服が汚れる心配がなく、短時間で車をキレイにしてくれる点です

高圧洗浄機よりも料金は高くなりますが、掃除が苦手・嫌いな人にはオススメの洗車機です。また、急いでいるときや、ざっと綺麗にしたいときにも活躍してくれます。

【デメリット】

デメリットとしては、スポイラーやバンパーの下、デコボコのある箇所の汚れを落としきれないことが挙げられます。

ドライブスルー洗車機

主な設置場所:ガゾリンスタンド

【メリット】

ドライブスルー洗車機も、全自動洗車機同様に短時間で洗車できます。全自動洗車機は車を降りて洗車するのに対し、ドライブスルーの洗車機は車に乗ったまま洗車することができます。

【デメリット】

全自動洗車機と同様に細かい箇所の汚れは落としきれないので、手洗いでの洗車が必要になってきます。

洗車機を使うときの注意点・使用後のコツ

高圧洗浄機と全自動・ドライブスルー洗車機の設置場所は若干違ってきます。洗車をする際には、使いたい洗車機の設置場所をよく確認し、洗車場選びを間違えないよう気をつけてください。

どの洗車機を使用したあとでも、洗車後の乾拭きは欠かさないようにしておきましょう。乾拭きをすることによって、水垢やイオンデポジット・ウォータースポットを防ぐことができます。

洗車機を使うときの注意点

付属品はリアワイパーやミラー、アンテナなど装備している機能を必ず選択しましょう。ブラシなどの圧力で破損する危険性があります。

また選択した部分はブラシが当たらないため、あとから手洗いする必要があります。

購入時にガラスコーティングをかけた車の場合、コーティングの上から油性やフッ素系のワックスをかけると塗装が変色したり、ボディに傷がついたりすることがあるの注意してください。

洗車機のブラシタイプについて

全自動・ドライブスルー洗車機と、ブラシの素材によって洗車による傷の付きやすさが違います
特にガラスコーティング後は、このブラシ選びを間違えるとコーティングの効果がなくなってしまうので、洗車前の洗浄ブラシの素材選びには配慮する必要があります。

コーティングしてある車両への洗車には注意が必要です。ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

プラスチックブラシ

プラスチックブラシは硬い毛先で高速回転させて洗車するため、洗浄力は高いのですが、洗車傷が付いてしまうという懸念点があります。

ゴム、布、スポンジブラシ

比較的新しいタイプの洗車機には、布ブラシとスポンジブラシタイプのものが多く、これらのタイプが主流と言えます。

ノンブラシ

ノンブラシタイプの洗車機は、高圧・高速の水流で車のボディの汚れを落としていきます。車体にブラシが接触しないので、洗車傷が付かないというメリットがあります。その分、しつこい汚れを落とすには洗浄力が低いので、その場合は高圧洗浄機などで汚れを落としましょう。

傷がつくリスクや手間を考えるなら、ノンブラシ+手洗いによる洗車がオススメです。

洗車機の使い方(コースの選び方)

水洗い洗車コース

少し埃っぽいだけであれば、このコースの選択で充分に汚れを落とすことができます。

【シャンプー洗車コース】

水洗い洗車に洗剤を足したコースです。水垢・油・泥汚れなどにはシャンプー洗車コースを選ぶのがベストです。

【ワックスコート洗車コース】

洗車+ワックスコートを施すコースです。「ガラスコート洗車コース」というコースも存在します。

車のボディにコーティング・ワックスなどを施していない場合は「ワックスコート洗車コース」や「ガラスコート洗車コース」を選ぶのもオススメです。

撥水コート洗車コース

洗車後、撥水コートを施すコースで水捌けが良くなります。

【ポリマーコート洗車コース】

洗車後、紫外線などからボディを保護するポリマーコートを施します。

「洗車機」と「手洗い」は、どっちがベスト?

愛車を綺麗にするためには、洗車機を使うのか手洗いで綺麗にするのか、どちらがよりベストなのか迷いますよね。

洗車機と手洗い、それぞれのメリットを見比べて、より自分にあった方法で洗車を行っていきましょう!

洗車機のメリット

  • 準備するものがほとんどないため、時間の短縮ができる
  • 使用水量が比較的少ないため、エコにもつながる
  • ブラシがボディに与える圧力が計算されているため、傷がつきにくい

洗車機での洗車と手洗いでの洗車を比べた場合、洗車機の使用は手洗い洗車の半分以下の時間で終了させることができます。

手洗い洗車に必要な水の量は約150Lであるのに対し、最新型のブラシ型洗車機の使用量は40L程度です。

意外かもしれませんが、洗車機のブラシがボディに与える圧力よりも人の手による圧力のほうが強いです。手順や洗い方によっては、手洗い洗車のほうが傷が付きやすい場合もあります。

手洗い洗車のメリット

  • 洗車機では洗いきれない部分まで綺麗に仕上げられる

手洗い洗車は、機械では洗いきれない細かい部分まで綺麗に仕上げられるというメリットがあります。

傷のつきやすさという点では洗う場所や環境によりますが、正しい手順を踏めば傷がつくことも少なくなります。

手洗い洗車の手順や方法については、以下の記事で詳しく解説しています!

最後に

洗車機はブラシの種類やコースの選びかたによって仕上がりに差が出てきます。

愛車をどのように仕上げたいのか、どのように保っていきたいかを考慮しながら、よりベストな選択をしていけるようにしていきましょう!

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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