フロントガラスにコーティングしない方がいい？効果や施工料金を解説

車を購入したら、基本的にはフロントガラスに撥水コーティングを施工するのがおすすめです。

ただし車両によっては、フロントガラスにコーティングしない方がいいケースも存在します。

この記事では、フロントガラスにコーティングをおすすめする理由、コーティングしない方がいいケースをはじめ、自分で施工する際の手順や、専門店の施工料金について解説していきます。

【結論】フロントガラスにはコーティングをした方が良い

フロントガラスにコーティングしない方が良いのか？した方が良いのか？結論を申し上げると、コーティングした方が良いです。

フロントガラスにコーティングをおすすめする理由は、以下の通りです。

こちらでは、コーティングをおすすめする理由について詳しく解説していきます。

雨の日の運転も視界がクリアになる

雨の日はフロントガラスに雨水が付着して、視界が悪くなります。

コーティングを施工すれば、雨水を弾いてくれるので視界がクリアになり、安全にドライブしやすいです。

特に夜間に雨が降ると暗闇と雨水に加えて、対向車のライトで視界が悪くなるので、コーティングを施工しておくことで視界を保てます。

水垢や油膜などの汚れが付着しにくくなる

撥水コーティングは雨水を弾くので、フロントガラスに雨水が残りにくく、水垢やイオンデポジットができにくいです。

また、コーティングの被膜によって直接ガラスに汚れが付かなくなるので、汚れが雨と一緒に流れ落ち、油膜などがフロントガラスに固着しにくくなります。

洗車が楽になる

コーティングをすると水垢や油膜などの汚れが付着しにくくなりますが、それでも一ヶ月に一度は洗車をしないと汚れてしまいます。

ただ、水垢ができにくく汚れが固着しないので、洗車は楽です。

水洗いはもちろんカーシャンプーを使えば、スポンジで力強くこすらなくても、簡単に汚れを落とせます。

冬場は凍結防止になる

撥水コーティングをフロントガラスに施工しておくことで、ガラスの表面に水蒸気が付着するのを防いで、凍結防止に繋がります。

気温が低い状態でも、効果を発揮する撥水剤が販売されているので、効果や値段などを確認してから購入してみてください。

【例外】フロントガラスにコーティングしない方がいいケース

フロントガラスにコーティングしない方がいいケースは、フロントカメラに何かしらの障害が出る可能性があるときです。

たとえば、自動車メーカー・スバルの運転支援システム、アイサイト。アイサイトを搭載した車両は、フロントガラスに撥水加工をすると、カメラが物体を正しく検出できない危険性があります。

【アイサイト搭載車の注意点】
フロントガラスに撥水加工をしないで下さい。撥水加工を行うと、雨粒が小さな水滴になりガラスの上に残ったり転がって動いたりするため、物体を正しく検出できなくなります。
又、撥水加工が劣化して剥がれてくるとギラツキが発生し、夜間や逆光時の認識に影響をおよぼします。
※ver3、純正撥水は除く

引用：アイサイト搭載車の注意点｜東京スバル

このように、フロントカメラを搭載した車両の場合、コーティングを施工すると、何らかの障害が出る可能性があります。

運転支援システムを搭載した車は、コーティングする前にディーラー等のスタッフに、コーティングを施工して大丈夫か相談してください。

フロントガラスのコーティング剤は撥水？親水？

前述で「アイサイト搭載車には、撥水加工を施工するのはNG。」と紹介しました。しかし、フロントガラスにコーティングを施工する際、コーティング剤は撥水タイプがおすすめです。

車のガラスのコーティングには、「撥水タイプ」と「親水タイプ」があります。フロントガラスのコーティングに最適なのは、撥水タイプです。撥水と親水の違いに関しては、以下の通りです。

フロントガラスに撥水コーティングを施工すると、走行中の風がフロントガラスに吹き付けることで、玉のようになった水滴を飛ばして視界をクリアにしてくれます。

逆に親水コーティングは水を滝のように垂れ流すので、撥水コーティングと比べると視界がクリアになりにくいです。

そのため、フロントガラスには撥水コーティングを施工してください。親水コーティングはリアガラスやサイドガラス、サイドミラーに施工するのがおすすめです。

フロントガラスのコーティング剤の選び方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

フロントガラスのコーティングの施工は自分で？プロに？

フロントガラスのコーティングの施工は、自分で施工するか？プロに依頼するか？結論としては、コーティングの施工はプロにお願いするのがおすすめです。

プロが施工した方が効果が高く、コーティング専門店や量販店、ガソリンスタンド等へ気軽にコーティングをお願いできます。

また、作業に慣れていない人が撥水コーティングを施工すると、ワイパーに「ビビり」が発生する可能性があります。

ワイパーのビビりとは、ワイパーを動かした際に滑らかに動かず、不快な音を出しながらガラスに引っ掛かる現象です。

コーティングを施工する際に、塗りムラがあると、ワイパーにビビりが発生してしまいます。

そのため、塗りムラなくコーティングをして、撥水効果を高めたいならプロに任せるのがおすすめです。

プロにフロントガラスのコーティングの施工をお願いした場合、料金は3,000円〜25,000円ほどです。

ガソリンスタンドが3,000円〜4,000円ほどと安く、コーティング専門店となると10,000円〜25,000円ほどします。

料金はガソリンスタンドの方が安いですが、効果はコーティング専門店の方が持続しやすいです。

フロントガラスにコーティングを施工する際の料金

コーティングは自分で施工するよりも、プロにお願いする方が効果が高いです。コーティング専門店や量販店、ガソリンスタンドでコーティングを依頼できます。

料金と持続期間の目安に関しては、以下の表を参考にしてください。

コーティング専門店やディーラーの料金に幅があるのは、軽自動車やワゴンなどの大型車では値段が変動するためです。

コーティング専門店の料金は高めですが、丁寧な下処理や独自技術による高品質なコーティングで、クオリティの高い施工をしてくれます。

フロントガラスのコーティングのみだと、施工時間は30分〜1時間程度が目安です。

ducksのコーティングは最大２年以上の効果が持続

ducksの撥水コーティングは最長で2年以上、効果を持続できます。撥水パワーで拭けば拭くほど自己補修するので、2年以上の効果を発揮するのです。

「フッ素系＋シリコン系」の２層コートを、自動車ガラスの専門店のプロ技術で高品質施工しているので、質の良い撥水性を長期間キープできます。

無料で見積もりも出しているので、フロントガラスのコーティングに興味のある人は、ぜひ下のページからご覧ください。

ガラス撥水・油膜落とし | フロントガラス交換・修理のダックス glassD(グラスディー) 公式サイト (glass-d.com)

フロントガラスにコーティングしない方がいい？ついてのまとめ

撥水コーティングは、フロントガラスを綺麗な状態で保ちやすく、安全運転にも繋がるので、ぜひ施工してみてください。

自分でも施工できますが、質の高いコーティングを求めるなら、プロにお任せするのがおすすめです。