フロントガラスに施すコーティング剤の最も良い選び方とは?

メンテナンス

雨天時の運転は視界が確保しづらくなります。そんな時に活躍してくれるのが、フロントガラス用のコーティング剤です。

主成分はシリコン樹脂やフッ素樹脂が多く、製品によって配合や施工方法、効果や持続期間に差があります。

コーティング剤の種類や、実際にコーティングを行うべきタイミングについては曖昧な人も多いと思います。

今回は、コーティング剤の選びかたから、フロントガラスにコーティングを行うメリット・デメリットについてご紹介していきます!

フロントガラスのコーティング剤の選びかた

フロントガラスのコーティング剤を選ぶ際には、施工のしやすさや施工にかかる時間、効果の持続性などをよく吟味した上で、コーティング剤のタイプを選ぶと良いでしょう。

スポンジタイプ

スポンジタイプのコーティング剤は、施工に時間と手間がかかりますが、撥水力や効果の持続性は十分に期待できるタイプです。

ガラスを綺麗にした後、規定量の溶液をスポンジにとり、ガラス面に塗布し、乾いた布またはタオルで拭き上げて終了です。

このタイプのコーティング剤を使用する場合は、効果をより高めるためにも作業前にガラスを洗浄してください。

スプレータイプ

スプレー式のガラスコーティング剤は、ガラス面が濡れていても使用できる製品があるため、手軽さにおいてはピカイチであると言えます。

ただし、即効性が高い分、効果の持続期間が短いという側面があります。

ウォッシャー液に入れるタイプ

ウォッシャータンクに入れて使うタイプのコーティング剤も存在します。

ウォッシャー液を噴射し、ワイパー使用と同時に塗り広げてくれるため、施工に手間がかかりません。

コーティングできる範囲はワイパーの届く範囲に限られますが、走行中に使用したい場合や手軽さを重視したい場合はこのタイプがおすすめです。

不凍温度-30℃〜-40℃の原液状態で販売されていることがほとんどなので、住んでいる地域に適応した温度に調整するため希釈する必要があります。

フロントガラスにコーティングを施すメリット

雨天時の視界確保

梅雨やゲリラ豪雨など、雨の中で車を運転する機会が多くなる時期は特に、撥水性を持つフロントガラスコーティング剤が活躍してくれます。

ガラスへの汚れ固着を防ぐ

ガラスにコーティング処理を定期的に行うと、ガラス汚れが落ちやすくなるという特徴があります。

冬季は凍結や霜の付着を防ぐほか、霜を落としやすくする効果もあるため、定期的に施工しておくのがベストです。

施工してからしばらく経つと、コーティング剤自体の成分が油膜汚れの原因になってしまうことがあるので、定期的な洗浄も忘れずに行いましょう。

ワイパーが長持ちする

フロントガラスにコーティングを施すと、水滴が流れやすくなるため、必然的にワイパーの使用頻度が減ります。

ワイパーゴムが長持ちすることにつながり、ワイパー自体を長く使用することができます。

どんなタイミングでやればいい?

コーティングを行うときは

  • 18度から25度程度の気温
  • 湿度は60%以下
  • 快晴

という条件が揃っているときがもっとも最適です。

コーティングをする前に洗車を行う必要があるので、洗車の時間も確保できるような余裕のあるときに行ってください。

最後に

今回の記事では、フロントガラスのコーディング剤の選び方についてご紹介してきました。

ガラスのコーティングにもメリット・デメリットがあります。自分の車に合わせてコーディング剤を選ぶことが大切です。独断でコーディングを行わず、一度専門家などに相談してみましょう。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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