【フロントガラス】「シリコーン撥水コーティング」のメリット・デメリット

フロントガラスに撥水コーティングをしたほうが良いとは聞くものの、フッ素系のものを使えば良いのかシリコーン系のものを使えば良いのか、悩みどころですよね。
今回の記事では「シリコーン系撥水コーティング」に着目して、シリコーン系撥水コーティングのメリット・デメリットやフッ素系撥水コーティングとの違いについて解説していきます。
どの撥水コーティングを使用するか迷っている人は是非参考にしてみてください。
目次
「シリコーン系撥水コーティング」とは
シリコーン系撥水コーティング剤は、シリコーン樹脂を素材としてできたコーティング剤のことで、車に施すコーティング剤のうちのひとつです。
フッ素系の撥水コーティング剤と比べると、シリコーン系の撥水コーティング剤は撥水性が高く、安価であるという特徴が挙げられます。
低速で走行しても雨をしっかり弾く撥水性の高さや、施工・除去などが簡単に行える点、ホームセンターなどでも購入できる点からも、シリコーン系撥水コーティングは根強い人気を誇っています。
シリコーン系撥水コーティングのメリット
再施工するときの除去が簡単
シリコーン系撥水コーティング剤は、市販の油膜除去ツールを使用すれば比較的簡単に落とすことができます。効果が切れても再施工がしやすいため、苦にならないようであればシリコーン系撥水コーティングを活用してください。
ワイパー傷がつきにくい
シリコーン系撥水コーティング剤は、フッ素系撥水コーティング剤と比べて摩擦抵抗が少ないのが特徴です。ワイパー傷が気になりやすい人はシリコーン系撥水コーティングを施してみてください。
比較的安価
他のコーティング剤やコーティング方法と比べて、リーズナブルに費用を抑えることができます。
例えば、UVコーティングなどに比べて価格帯は低くなっています。市販のシリコーンのコーティングスプレーは安く入手することができ、1,000円前後で購入することが可能です。
シリコーン系撥水コーティングのデメリット
効果保持期間(耐久性)が比較的短い
施工から1ヶ月〜2ヶ月程度で再施工が必要になります。フッ素系コーティング剤よりもこまめに施工しなければならないため、手間に感じることもあります。
効果が切れかかると油膜のような状態になる
効果が切れかかったシリコーン撥水剤は、油膜のような状態になって視界不良を起こすことがあります。
汚れや傷が目立ちやすい
シリコーンコーティングが形成する被膜は光沢感があります。綺麗な仕上がりになりますが、傷や汚れがついてしまうととても目立ちやすくなります。
自分でコーティングをする自信がない人は専門店へ
リーズナブルにゲットでき、比較的簡単に施工できるので、市販のシリコーンスプレーを使用して、コーティングを行う人もいます。
専門店での施工は、下地処理から丁寧に行ってくれるため、より綺麗な仕上がりになります。自分で施工を行うようもコストがかかりますが、手間を省きたい人や、自分で綺麗にコーティングをする自信がない人は専門店に持っていきましょう。
最後に
今回の記事では、シリコーン系撥水コーディングについて詳しくご紹介しました。シリコーン系撥水コーティングは、撥水性の高さとリーズナブルさが大きなメリットです。
コーティングを何の種類にしようか迷ったときは、メリット・デメリットを考慮してコーティング剤を選べば、自分にあったものを見つけることができますよ。