旧車のガラス・パーツ交換について|ワンオフ・クールベールを解説

車を運転する人の中には、旧車が好きな人もいます。希少価値があり、今では手に入らないデザインは魅力的に感じますよね。
ただし、旧車の悩みとしては、既に生産が終了しているパーツをなかなか交換できないことです。
安全運転を心がけるなら、『ワンオフ』で傷んだパーツを交換して、旧車を維持するのがベターです。フロントガラスに関しては、『クールベール』に交換した方が良いでしょう。
ガラスやパーツ交換がスムーズに行くことで、好きなデザインの旧車を快適に運転することができます。
今回は、旧車の定義から『ワンオフ』『クールベール』について詳しく解説します。
目次
旧車とは
旧車という定義は、非常に曖昧です。ただし、90年代以前に販売された車に関しては、旧車と言って良いでしょう。
近年ではSUV(先進安全自動車)など、車の技術の進歩は目覚ましいです。10年に一度車を買い換えるのが基準なら、10年前に販売された車も『旧車』と言って良いかもしれませんね。
glassDで施工した旧車車種一覧
実際にglassDで施工した、生産を終了している旧車ガラス車種の一例です。
- AZ-1
- AE86
- 初期ロードスター
- カローラレビン、 AE86
- スカイライン、スカイラインGTR、ハコスカ
- RX-7、RX-8
- ビート
- ラフェスタ
- カプチーノ
- エリシオン
- コペン
参考: https://fuji-glass.co.jp/oldcar-frontglass/
glassdでは以上の車種のほか、それ以外の車種についても相談を受け付けています。詳しくはぜひお問い合せ下さい。
ご自身の車が旧車で、ガラスの生産が終了しているか気になる場合は、ディーラーや専門店に相談してみましょう。
旧車用純正ガラスと一般的な『強化ガラス』の違い
旧車用純正ガラスと、一般的なガラスは80年代半ばを機に、モデルチェンジやマイナーチェンジを繰り返しています。
80年代半ばまでは、高速道路などを走行中に、風圧や飛び石などでガラスが割れる事故が発生していました。
その影響でガラスが蜂の巣状になって飛び散り、失明や体ごと車外に放り出される、という被害もあったとのことです。
そのため、現在の国土交通省(当時の運輸省)は、保安基準を改定して全車種に合わせたガラスの使用を義務付けるようになりました。
そして、現在の一般的なガラスは、少々の飛び石では被害を受けないようになっています。
ガラス・パーツ交換の『ワンオフ』とは?
車のガラスやパーツを交換するときに、『ワンオフ』という言葉を聞いたことのある人もいるでしょう。
ひとことで言えば、ワンオフ=オーダーメイドという意味になります。
例えば、生産終了をしているパーツ・ガラスであれば、ワンオフで発注して、その車用に特注でにパーツ・ガラスを作ってもらえます。
ワンオフのメリットとして、「世界で一つしかない自分のパーツができる」ことです。しかし、当然ながら費用は高くなります。
フロントガラスの交換ならクールベールがおすすめ
フロントガラスの交換なら、クールベールがおすすすめです。クールベールとは、フロントガラス用に製造されている、AGCのガラス製品です。
旧車でも交換できる可能性があり、以下のメリットがあります。
- 紫外線をカットする。
- 赤外線(IR)の波長領域をカットして、肌に感じるジリジリ感が少なくなる。
- 断熱効果があり、エアコンの効率が上がる。
費用は車種にもよりますが、62,000円~250000円程度です。
また受注生産になることが多く納期が1ヶ月程度かかるので余裕をもって予約しましょう。
ただし、特注クールベールの生産が終了している場合もあります。詳細はぜひglassDまでお問合せ下さい。
その他、クールベールに関しては以下の記事で詳しく解説しています!
最後に
今回は、旧車の定義から『ワンオフ』『クールベール』について解説しました。
旧車のパーツを交換する際は、基本的にワンオフになるので、どうしても維持費がかかります。フロントガラスの交換は、『クールベール』であればお手軽な費用で抑えることが可能です。
ちなみにガラスに関してですが、Duksではドアや後ろのガラスも、独自のルートで中古ガラスを探します。
「できるだけ交換費用を抑えたい。」
「費用を抑えたいけど、クオリティも気になる。」
そんな人は、ぜひ一度ご相談ください。
回遊先URL:https://glass-d.com/change/
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。