車のガラスに「マイペット」を使っても大丈夫?使用方法と注意点を解説

洗車において、フロントガラスや窓ガラスなどのガラス拭きは、慎重かつ丁寧に行うべき作業です。しかし、車のガラスも普通のガラスに見えますよね。
家の窓ガラスと何が違うのか?おうちで使う窓ガラス洗剤を車のガラスに使っても大丈夫なのか?と思う人も少なくないはず。
家庭でガラス磨きをする時によく使う洗剤として「マイペット」が挙げられます。少し前までは「カーマイペットベガ」という、洗車専用のカー用品が販売されていましたが、現在では廃版になってしまっています。
普段家庭で使用している「マイペット」をフロントガラスや内装に使っても大丈夫なのでしょうか?
この記事では、車のガラスにマイペットを使うことができるかどうかを解説します。
車のガラスに「マイペット」はOK
車のガラスに「マイペット」を使うのはOKです。
ホームページを見てみると、「用途・使用量の目安」の欄に、<窓ガラス、ショーウィンドウ、鏡、家具、自動車の内装>と書かれています。これを見るだけで、幅広い素材のガラスから自動車の内装まで使えることが分かりますね。
ちなみに「マイペット」は弱アルカリ性です。窓についた油は酸化して酸性になっているため、車のガラスについた皮脂汚れを落とすのに有効な洗剤と言えるでしょう。
参考 https://www.kao.com/jp/mypet/mpt_mypet_01.html
マイペットで車のガラスを掃除する方法
マイペットを使って掃除する際は、タオル生地に洗剤を吹き付けてから使用することをオススメします。
これは後述でも触れますが、窓ガラス以外の箇所に直接使用するのはあまりオススメが出来ないからです。
なので、ガラス以外の箇所にマイペットが付着しないよう、雑巾やタオルに最初から染み込ませて掃除するのが最適な方法と言えます。
マイペットの使用方法
- 水2リットルに対してキャップに1/4(5ミリリットル)の量を混ぜます。
計量はキャップの内側で出来ます(ボトルの大きさでキャップの大きさが違うので気を付けてください)。 - マイペットを雑巾やタオルに吹き付けます。
フロントガラス、ドアガラス、サイドミラーと、ガラスのみを丁寧に拭きましょう - 雑巾についた洗剤を落として水拭きします。
- 最後に乾拭きをします。
仕上げに撥水コーティングを施すと尚良いでしょう。
※マイペットボトル(大)の場合
しかし物によってはワイパーなどを傷つけてしまうものもある
マイペットには界面活性剤が使用されています。
洗浄力は強力ですが、窓ガラス以外の部分への箇所は基本的に使用しないようにしてください。
例えば、ゴム材などは界面活性剤に弱いので、窓ガラスのパッキンやフロントガラスにあるワイパーに付着してしまうと、傷んでしまう可能性があります。
また、スプレータイプで使う「かんたんマイペット」のホームページには、「使えないもの」の欄に「自動車の塗装面」と書いてあります。
車のボディにワックスを塗っている場合は、油汚れを落とすマイペットとの相性は良くないと言えるでしょう。
洗車でマイペットを使用する時は、フロントガラスなどのガラス部分のみということを心がけておきましょう。窓ガラスのゴムパッキンやワイパーに着かないよう気を付けて、車のボディには絶対に使用しないでください。
参考: https://www.kao.com/jp/mypet/mpt_spray_00.html
最後に
いかがでしたでしょうか。マイペットはどこのご家庭でも一つは置いてあるかと思います。
本格的に洗車する際は専用のクリーナーを使った方が良いかもしれませんが、ガラス部分の汚れが気になった時はマイペットでサっと掃除する分には良いかもしれません。
マイペットでガラスを拭く際は使用量を確認すること、拭いた後は水拭きと乾拭きをすること、ガラス以外の箇所に着かないようにすること、この3つをしっかり守っていれば、車のガラスにマイペットを問題なく使用することができますよ。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。