フロントガラスの凍結防止にはどうするのがベスト?便利グッズも紹介

寒い冬の朝、急いでいるのにフロントガラスが凍っているせいで出発できない…!という状況に遭遇したことはないでしょうか。
特に寒い冬場はフロントガラスが凍りやすくなりますが、いつ凍結するかまでの予測は立てられません。
しかし、フロントガラスが凍結する原因と対処法を知っておけば、急いでいてもすぐに対処できるので、この記事でぜひ押さえておきましょう。
今回の記事では、フロントガラスが凍ってしまう原因と対処法、凍結防止策と便利グッズについてご紹介していきます。
目次
フロントガラスが凍結する原因
フロントガラスが凍結してしまうのは、夜間の「放射冷却現象」が原因です。
放射冷却現象とは、地面から空気中に向かって熱が流れていくことによって地表の温度が下がる現象のことをいいます。
熱が空気中に放出される過程でフロントガラスの温度が低下し、ガラスの表面が氷点下まで達すると、空気中の水分がガラスの表面に触れて凍ってしまいます。
降雪地であれ、普段あまり冷え込まない地域であれ、急激な気温低下に伴うフロントガラスの急な凍結は、忙しい朝や急いでいる時ほど時間のロスを生んでしまいかねません。
フロントガラスの凍結を解消する方法については以下の記事で詳しく解説しています。
あわせて、フロントガラスの凍結防止対策についてもぜひ覚えておきたいところです。
フロントガラスの凍結防止対策
フロントガラスの凍結をあらかじめ防止するには、主に5つの対策方法があります。
①屋根のある場所に駐車する
屋根のある場所に車を駐車すると、霜が降りてくるのを防ぐことができます。また、ガレージの中などに駐車するのも良いでしょう。
急激な冷え込みや気温低下が予想される前の日は、あらかじめ屋内ガレージや屋根のある場所へ駐車してください。
②プチプチ(気泡緩衝シート)をかぶせる
フロントガラスにあらかじめプチプチ(気泡緩衝シート)を被せておくことで、シートの持つ断熱性によってガラスの凍結を防止することができます。
詳しくは以下の記事で詳しく解説しています!
③ガラスにカバーをかける
フロントガラスの上にカバーをかけて、ガラスの表面上が凍結するのを防ぐのも1つの手段です。
カバーを車にかけるだけなので複雑な手順を踏まずに対策することができます。また、車内の中が見えにくくなるので、プライバシー保護も同時にできます。
④油膜を除去する
フロントガラス上の油膜を除去するのも、凍結を防ぐ1つの手段です。
通常、水分は温度が0℃になると凍り始めますが、これは純粋な水分の場合です。空気中に飛散している水分の中には油分などの不純物が含まれており、もう少し高い温度から凍り始めます。
したがって、油膜がガラス上についている状態ではガラスが凍結しやすくなってしまうのです。
⑤撥水剤を使用する
フロントガラスに撥水剤を使用すると、水が弾かれるので、ガラス表面が凍結したとしても、はがしやすくなります。
気温が低い状態でも効果を発揮する撥水剤が販売されています。効果や値段など、条件を確認してから購入してみてください。
フロントガラスの凍結防止アイテム
フロントガラスの凍結防止方法をご紹介してきましたが、凍結を防ぐのに役立つアイテムをご紹介します。
MARZ 凍結防止シート
フロントガラスの凍結だけでなく、紫外線や鳥の糞などからもガラス表面をあらゆるものから守ってくれます。また、簡単に取り付けも可能で、取り外した後もトランク内に収納可能です。
磁石が掲載してあるシートなので、風などで飛んでいくことのないように製造されています。
洗車の王国 撥水コーディング剤
プロにも使用されている撥水コーディング剤で、フロントガラス15枚分も施行できるほどの容量です。酸化を起こさない成分でできているので、安心して使用することができます。
アカネエーショップ ガラスカバー
軽自動車から普通車にまで対応したサイズで、簡単に収納できます。取り付けも非常に簡単で、フロントガラスの上からカバーをかけた後、ドアで端を挟みます。
最後に
今回の記事では、フロントガラスの凍結を防止する方法をご紹介してきました。また同時に、凍結防止アイテムもご紹介してきました。忙しい朝に解氷するのは大変です。自分の車に合う方法で、フロントガラスの凍結を防ぎましょう。