スピード違反の点数・罰金一覧!一発免停の基準とリセット条件
「スピード違反で捕まってしまったかもしれない」「一発で免停になるのかな?」と、現在の点数や罰金について不安を感じていませんか?
スピード違反のペナルティは、超過した速度や走行していた道路(一般道・高速道)によって大きく異なります。
しかし、条件を満たせば加算された点数がリセットされる特例も存在するため、まずは正しい知識を持つことが大切です。
本記事では、年間8万4,000件以上のカーメンテナンス実績を持つ「glassStyle」が、スピード違反の点数や反則金・罰金の一覧、一発免停の基準、そして点数が消える条件まで分かりやすく解説します。
現在の状況と照らし合わせて、落ち着いて今後の対応を確認していきましょう。
目次
まず確認!スピード違反の点数と反則金・罰金一覧
こちらでは、スピード違反(速度超過)の基準を紹介し、一般道路と高速道路での違反点数・反則金について解説していきます。
速度違反は何キロから捕まるかについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
道路交通法におけるスピード違反とは?
最高速度については、道路交通法の「第二節 速度」の第二十二条で以下のように定められています。
(最高速度)
第二十二条 車両は、道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他の道路においては政令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない。
引用:道路交通法 | e-Gov法令検索
一般道路や高速道路で法定速度や制限速度を超えた場合、取り締まりの対象になります。
道路交通法では「制限速度」という言葉は存在しません。
前述の道路交通法・第二十二条の項目で「道路標識等によりその最高速度が指定されている」と記載がありますが、これを「制限速度」だと思ってください。
「法定速度」と「制限速度」の意味は次のようになっています。
- 法定速度:道路標識等がなく、特に速度の指定がない場合に出せる最高速度
- 制限速度:道路標識等で指定されている場合に、その道路で出せる最高速度
以下の画像が最高速度の道路標識です。

一般道路・高速道路の反則金と違反点数
一般道路・高速道路ともに、超過速度が上がるほど反則金や違反点数が増えます。点数の内容に関しては、一般道路と高速道路で若干異なります。
【一般道路の反則金/罰金・違反点数】
| 超過速度 | 反則金/罰金 | 違反点数 |
|---|---|---|
| 時速15km未満 | 9,000円 | 1点 |
| 時速15~20km未満 | 1万2,000円 | 1点 |
| 時速20~25km未満 | 1万5,000円 | 2点 |
| 時速25~30km未満 | 1万8,000円 | 3点 |
| 時速30~35km未満 | 6ヶ月以下の懲役、または10万円以下の罰金 | 6点 |
| 時速35~40km未満 | 6ヶ月以下の懲役、または10万円以下の罰金 | 6点 |
| 時速40~45km未満 | 6ヶ月以下の懲役、または10万円以下の罰金 | 6点 |
| 時速50km以上 | 6ヶ月以下の懲役、または10万円以下の罰金 | 12点 |
【高速道路の反則金/罰金・違反点数】
| 超過速度 | 反則金/罰金 | 違反点数 |
|---|---|---|
| 時速15km未満 | 9,000円 | 1点 |
| 時速15~20km未満 | 1万2,000円 | 1点 |
| 時速20~25km未満 | 1万5,000円 | 2点 |
| 時速25~30km未満 | 1万8,000円 | 3点 |
| 時速30~35km未満 | 2万5,000円 | 3点 |
| 時速35~40km未満 | 3万5,000円 | 3点 |
| 時速40~45km未満 | 6ヶ月以下の懲役、または10万円以下の罰金 | 6点 |
| 時速50km以上 | 6ヶ月以下の懲役、または10万円以下の罰金 | 12点 |
一般道路の法定速度は60km/h、高速道路は100km/hです。高速道路の場合はある程度スピードを出しても良いため、一般道路と比べると反則金や違反点数が厳しくありません。
一般道路は歩行者や自転車も通行するため、高速道路に比べて危険度が高く、超過速度に対する反則金や違反点数がより厳しく設定されています。
速度違反は何キロから捕まる?1キロ超過でも違反?
速度超過は道路交通法上、1km/hでも基準を超えれば違反として扱われます。
ただし実務では、速度測定器に誤差がある場合もあるため、実際に1km/hや2km/hの超過で摘発されることはほとんどありません。
実際に速度計の誤差や安全確保の観点から、10km/h前後を超えたあたりから取り締まりが行われる例が多いとされています。
これは、警察が効率的に取り締まるために、超過速度の幅をある程度持って取り締まっているためです。
免許停止になる速度超過の基準と前歴の影響について
スピード違反で一発免停になるのは、一般道路と高速道路で異なります。こちらでは、免許停止の基準から、前歴がある場合の行政処分への影響について解説していきます。
一般道30キロ・高速道40キロオーバーは「一発免停」

一発免停になる点数は「6点以上」で、一般道路と高速道路での一発免停の超過速度は以下の通りです。
- 一般道路:30km/h以上の超過速度
- 高速道路:40km/h以上の超過速度
ただし、運転免許の違反点数は累積方式となっています。過去3年以内の違反点数が、6点以上になった場合は免停の対象です。
一発免停にならなかったとしても、短期間でスピード違反を繰り返して点数が6点以上に積み重なると免停の対象となるため注意が必要です。
さらに、違反点数が15点以上になると今度は「免許取り消し」の対象となるので覚えておきましょう。
前歴がある場合の行政処分への影響
前歴がある場合は、同じ速度超過でも行政処分が重くなる可能性があります。前歴とは、過去3年間に「免許の停止・取り消し」などの行政処分を受けた回数のことです。
免許取り消しは累積15点以上で適用されるため、違反点数12点では免許取り消しになることはありません。
しかし、過去3年以内に前歴がある場合は処罰基準が引き下がるため、一発で免許取り消しになる可能性があります。
交通違反の点数はいつ消える?リセットの条件
3点以下の軽微な違反点数であったり、違反後に安全運転を続ければ、点数がリセットされることがあります。
違反点数のリセットと「3ヶ月特例」について
違反点数のリセットについては、警視庁のホームページで次のように記載されています。
点数計算の優遇
・1年間、無事故・無違反の方
免許停止期間や免許が失効した期間を除き運転可能な期間が、前の違反と後の違反までの間が1年以上無事故・無違反・無処分である場合に限り点数は累積されません。・2年間、無事故・無違反の方
2年以上無事故・無違反・無処分で、1点、2点又は3点の違反行為をし、その後3ヶ月以上無事故・無違反で経過したときは、その点数は累積されません。※ただし、この場合であっても、この点数は消えるのではなく、違反歴として残っています。
引用:点数計算の優遇|警視庁
累積された点数は、最後に違反した日から1年間を無事故・無違反を続ければ、前歴は消えて点数がリセットされます。
また、過去2年間を無事故・無違反で過ごした優良ドライバーであれば、3点以下の違反に関しては、違反日から3ヶ月間無事故・無違反で過ごすことで、違反点数が0に戻ります。
これは優良ドライバーの特権で、3点以下の軽微な違反であれば、反則金を納めることで点数が0に戻ります。
交通違反の点数に関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
スピード違反をすると次回の更新でゴールド免許はどうなる?
軽微な違反1回で即座にブルーへ変更されるわけではありませんが、免許更新時に違反歴がある場合はブルーになる可能性があります。
スピード違反を一度でもすると、次回更新でゴールド免許の条件である「過去5年間の無事故無違反」を満たせなくなるからです。
速度超過は違反歴として確実に記録されるため、点数が消えていても更新時の評価に影響します。
違反後に長期間安全運転を続ければ再びゴールドに戻れますが、更新タイミングによっては等級が下がる点を理解しておきましょう。
スピード違反で渡される書類と出頭の流れ

スピード違反で取り締まりを受けると、警察から書類が手渡されます。ここでは手渡される書類と、出頭の流れについて解説していきます。
スピード違反で渡される書類について
スピード違反で捕まると書類が手渡され、超過速度によって「青切符」「赤切符」のいずれかが渡されます。
よく「切符を切られる」という言い方をしますが、この名称に由来します。違反点数で渡される書類と、切符の正式名称については以下の表を参考にしてください。
- 青切符(交通反則告知書):5点以下
- 赤切符(道路交通法違反事件迅速処理のための共用書式):6点以上
出頭するのは「赤切符」だけ
警察署や裁判所に出頭するのは、免停の対象となる赤切符だけです。
赤切符の場合は刑事罰が科されるので、取り締まられた後日に警察署や裁判所に出頭し、裁判の手続きを行わなければいけません。
| 切符 | 流れ |
|---|---|
| 青切符 | 出頭は必要ありませんが、反則金はその場で支払うか、後日銀行や郵便局で納付をしなければいけません。 |
| 赤切符 | 警察署や裁判所に出頭して裁判の手続きを行い、刑事罰を受けなければいけません。 |
スピード違反を防ぎ安全運転を継続するために
気を付けていても、見通しの良い道や景色が変わらない高速道路、焦ったりイライラしたりした場面では、ついついスピードを出してしまうケースがあります。
スピードを出しやすいケースをあらかじめ想定し、対策を理解することが、スピード違反を防ぐための有効な対策です。
見通しの良い道はスピードを出しやすいため注意する
広く長い直線や下り坂、交通量が少ない走りやすい状況では無意識にスピードが出やすいです。
また、夜間は交通量が少なく、周囲の景色も見えにくいため、スピードが出ていないように感じます。
高速道路では景色が変わらず、「スピードを出しても良い」という心理から、ついつい超過速度に陥りがちです。
そのため、そういった見通しの良い道、スピードが出やすい場面では意識的にアクセルを緩め、スピードを出し過ぎないように気を付けましょう。
「急ぎの心理」を覚えておく
約束の時間に遅れそうで焦ったり、前の車が遅くてイライラしたりすると「急ぎの心理」というものが顔を出します。
これは、人間のDNAに「急ぐこと」が本能として刷り込まれているためです。
そのため自分の中に「急ぎの心理」があることを理解し、焦ったりイライラしたりしたら、数秒間ひと息ついて運転するようにしてください。
クリアな視界の確保が余裕のある運転に繋がる
スピード違反を防ぐためには、ドライバー自身の心理状態を落ち着かせることが重要ですが、実は「車のフロントガラスの状態」も運転心理に大きな影響を与えます。
フロントガラスに飛び石によるヒビ割れがあったり、油膜や水垢で視界がギラついていたりすると、ドライバーは無意識のうちにストレスを感じ、視野が狭くなりがちです。
視界が悪い状態での運転は、「早く目的地に着いて楽になりたい」という焦りを生み、結果としてアクセルを踏みすぎてしまう原因に繋がります。
日頃からフロントガラスのキズを修理し、撥水コーティングや油膜落としを行ってクリアな視界を保つことは、心に余裕を持たせ、スピード違反や重大な事故を防ぐ有効な対策の一つです。
【Q&A】スピード違反の点数に関するよくある疑問・質問
こちらでは、スピード違反の点数に関するよくある疑問・質問について回答していきます。
原則として、最後に違反した日から「1年間」無事故・無違反を継続すれば点数はリセットされます。
ただし、過去2年間無事故・無違反であった優良ドライバーが3点以下の軽微な違反をした場合に限り、違反後「3ヶ月」無事故・無違反で過ごすことで点数がリセットされる特例(3ヶ月特例)が存在します。
過去3年間に免停などの前歴がない場合でも、累積点数が「6点」に達すると30日間の免停処分となります。
一般道で30km/h以上、高速道路で40km/h以上の速度超過をすると、1回の違反で6点以上が加算され「一発免停」となるため注意が必要です。
日本の交通違反制度は減点方式ではなく「加算方式」であるため、スピード違反をした時点で必ず点数は加算されます(1km/hの速度超過から対象となります)。
ただし、先述の「3ヶ月特例」などの条件を満たすことで、後日点数がリセットされ、実質的に累積計算にカウントされなくなるケースはあります。
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「glassStyle」は、年間84,000件以上のフロントガラストラブルに対応する「glassD・DUKS」が運営するオウンドメディアです。
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まとめ|スピード違反に気を付けて安全運転を
- 一発免停は一般道路で超過速度30km/hから、高速道路で超過速度40kmから
- 違反した日から、無事故・無違反を1年間続ければ点数がリセットされる
- スピード違反で出頭するのは「赤切符」だけ
スピード違反のペナルティは、超過速度や一般道・高速道路の違いで大きく異なります。
しかし、1年間の無事故・無違反や「3ヶ月特例」の条件を満たすことで点数はリセットされます。
もし違反をしてしまっても焦らず、まずは自分の状況とリセット条件を確認しましょう。
また、無意識の速度超過を防ぐためにも、フロントガラスをクリアに保ち、心に余裕を持った安全運転を継続することが何よりも大切です。
この記事の監修者
DUKS 受付窓口責任者
吹浦 翔太
年間84,000件のフロントガラストラブルに対応するDUKSグループで、受付窓口の責任者を務めています。
2008年から6年間、現場での実務経験を積み、現在は国内主要ディーラー各社からの修理依頼を中心に、状況の整理と修理方針の判断に携わっています。
保有資格は「JAGUフロントマスター」「ダックス事務検定2級」。
現場で培った知見をもとに、お客様にとって最善の修理をご案内します。

