夏のドライブを快適に|車内の灼熱地獄には「窓対策」を

雑学

日差しの強い夏の時期、乗車してからエアコンが効くまでの車内の暑さは耐え難いものがありますよね。

買い物やドライブ等でお子さんと乗車する場合、熱中症のリスクが高まることも心配です。運転中はもちろん、車に乗り込む瞬間も出来るだけ快適な温度であって欲しいものです。

夏は、最も気温の高い昼間はもちろん、早朝から車内温度が上昇していきます。

今回は、夏のドライブを快適にするための秘策として「夏の窓対策」について解説していきます!

夏の車内温度は早朝からグングン上がる

夏は日の出の時間が早く、7月で4時台、8月でも5時過ぎには日が昇ります。

7時台に家を出ると仮定すると、日の出から2時間程度は車が太陽の下に晒されているということになり、早い時間から車内の温度が高くなっているのです。

屋根がある駐車場の場合でも、太陽の角度によっては車が直射日光を受けるので、屋根があるからといって車内温度が高くならないとは言い切れません。

車内の温度上昇を和らげる方法

車内温度が上昇すると、熱中症の危険も高まります。また、車内にこもった熱によって、車内で保管しているものが破損してしまう可能性も大きいです。

そうならないためにも、窓対策をして駐車中の車内の温度上昇を和らげる必要があります。

サンシェードを取り付ける

サンシェードとは、窓ガラスやダッシュボードに取り付ける日よけのアイテムです。

停車時・駐車時にフロントガラスにサンシェードを取り付けておけば、ダッシュボードの温度上昇を抑えることができます。

サンシェードを効果的に使用する場面としては、

  • アウトドアやショッピングモールで駐車するとき
  • 車を運転する頻度が少ない場合

などで、特に屋根のない場所で長時間の駐車をするときは、サンシェードを取り付けるのがおすすめです。

※ただし走行中にフロントガラスや運転席・助手席の窓ガラスにサンシェードを取り付けると道路交通法違反になってしまいます。充分注意してください。

サンシェードに関しては、以下の記事で詳しく解説しています!

カーテン

カーテンは、夏の強い日差しによる温度上昇を抑えるために有効なアイテムと言えます。

サンシェード同様、走行中にフロントガラスや運転席・助手席の窓ガラスに取り付けることは出来ません。

カーフィルム

カーフィルムは、

  • 断熱効果
  • UVカット効果

などの効果があるので、冷房の効率が上がり、車内の空間を最適に保つ効果や日焼けを抑える効果もあります。

カーフィルムに関しては、以下の記事で詳しく紹介しています!

断熱スプレーを使う

断熱スプレーは、窓ガラスに吹きかけて使うアイテムです。カーフィルムと比べると紫外線を防ぐ効果はありませんが、手軽に断熱コーティングができます。

スプレーを吹きかけるだけでガラスから伝わる熱が減少し、エアコンの冷気が車内全体にいきわたり、エアコンの効率がアップします。商品にもよりますが、効果は1ヶ月ほどのものが多いです。

通販サイトで2,000円程度で購入することができるので、ぜひ探してみてください。

ほんの少しだけ窓を開けておく

ほんの少し窓を開けておくことで、車内の空気を換気することができ、温度の上昇を抑えることができます。

ただし、防犯上の危険が伴うため、必ず安全が確保できる場所でのみ行うようにしてください。

また、盗難の被害に合わないためにも、出来るだけ貴重品は置かないようにしましょう。

遮熱フロントガラスに交換する

長時間車に乗るなら、早い段階で遮熱効果の高いガラスに交換するのもおすすめです。

遮熱フロントガラスは、赤外線を防いで光を通す性質があるので、車内温度の上昇を抑えつつ明るさを保てるメリットがあります。

遮熱フロントガラスの効果については、以下の記事で詳しく解説しています!

クールベール・クールベールプレミム

遮熱フロントガラスの代表として挙げられるのが、クールベールです。クールベールとは、AGC旭硝子が製造する遮熱フロントガラスになります。

  • 夏場の車内温度が10℃以上抑えられる
  • 紫外線(UV)カット効果がある
  • 赤外線(IR)の波長領域をカットして肌にくるジリジリ感を抑えられる
  • 冷房の効率があがる

などの効果があり、純正ガラスとほぼ同じ値段で交換することができます。少々お値段が高くなりますが、紫外線を99%カットするクールベールプレミアムへの交換もおすすめです。

クールベール・クールベールプレミアムに関しては、以下の記事でも詳しく紹介しています!

カーフィルム

遮熱フロントガラスは、あくまでフロントガラス用です。後部座席、リアガラスも遮熱対策をするなら、カーフィルムがおすすめです。

カーフィルムは遮熱フロントガラス同様に、

  • 断熱効果
  • 紫外線(UV)カット効果
  • 冷房効率を上げる

などの効果があり、車内の空間を最適に保つ効果や日焼けを抑える効果もあります。

カーフィルムに関しては、以下の記事でも詳しく紹介しています!

絶対NG!窓対策をしても車内に子供を一人きりにしない

「ちょっと買い物するだけだから…」「10分だけ離れるだけだから大丈夫だろう…」

そんな考えで、炎天下の車内に子どもを一人きりするのは絶対にやめましょう。窓対策で車内温度の上昇を和らげることはできても、車内を涼しくすることはできません。

サンシェードやカーテンを取り付けても、車内に10分間 放置するだけでも熱中症になる危険性は充分にあります。

また、エアコンを点けっぱなしの状態でも、エンジンを掛けたまま車内に子供を放置するのは危険です。子供が誤ってハンドルを触ってしまったり、車上荒らしが子供を乗せたまま車ごと連れ去ったりする危険など、危険は多く潜んでいます。

油断や慢心はせず、夏場のドライブは子どもから目を離さずに一緒に行動するようにしてください。

できるだけ早く車内温度を下げる方法

夏はキャンプやBBQなどの、アウトドアイベントが盛りだくさんです。川沿いやショッピングモールの駐車場など、屋根のない炎天下に車を長時間 駐車する機会も多くなります。

窓対策で車内温度の上昇を和らげても、車内が涼しくなるわけではありません。いざ車に乗ると、やはり蒸し暑く感じます。

「車内温度の上昇を和らげる方法」と一緒に、「できるだけ早く車内温度を下げる方法」も覚えておくと、車に乗った直後でも、車内を快適にすることが可能です。

窓を一箇所開けてドアの開け閉めをする

駐車スペースにある程度の余裕がある場所なら、この方法がおすすめです。車に乗る前に、車内の熱気を外に逃がすことで、車内温度を下げる方法です。

  1. 助手席の窓(もしくは助手席側の後部座席の窓)を全開にする
  2. 運転手側のドアの開け閉めを5〜6回繰り返す

外の空気を中に入れ、車内の熱気を外に逃すことができます。窓は一箇所だけ開ければ十分ですが、運転席側の窓を開けるときは助手席側のドアを開け閉めしてください。

エアコンの外気導入モードを使う

もしもスペースがない場合や、急いで車を発進したい場合は、こちらの方法がおすすめです。走行しながら車内温度を快適にすることができます。

  • エアコンを外気導入モードにして車を走行する
  • 3分ほど走行したら窓を閉め内気循環モードに切り替える

外気導入モードの使用とあわせて窓を開けたまま走行することで、車内の熱気を効率的に外へ逃がすことができます。

窓を全開にするときは、車内に置いてある物(クッションなど)が外に飛び出さないように気を付けてください。後部座席に子どもが乗っているときは、半開くらいにしておいた方が安全です。

濡れタオルや冷却スプレーを使う

キャンプやBBQなどのアウトドア時には、タオルや瞬間冷却スプレーを持ち合わせていることが多いです。

タオルを濡らしてダッシュボードや座席、ハンドルを拭いた理、瞬間冷却スプレーを同様の場所に吹きかけることで、熱を帯びやすい場所を冷ますことができます。

ただし、冷却スプレーは可燃性ガスを含んでいます。暑い車内に放置しておくと爆発する可能性があるので、必ず外に持ち出すようにしてください。

エンジンスターターを使用する

エンジンスターターとは、遠隔でエンジンの始動やエアコンの操作するカー用品です。車に乗る前にリモコンで車内の温度を確認できるので、最適なタイミングで車に乗り込めます。

値段は2〜3万円台と、決して安くはありません。しかし、

  • ドアを開け閉めする手間がかからない
  • 500〜1500m先でも操作ができる
  • モノによるが7年くらいは使用できる

といったメリットもあります。もちろん、冬場の車内も早めに暖めておくことができるので、お財布に余裕がある場合は購入しておいても良いでしょう。

最後に

地球温暖化の影響もあり、夏の気温は年々上昇しています。

窓対策をしても5〜10分ほど車から離れる場合に、炎天下の車内に子どもを一人きりするのは絶対にやめてください。窓対策で車内温度の上昇を和らげることはできても、車内を涼しくすることはできません。

サンシェードやカーテンを取り付けても、車内に10分間 放置するだけでも熱中症になる危険性は充分にあります。

窓対策はあくまで、誰も車に乗っていないときに車内温度を抑える手段と捉えましょう

窓対策をしながら、車に乗るときは今回紹介した、車内温度を下げる方法もぜひ試してくださいね。

参考:気象庁・日本の各地域における気候の変化

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