カーフィルムを貼る事による効果、種類、施工方法などを紹介。
カーフィルムとは、文字通り「車の窓に貼るフィルム」のことです。車内の内側から貼り付けて、外から車の内部を見せない効果や、夏場の強い陽の光を遮る効果があります。
そのため「プライバシーフィルム」とも呼ばれ、車内をプライベート空間として楽しみたい方達に親しまれています。
今回は、カーフィルムの効果や、種類、施工方法について説明していきます!
目次
カーフィルムの効果
車内のプライバシー確保
車の外から窓を通して内部を見ることが出来ないので、人通りが多い街中で車を停止中に、人に覗かれている気がしてストレスに感じてしまうことを緩和出来ます。
また、車内に荷物を積んだり、仮眠をとる際、車内を見られることはない為、プライバシーを守ることができます。
ガラスの飛散防止
カーフィルムにはガラスの飛散防止効果もあるので、万が一ガラスが割れた時もガラス片で怪我をするリスクを最小限に減らせます。
というのも、自動車のガラスはフロントガラスを除いて、飛散防止されてはいません。
そのため、万が一事故などで後方のガラスが割れるようなことがある際、ガラス片が飛散してしまうため、後部座席の方の安全は守れないのです。
車上荒らし防止
カーフィルムを使用している多くの方は、外部から車内が見えない状態をつくるために貼っていると思いますが、車内を外部から物色し犯行に及ぶ車上荒らしに対して、フィルターをかけるという点では犯行防止することが可能です。
断熱効果
また、カーフィルムには陽の光を遮る効果があるので、夏場の運転中はクーラーの効きが良くなり、車内の空間を最適に保ちやすくなります。
また、夏場で言うと車内温度の上昇を緩和する効果も見込めるので、屋外の駐車場に長時間駐車して車へ戻って来た時など、快適に過ごし易くなるでしょう。
デメリットとしては、陽の光を遮るので車内が暗い感じになったり、駐車する時にバッグが見えにくくなったりすることが挙げられます。
また、夜間は後ろの視界がほとんどなくなる場合もあります。
カーフィルムの種類
カーフィルムにはスモークフィルム・カラーフィルム・クリアフィルム・ミラーフィルムの4種類が存在します。それぞれに特徴が違うので、一つ一つ掘り下げて解説します。
スモークフィルム
黒色のフィルムで、前述で紹介した車内を覗かれにくくする効果や、陽の光を遮ることによる断熱効果や紫外線カットの効果があります。
スモークの濃度によって、真っ黒なタイプから若干透けて見えるタイプまであります。
販売されている透過率としては1%~45%のスモークフィルムが主流です。
カラーフィルム
フィルムに色が付いているもので、黒以外にも赤・青・黄色などがあり、車をドレスアップしてファッションとして楽しむことが目的と言えるでしょう。車内を見られにくくする効果も抜群です。
クリアフィルム
スモークフィルムと比べて視界がクリアになるのが、このフィルムの特徴です。UVカットにも優れており、若干青みがかったフィルムが貼られていることが多いです。
ミラーフィルム
マジックミラーのようなタイプで、外からはほとんど見えなくなり、逆に車の中からはしっかりと外が見えます。また、遮熱性にも優れておりスモークフィルムに比べると少し高価に設定されています。
施工方法
施工については、専門店に頼むパターンと自分で施工するパターンがあります。
専門店に頼む場合は、お店によって値段が変わりますが、3万円~6万円程度が相場と言えるでしょう。
自分で施工する場合には、準備する道具が沢山あります。また、フィルムの種類によって用意する道具も変わってくるので注意してください。
施工についても順序があるので、以下の記事を参考にしてみてください。
最後に
カーフィルムにも種類がいくつかあり、後部座席・ドアの窓で貼るフィルムを変えても良いかもしれません。
DIYや工作などが好きな方は、自分でカスタマイズする楽しみもあります。愛車をカッコ良く見せるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。