車のガラスについてしまった「ぶつぶつ汚れ」の正体とは?
「あれ?ガラスがなんか汚れている…」と、愛車を見てみると、ぶつぶつした汚れがついていることがあります。
この記事では、ぶつぶつの正体と、「ぶつぶつ汚れ」を取り除くために適した掃除の仕方をご紹介していきます。
目次
「ぶつぶつ汚れ」の正体
汚れの原因はさまざまですが、考えられるのは主に以下の3つです。
原因1.空気中のホコリが乾燥してこびりついてしまった
車はいつも外気に直接さらされています。空気中に含まれている
- ホコリ
- 排気ガス
- ゴミ
- 花粉
- 黄砂
- PM2.5
などが付着してしまいます。
それらがガラスにこびりついてしまい、「ぶつぶつ汚れ」になってしまうのです。
原因2.小さい虫がついてしまった
山道などの自然あふれる場所は、いろんな虫が飛んでいます。
走っていると、車にどんどん虫がぶつかってきます。夏ならなおさら虫は多いですよね。
また、高速道路を走ったあとにも、虫がついていることがあります。
原因3.ペンキ、塗料が付着してしまった
自分で車を修理やスプレー塗装をしている最中、誤って飛び散らせてしまったという経験はないでしょうか。
車好きの方は、自分の好きな色にボティを変えたり、部分的に塗装したりしますよね。そのときに使ったスプレー剤が飛び散ったものがぶつぶつ汚れとして残ってしまっていることがあります。
汚れを消す対処方法
どんな汚れであっても、車を傷めないために、最初は水洗いをするのが基本です。
小さなゴミでも上からこすると傷の原因になってしまうので、水を流しながら行ってください。
水を使って汚れを流したら、最後に乾いた布で丁寧に拭きましょう。
ただし、水で簡単に落ちればいいのですが、頑固な汚れは水ではなかなか落ちないこともあります。
さらに綺麗にするためには、汚れに適した方法で綺麗にしていきましょう。
付着した「ホコリ」を落とすには
「ぶつぶつ汚れ」の原因がホコリであることが分った場合、ガラスクリーナーを使ってみましょう。
ガラスクリーナーは、カー用品コーナーで購入することができます。
掃除方法は、ガラス専用のクリーナーの使用方法に準じて行うのがベストです。
使用する布は、繊維が付着しないマイクロファイバークロスがおすすめです。
付着した「小さい虫」を落とすには
べったりと貼り付いた虫を落とすのはかなり大変な作業です。虫がついてすぐの状態なら、水やお湯で落ちることもありますが、時間が経てば経つほどこびりついてなかなか落ちません。
小さな虫は、油分や酸性成分を含んでいるので、乾くと酸焼けを起こしてしまいます。
さらに時間が経つと、酸が徐々にガラスに浸透し、ガラスが白化する事態にもなりかねません。
時間が経った場合には、弱アルカリ性の洗剤を使います。できれば、専用の虫クリーナーを使うようにしてください。
付着した「ペンキ、塗料」を落とすには
ペンキや塗料は、水やお湯では太刀打ちできません。おそらく、洗剤やガラスクリーナーでも厳しいです。
ペンキや塗料のような頑固な汚れには、ヘラやスクレーパーを使って対処してみましょう。ヘラやスクレーパーに使われている素材には、プラスチックや金属がありますが、金属のものを使うとガラスを傷つけてしまうこともあるので、できるだけプラスチック製のものを使うようにしてください。
ガラスクリーナーで表面を保護してから作業を行うのがコツです。
「ぶつぶつ汚れ」を落とすときの注意
綺麗になるからといって、間違ってもメラミンスポンジや研磨剤を含んだもので洗わないようにしてください。ガラスに傷をつけてしまいます。
最後に
今回は車のガラスにいつの間にかついてしまっていた「ぶつぶつ汚れ」に関してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ぶつぶつの原因は様々ですが、適した方法で早めに掃除することにこしたことはありません。
今回ご紹介した方法を試してみても綺麗にならない場合は、早めにディーラーやガソリンスタンドなどの専門業者に依頼してくださいね。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。