リース車の傷はバレない?原状回復の基準と正しい対処法を解説

トラブル

「リース車に傷をつけてしまった。自分で直せばバレないかな?」と焦っていませんか?

結論から言うと、自己流の修理や隠蔽はNGです。プロの査定で確実に見抜かれ、二重請求や契約違反になるリスクがあります。

本記事では、リース車の傷はどこまでが許容範囲なのか、原状回復の基準や修理費用の負担についてプロの視点で解説します。

ボディの擦り傷やフロントガラスの飛び石に対する正しい対処手順も紹介しますので、まずは焦らずご一読ください。

目次

リース車に傷をつけたらバレる!その理由は?

リース車 傷 バレない

リース車の傷を隠したり修理したりしても、プロの査定で隠蔽やセルフ修理は見抜かれる可能性が高いです。

具体的に以下の3つのポイントから、修理跡を確実に見抜かれてしまいます。

  • 塗装膜厚計を使った金属パネルの再塗装判定
  • 目視によって塗装の違いを見極める
  • ボルト脱着跡や部品交換履歴の見極め

塗装膜厚計を使った金属パネルの再塗装判定

塗装膜厚計とは、塗装の厚さをミクロン単位で測る機器のことです。返却したリース車両は、塗装膜厚計を使って傷の有無や修理跡を見極めます。

新車時の純正塗装は、ボディ全体でおおむね100〜150μmが基準です。補修塗装を行った部分は200μmを大きく超える数値を示し、機器の計測で即座に差が浮き出ます。

塗装膜厚計でドアやパネルなど、パーツごとに数値を計測すれば、どの部分がどの程度補修されているかが、グラフのように浮かび上がります。

外観が綺麗でも数値の不自然な盛り上がりで補修歴が判断され、擦り傷を隠したつもりでもプロの査定では確実に把握されます。

目視によって塗装の違いを見極める

塗装膜厚計を使わなくても、目視による塗装の違いを見極められることがあります。

工場ラインで仕上げられた純正塗装は面の肌感が均一で、光を当てた際の反射も滑らかに揃います。

一方、補修塗装はわずかな凹凸や艶の差が残り、専用照明の下では補修部分だけ反射の角度が変わって見えるため、慣れた査定士は遠目からでも違和感を察知します。

擦り傷を隠すために部分的な再塗装を行っても、色味のわずかなズレや塗膜のムラが浮き上がり、プロの目ではすぐに判別されるため、自己流の修理では隠し通すことは困難です。

ボルト脱着跡や部品交換履歴の見極め

バンパーやフェンダーを外して補修した場合、固定ボルトの角に工具でついた微細な傷が残り、純正組立の均一な締め付け跡とも明確に違いが出ます。

さらに、交換した部品は塗装の質感や経年の差が周囲と揃わず、プロの査定士はその不自然さを短時間で見抜きます。

飛び石傷の修理でも修理した痕跡が残るため、自己流の補修では隠し通すことが難しく、返却時の追加請求につながる可能性が高まります。

リース車の勝手な修理がNGな理由

リース車を勝手に修理すると、契約上も費用面でも大きな不利益を招きます。

ほとんどのリース契約書には「事故や損傷が発生した場合、速やかにリース会社へ報告する義務」が明記されており、無断修理は契約違反として扱われます。

さらに、低品質な補修が見つかった際は、リース会社が適正な品質まで再修理を行うため、二重に費用を負担する可能性が高いです。

リース車の傷はどの程度なら許容範囲?原状回復の基準

リース車 傷 どの程度

リース車に傷ができた場合、傷が1cm以上の大きさかどうかが、原状回復のポイントです。

ただし、フロントガラスに飛び石傷ができた場合は早めに対処しないと、傷が悪化する可能性があるのでリース会社へ早めに相談しましょう。

【OK】1cm未満の小傷は原状回復が不要

原状回復が不要となる主な傷

・爪が引っかからない浅い線傷
・ドアノブ周りの爪傷
・1cm未満の飛び石傷

1cm未満の小さな傷は、原状回復の対象外となるケースが多く、リース車でも許容されるのが一般的です。

たとえば、爪でなぞっても引っかからない浅い擦り傷であれば、走行中に自然に付くレベルと判断されることが多く、追加請求とはならないでしょう。

ただし、同じ1cm未満でも塗装が剥がれて地肌が見えている場合は扱いが変わり、リース会社の判断によって補修が必要になるケースがあります。

飛び石傷も、表面の浅い欠けなら問題にならない場合がありますが、欠けが深いと交換対象になるため、事前に基準を確認することが重要です。

【NG】1cm以上の擦り傷やへこみは修理の対象

原状回復が必要となる主な傷

・バンパーの擦り傷
・ドアパネルへのへこみ
・アルミホイールのガリ傷
・フロントガラスのヒビ割れ

1cm以上の擦り傷やへこみは、リース車では原状回復が必要と判断されることが多く、返却時の修理費用の対象になります。

バンパーの擦り傷が長く伸びている場合や、ドアパネルに明確なへこみがある場合は、走行中の自然な劣化とは見なされず、補修が必須となるケースが一般的です。

アルミホイールのガリ傷も1cmを超える深い削れは交換判断につながりやすく、フロントガラスのヒビ割れは小さくても安全性の観点から修理や交換が求められます。

傷の大きさだけでなく、深さや周囲への影響も評価されるため、基準を理解しておくことが重要です。

【注意】フロントガラスの飛び石傷は小さくても交換・修理になるケースが多い

フロントガラスの飛び石傷は、リース車の原状回復基準の中でも特に厳しく扱われる部分です。

小さな欠けでも内部へ衝撃が伝わっており、走行中の振動や温度差で傷が伸びる恐れがあります。

放置してヒビが広がると補修では対応できず、高額なガラス交換が必要になるため、早急な対処が必要です。

1cm未満の浅い欠けなら許容される場合もありますが、欠けの深さや位置によっては安全性の観点から修理が求められるケースも多く、リース会社の判断が分かれる部分です。

特に運転視界に近い傷はリスクが高いため、早めの相談が安心につながります。

フロントガラスにできた傷の修理が必要な場合、年間8万4,000件以上の施工実績がある「glassD・DUKS」に、ぜひご相談ください。

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飛び石傷がNGな理由については、こちらの記事でも詳しく解説していきます。合わせて参考にしてください。

カーリースの車に傷がついた際の修理費用は誰が負担する?

リース車 原状回復 どこまで

カーリースの車に傷がついた場合、基本的には契約者(利用者)が費用を負担します。

傷の修理や部品交換など、のちのち原状回復費用を請求されるのが不安であれば、任意保険(車両保険)を活用して自己負担を減らすようにしましょう。

原則として修理費用は契約者が自己負担する

カーリースの車に傷がついた場合、修理費用は原則として契約者が自己負担するのが一般的です。

契約者の過失で生じた擦り傷やへこみはもちろん、契約内容によっては台風や飛来物などの自然災害による損傷であっても、全て契約者負担となるケースがあります。

返却時の原状回復はリース会社が定めた基準で判断されるため、バンパーの擦り傷やガラスの飛び石傷が基準を超えている場合は修理費が請求されます。

任意保険(車両保険)を活用して自己負担を減らす

カーリースでは、税金や自賠責保険料が利用料金に含まれていますが、基本的に任意保険(車両保険)は含まれていません。

そのため車を運転する以上は、車が傷ついたり事故に遭ったりするリスクを考慮して、任意保険の車両保険に加入しておくのがおすすめです。

車両保険に加入しておくと、ご自身の車両の修理費用が補償されるため、万が一傷をつけてしまった際も原状回復費用の負担を大幅に軽減できます。

さらに、対人・対物賠償などの基本補償と合わせることで、事故が起きた際のリスクにも幅広く対応可能です。

事故や接触によって発生した車両の傷やへこみにかかる修理費用が補償され、原状回復費用の負担を軽減できます。

その他、原状回復費用が発生しやすいケース

飛び石傷や外装のへこみ以外にも、以下のケースが発生した場合は、原状回復費用を請求されます。

  • 内装の汚れや破損
  • タバコやペットによる臭い・汚れ
  • 走行距離の上限を超過した場合
  • メンテナンス不備による故障

内装の汚れや破損、タバコやペットによる臭いが強く残っている場合は、原状回復費用の請求対象となるため注意が必要です。

シートの擦れや焦げ跡は交換が必要になることもあり、消臭作業が追加されるケースも少なくありません。

また、走行距離の上限を超過した場合も契約内容に基づき清算が行われ、想定以上の距離を走った分が請求対象になります。

さらに、オイル交換を怠った結果の故障や、タイヤの極端な摩耗などメンテナンス不備が原因のトラブルも契約者負担となるため、日常的点検が欠かせません。

車両の状態は細かく確認されるため、傷以外の要因でも費用が発生する点を理解しておきましょう。

リース車に傷をつけてしまった際に取るべき正しい対処手順

リースの車に傷をつけてしまったらどうすればいいですか?

リース車に傷を付けてしまった場合、次の手順で対処してください。

安全確保と警察への連絡(事故の場合)
傷の状況をスマートフォンで撮影し記録する
リース会社に報告する
保険会社へ連絡し修理工場の指示を仰ぐ

手順1. 安全確保と警察への連絡(事故の場合)

事故が原因でリース車に傷がついた場合、最初に行うべきことは安全の確保です。車を安全な場所へ移動し、周囲の交通を妨げない状態を作ることが重要になります。

ケガ人がいる場合は救護を最優先し、必要に応じて救急車を呼びます。その後、事故の大小にかかわらず警察へ連絡し、事故証明を取得するのが基本です。

リース車は契約上、損傷の発生を正確に記録する必要があるため、警察への報告は後の修理費用の判断にも影響します。

飛び石や軽い接触でも、状況を明確にしておくことでトラブルを防ぎやすくなります。

手順2. 傷の状況をスマートフォンで撮影し記録する

傷をつけてしまった直後は、スマートフォンで撮影して、車の状態をそのまま記録してください。

撮影する際は、傷の位置が分かるように車全体の写真と、傷の大きさや深さが確認できる接写の両方を残しておくと、後からスムーズに説明できます。

光の反射で傷が見えにくい場合もあるため、角度を変えて複数枚撮影しておくと精度が上がります。

撮影した記録は、修理費用の負担区分を確認する際にも役立つため、早い段階で残しておくことが大切です。

手順3. リース会社に報告する

傷の状態を記録したら、速やかにリース会社へ連絡し、状況を正確に伝えて指示を仰ぎましょう。

リース会社とは、傷の位置や大きさや事故の有無を共有し、修理の段取りや今後の契約への影響など、具体的な指示を受けます。

任意保険に加入しているかどうかも重要なポイントで、補償内容によって修理工場の指示が変わってきます。

飛び石傷のような軽微な損傷でも、専門工場での補修が必要かどうかはリース会社が判断するため、早めの相談がトラブル防止につながります。

手順4. 保険会社へ連絡し修理工場の指示を仰ぐ

リース会社へ状況を報告した後は、契約している自動車保険会社に事故や損傷の内容を伝え、補償の対象になるかどうかを確認します。

保険会社は損傷の種類や発生状況をもとに、提携する修理工場や専門業者を案内し、修理の進め方や必要書類について具体的な指示を出します。

飛び石傷のような軽微な損傷でも、補修か交換かの判断は保険会社と修理工場の連携で決まるため、早めの連絡が大切です。

返却時のトラブルを防ぐ!今後の契約に向けてできる備え

リース車 保険

原状回復費用の請求を避けたいのであれば、契約時に「車がもらえるプラン」をするのがおすすめです。

また、カーリース専用の任意保険やメンテナンスパックを利用したりすることで、費用請求の負担を軽減できます。

傷の清算が心配なら「車がもらえるプラン」を選ぶ

返却時の傷清算が不安な人は、次回の契約で「車がもらえるプラン」を選ぶ方法があります。

「車がもらえるプラン」は残価を設定しないため、契約満了後はそのまま車が自分の所有物となり、原状回復の義務そのものがなくなります。

バンパーの擦り傷や飛び石傷があっても返却査定を受ける必要がなく、傷による追加請求を心配せずに使い続けられます。

ただし、残価設定ありの一般的なリースより月々の支払いがやや高くなる傾向があるため、予算とのバランスを見て選ぶことが大切です。

長く同じ車に乗りたい人や、細かな傷を気にせず使いたい人には相性の良い選択肢になります。

カーリース専用の任意保険やメンテナンスパックを利用する

カーリースを長く安心して利用したいなら、傷の清算リスクを減らすために「カーリース専用の任意保険」や「メンテナンスパック」を活用する方法が有効です。

専用保険は飛び石傷や軽微な接触によるボディ損傷を補償対象に含むことが多く、自己負担額を大きく抑えられます。

さらに、メンテナンスパックを契約しておけば、定期点検や消耗品交換が計画的に行われ、整備不良による追加請求を防ぎやすくなります。

返却時の査定は外装だけでなく、タイヤ摩耗やオイル管理など細かな項目まで確認されるため、日常的なケアをパック化しておくと安心です。

【創業45年・年間84,000件の実績】フロントガラスの飛び石相談なら「glassD・DUKS」へ

glassD・DUKS

フロントガラスに飛び石傷ができると、たとえ小さい傷であっても、そこから振動や風などで状態が悪化し、ヒビ割れにつながる恐れがあります。

カーリースの場合、1cm未満の小傷は原状回復が不要ですが、飛び石の場合は傷が悪化するリスクを避けられません。

そのため、飛び石による傷ができたらリース会社に相談して、場合によっては飛び石傷の修理が必要です。

飛び石傷の修理であれば、創業45年・年間84,000件の実績がある「glassD・DUKS」にご相談ください。

「glassD・DUKS」なら、関東・中国地方でスピード対応しており、Webや電話で簡単に見積もりの相談ができます。

お見積もりは無料ですので、Webや電話からお気軽にご相談ください。ひとくちに「フロントガラス交換」といっても、車種・年式・傷の状態などで費用は変わります。

「ホームページの料金より、実際の交換費用が高くなった」という事態を防ぐため、事前にお電話で詳しく状況をお伺いし、正確な費用感をお伝えすることも可能です。

glassD・DUKSであれば、フロントガラスの交換から、最近の車に搭載されている自動ブレーキなどのカメラ調整(エーミング)まで自社で完結するため、二度手間にならず、トータルコストも抑えられます。

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まとめ|リース車の傷は隠さずリース会社に連絡を

  • リース車の傷は、プロの査定で隠蔽やセルフ修理が見抜かれる
  • リース車の傷で原状回復費用が請求されるポイントは、傷の大きさが1cm以上あるかどうか
  • リース車に傷がついた場合、基本的には利用者が費用を負担する

リース車に傷をつけても、勝手な修理や隠蔽は絶対にNGです。プロの査定では確実に見抜かれます。

1cm未満の小傷は原状回復不要なケースが多いですが、フロントガラスの飛び石傷は放置すると悪化するため早急な対処が必要です。

まずは焦らずリース会社へ連絡し、指示を仰ぎましょう。フロントガラスの傷でお困りの際は、年間8万4,000件以上の実績を持つ「glassD・DUKS」へぜひご相談ください。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

             

DUKS  受付窓口責任者

吹浦 翔太

年間84,000件のフロントガラストラブルに対応するDUKSグループで、受付窓口の責任者を務めています。
2008年から6年間、現場での実務経験を積み、現在は国内主要ディーラー各社からの修理依頼を中心に、状況の整理と修理方針の判断に携わっています。
保有資格は「JAGUフロントマスター」「ダックス事務検定2級」。
現場で培った知見をもとに、お客様にとって最善の修理をご案内します。

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