洗車傷の原因とは?洗車傷を防ぐにはコーティングの施工を
洗車傷とは、洗車をしたときにできる傷のことです。
「知らない間に、車に小さなひっかき傷ができている。」
「自動洗車機を使うと、なぜか車に傷ができている。」
このような経験のある人は、洗車傷の可能性があります。今回の記事では、洗車傷ができる原因や傷の消し方について解説していきます。
洗車傷の原因
洗車傷ができる原因は、主に以下の4パターンです。
- 水洗いをしていない
- カーシャンプーの泡立ちが悪い
- 硬いブラシの使用
- 力の入れすぎ
水洗いをしていない
手洗い洗車の場合も自動洗車機の場合も、車を洗浄する前に水洗いをしないと、洗車傷がつくリスクがあります。
なぜならば、車に砂や細かいゴミなどが付着したまま水洗いをせず、スポンジやブラシで車体を擦るとひっかき傷ができるからです。
そのため洗車をする前は、水洗いをして車のボディに付着した細かい不純物を落としてください。
硬いブラシの使用
手洗い洗車の場合も自動洗車機の場合も、硬いブラシを使用すると洗車傷ができやすいです。
現在の自動洗車機には、布製やスポンジ製のブラシが採用されており、洗車傷ができるリスクは低くなりました。
ただし旧式の自動洗車機の場合は、硬いナイロンやプラスチック製のブラシが採用されています。現在では数は減っていますが、旧式の自動洗車機を使用すると洗車傷ができる可能性があるため気を付けましょう。
また、手洗い洗車をする際は、やわらかいスポンジやクロスを使うようにしてください。
カーシャンプーの泡立ちが悪い
カーシャンプーの泡立ちが良いと、泡がクッション役となってスポンジと車体の摩擦を軽減してくれます。
そのためカーシャンプーの泡立ちが悪いと、摩擦が大きくなって洗車傷ができるリスクがあります。
手洗い洗車をする際は、カーシャンプーをよく泡立ててから掃除するようにしてください。
力の入れすぎ
手洗い洗車をする際に、力を入れすぎて強くボディを擦ると洗車傷ができやすくなります。スポンジの繊維がボディに擦れて、摩擦が発生するためです。
汚れを落として愛車を綺麗にしたい気持ちは分かりますが、スポンジでボディを擦る際は丁寧に優しく行ってください。
力を入れるよりもカーシャンプーをしっかりと泡立てて、泡の力で汚れを落としましょう。
洗車傷対策にはガラスコーティングがおすすめ
洗車傷ができにくくするには、ガラスコーティングを施工するのがおすすめです。ガラスコーティングを施工すれば、水洗いだけの洗車で済ませることができます。
また、高圧洗浄機を使用しても、コーティングが剥がれることはありません。
注意点としては自動洗車機を使用する場合、自動洗車機の選び方には気を付けることです。ナイロンブラシやプラスチックブラシの自動洗車機を選ぶと、被膜を傷つけてコーティングが剝がれてしまう恐れがあります。
そのため、ガラスコーティングを施工した車を自動洗車機で洗う場合は、「ノンブラシタイプ」で「水洗いコース」を選択してください。
ガラスコーティングをした車の洗車方法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
洗車傷についてのまとめ
- 洗車傷を防ぐには最初に水洗いをして、ボディに付着した不純物を落とす
- 硬いブラシの使用は避けて、スポンジでやさしく擦る
- 洗車傷ができるのを防ぐには、ガラスコーティングを施工する
洗車をする際は初めに水洗いをして、汚れを落とすときはやわらかいスポンジで優しく磨けば洗車傷ができることはありません。
また、手洗い洗車をする際は、カーシャンプーをよく泡立ててから行いましょう。 ガラスコーティングを施工すれば、水洗いだけの洗車で済ませることができるため、洗車傷ができる心配もありません。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。