「技術力の競り合いが激しい中で、自分たちのサービスをどう選んでもらうか」━ 府中店・吹浦翔太さん

コラム・施工例

京王線・府中駅北口から10分ほど歩いた場所に、ダックスグループの府中店がある。

ダックスホールディングスが展開する、ダックスグループ「DUKS」「glassD」「グラスジャパン」は、車のガラスリペアを中心に事業を展開している。

例年より少し遅れてやってきた梅雨の盛り、Glass-Style編集部は、ダックスグループの魅力をさらに追求するために「DUKS府中店」へお邪魔し、吹浦翔太さん(サービスフロント)にお話を伺った。

吹浦 翔太 (ふきうら しょうた) さん


サービス向上のために、未踏の分野へ。

━━ 改めて、吹浦さんが現在担当されている業務について教えてください。

現在は、お客様窓口の受注業務をメインに、新人教育や研修などに関わる業務を担当しています。以前は修理業務もしていましたので、作業に関することやお客様のお困りごとにも柔軟に対応しています。

和やかな雰囲気で取材は始まった。

━━ 自動車のアフターマーケットの業態のなかで、メディアを運営している会社はなかなか少ないと思います。このような「メディアの運営を行う」という会社の取り組みに対して、どう思いますか?

自動車ガラスに関するサイトは、数は多いですが、実は認知度がそこまで高くないんです。ですから、メディアを通じてたくさんの人の目に止まることができるようになるというのは、会社と自動車ガラス修理業界にとって良い取り組みなのではないかと思っています。

━━ ダックスは、柔軟な発想で様々な視点からサービスを展開していると感じます。メディアの運営だけではなく、YouTubeなどもやられるとか。

サービスの向上のために、皆が意見を出し合っています。メディアをはじめ、YouTubeなどのIT分野は専門外なのですが、サービス向上のためにどんどん意見を出して実施したりしています。

「人を大事にすること」が、切磋琢磨につながる。

━━ スタッフひとりひとりの距離感が非常に近く、みなさんが楽しんで仕事をしている印象を受けました。スタッフ間のコミュニケーションで重要としていることはなんですか?

「人を大事にする」という会社の理念から、店舗の仲間で集まって飲み会を開いたり、研修旅行などをしたりするなど、メンバー同士の距離感を縮めるようなことはやっています。

最近はコロナの影響もあってなかなかできていませんが、コミュニケーションは常に大切にしています。 

整然とした社内。スケジュールなど、あらゆる情報の共有がなされている。

━━ スタッフ同士、みなさん楽しそうにコミュニケーションを取っていますよね。

たまにですが、新しい取り組みや業務についてのことで言い合うことはあります。ですが、上から下へ、下から上へ。そんな風に、誰もが発言できる環境なので風通しが良いんですよ。皆が切磋琢磨できる環境だからだと思います。

「あって当たり前」の技術力を裏づける「理念」

━━ 年間施工実績5万件、豊富な経験から技術力の高さは言うまでもないと思いますが、この高い技術力の背景には、どのような取り組みや教育制度があるからだと思いますか?

社内検定を受け、知識や技術の力量をあげる取り組みや、JAGU検定を受けています。あとは、強いて上げるなら「理念手帳」と「理念研修」ですね。

理念研修は会社の理念を学ぶ場です。お客様や修理に取り組む際の心構えや、考え方などをここで学ぶことができます。

シックなデザインの手帳(吹浦さん左手元)には、ダックスの企業理念が記されている。

会社の理念に共感し、共通の意識で働くからこそ技術力も自然と上がっているんじゃないでしょうか。

━━ ダックスの強みは、やはり「技術力の高さ」とお見受けしました。

技術力がある、ということは大前提です。これがないとサービスが提供できませんから。

━━ 技術力に対する自信というか、「技術があってあたりまえ」だと。

そうですね。技術力が高いのは他社さんも一緒です。その中で、私たちのサービスを選んでもらうために何をするかが重要なんです。

創業者の大畑からの教えがベースとなり、お客様の車をただ修理するのではなく、車という「財産」を預かっているのだからという気持ちを持ち、思いやりを込めて修理を行う。

これは本当に大切にしています。

━━ 素人目で恐縮なのですが、本当に1つ1つの作業が丁寧ですよね。作業場もとても綺麗で、想像していた以上に清潔な印象を受けました。

お客様の車を汚すわけにはいきません。身なりから仕事場まで、あらゆるものを綺麗に保つようにしています。

作業場の隅々まで清掃・手入れが行き届いている

━━ メンテナンスや修理となると、なんとなく「つなぎ」を着ているイメージがあります。吹浦さんは作業時、常にシャツとネクタイを着用して作業されていますが、どんな理由があるのでしょうか?

修理に汚れはつきものですが、つなぎや作業着は汚れをそのままにしてしまいがちですよね。

お客様の大切な財産を汚すわけにはいかないですし、どんなお客様からも信頼していただけるように、しっかりとした身なりをということで、シャツは絶対必須なんです。

━━ だから作業場も整理整頓されているのですね。

使ったものは必ず元の場所に戻します。掃除も毎日行うので、作業場はいつも綺麗ですよ。

ガラスごとにエリア分けがなされており、何がどこにあるかがわかりやすくなっている。

多岐にわたる取り組み・社会貢献

━━ 話は変わりますが、ダックスグループ「glassD」「グラスジャパン」は「ガラスリペアショップ認証(※)」を取得されていますよね。実際にどんなことを意識した接客・お店作りを心がけていますか?

お客様が気軽にご来店頂けやすいような店づくりと、人と人が信頼できるような接客を意識しています。

※「ガラスリペアショップ認証」・・・テュフ ラインランド ジャパンが策定した、監査・認証制度。

DUKSの知見や日本の自動車ガラス市場の状況を取り入れつつ、ヨーロッパにおいて広く使用されている監査項目をベースに、ドイツ本社の知見・経験をもとに日本の市場に適した項目を選別・採用。技術、サービス、品質管理、顧客満足、従業員教育など様々な監査項目がある。

━━ 社会貢献も積極的にされていると拝見しました。

リペアやガラス交換をした自動車ガラスの枚数に応じて、ワクチンの寄付を行っています。

未来を担う世界の子どもたちを感染症から守るためのワクチン確保や普及啓発活動を行っている、認定NPO法人 世界の子供にワクチンを日本委員会(JVC)の活動を支援しています。

また、カーレース協賛やサッカーリーガーのスポーツ振興協会、ボランティア活動、エコキャップ運動や地域行事への積極的な参加、地域清掃活動などにも、1人1人が知恵を出し合いながら取り組んでいます。

ダックスの取り組みについて、詳しくはこちらのページ↓
https://duksholdings.co.jp/csr/

━━ ひとりひとりが自発的に、を実行できているということなんですね。

より良いサービスを実現するためには、与えられたことだけでなく、自発的にアイデアを出し合うのが大事ですね。

━━ なるほど。本当に仰る通りだと思います。

「新しい教育制度」を、これからの「挑戦」に。

━━ これから、会社で挑戦していきたい事はありますか?

入社歴でいうと10年になります。これまで沢山の後輩ができてきましたが、意思疎通が難しく、退社してしまう人も多く見てきました。

今の私の立ち位置的にも、新人の人達に業務を教えることが多いのですが、私が所属している部署が主導になって新しい教育制度を作っていきたいと考えています。

━━ そうなのですね。確かに申し上げにくいのですが、自動車メンテナンスは、昨今でいうところの「3K」にあたる業種なのかな、という印象がありました。今回お話を伺って、イメージとは全く違っていたのでとても感動しました。

やはり一緒に仕事をする仲間は大切にしたいですし、仕事も長く続けてもらいたいですから。

━━ では、ずばりお聞きします。吹浦さんの〝夢〟とは。

夢というよりは目標ですが、まだまだ自動車ガラス修理というものは一般の方への認知度が高くありません。しかし、自動車ガラスでお困りの方は沢山おられると思います。

そんな方々に少しでも安く安全安心を届けられるように、相模原店にあるお店の様に大きな店舗をたくさん作り、BtoCで、車の持ち主の方の笑顔が沢山みられるようにしていきたいですね。

━━ 本日はありがとうございました!

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