タイヤ保管サービスとは?メリットや利用方法、料金比較について
夏と冬とで、タイヤを履き替える人は多いです。タイヤを履き替えたときに困るのが、タイヤの保管場所の確保です。
ディーラーやタイヤ専門店などで、「タイヤ保管サービス」を行っているのをご存じでしょうか?これは使わない期間のタイヤを、専用の倉庫で預かってくれるサービスです。
この記事では、タイヤ保管サービスの概要やメリット、利用方法に加えて、各業者の料金比較について解説していきます。
目次
タイヤ保管サービスとは?
タイヤ保管サービスとは、シーズンオフの間にタイヤを預かってくれるサービスです。一般的に春〜秋はサマータイヤ(ノーマルタイヤ)、冬はスタッドレスタイヤに履き替えます。
環境によっては、履き替えたタイヤの置き場所に困る人もいるでしょう。タイヤ保管サービスは、タイヤ交換をして使わないタイヤをそのまま預かってくれるため、交換から保管までの作業が楽なのが特徴です。
主にディーラー・タイヤ専門店・カー用品店・ガソリンスタンドが交換を行い、専用倉庫で一定期間タイヤを預かってくれます。
業者や店舗によっては、タイヤの洗浄やシュリンク保管など、オプションサービスをお願いできる場合があります。
タイヤ保管サービスの特徴
タイヤ保管サービスの最大の特徴は、タイヤ交換から保管までいっぺんに済むところです。プロの整備士がタイヤ交換をして、専用倉庫で預かってくれるため、タイヤの履き替えが楽です。
タイヤ交換をするには、ジャッキアップをして車を持ち上げるため、素人が作業するには危険が伴います。そのため、タイヤ交換はプロの整備士にお願いするのが安全です。
また、交換したタイヤを保管するには、それなりのスペースが必要です。自宅に大きめのガレージがあれば、タイヤの置き場所には困りませんが、そうはいかない人もいるでしょう。
そして、タイヤを長期保管するには、温度や湿度を最適に保たなければいけません。なぜならば、タイヤは紫外線や高温、湿度などの影響を受けて劣化するからです。
タイヤ保管サービスは、これらのリスクや手間をいっぺんに解消できるため、タイヤの履き替えがスムーズにできます。
タイヤ保管サービスを利用するメリット
タイヤ交換から保管までいっぺんに済む以外に、タイヤ保管サービスを利用するメリットは主に以下の2つです。
- タイヤの状態をチェックしてもらえる
- 最適な環境でタイヤを保管できる
タイヤの状態をチェックしてもらえる
タイヤ保管サービスは、シーズンごとにタイヤ交換作業をしてくれます。プロの整備士が交換を行うため、タイヤの状態をこまめにチェックします。
ひび割れや傷がないかなど、タイヤの劣化を発見した場合、見逃すことは少ないです。業者によっては、残溝チェックやホイール安全点検も行ってくれます。また、タイヤの交換後には空気を補充して、空気圧を調整してくれる場合もあります。
最適な環境でタイヤを保管できる
タイヤは紫外線や高温、湿度などの影響を受けて劣化します。タイヤ保管サービスの場合は、適切な温度・湿度に保たれた専用倉庫で保管するため、タイヤの劣化を最小限に抑えられます。また、セキュリティもしっかりとしているため、盗難のリスクも限りなく低いです。
タイヤ保管サービスの利用方法
タイヤ保管サービスを利用する場合の手順、流れは以下の通りになります。
まずは、店頭や電話でタイヤ交換を依頼してください。交換の必要がない場合は、タイヤを持ち込むだけで大丈夫です。
プロの整備士がタイヤの状態をチェックし、交換してくれます。
専用伝票を発行してもらいます。これは、次回タイヤ交換をする際に必要です。
電話やWEBから、預けたタイヤの交換や取り出しの依頼をしてください。専用倉庫からタイヤを移動させるため、希望日よりも1〜2週間前に取り出しの依頼をするのがベストです。
タイヤ保管サービスの料金比較
タイヤ保管サービスを行っているのは、ディーラー・タイヤ専門店・カー用品店・ガソリンスタンドです。
それぞれの業者の料金比較を、以下の表にまとめたので参考にしてください。
業者 | 料金 |
---|---|
ディーラー | 7,000円〜20,000円 |
タイヤ専門店 | 6,000円〜18,000円 |
カー用品店 | 6,000円〜15,000円 |
ガソリンスタンド | 6,000円〜13,000円 |
※料金はタイヤ4個を保管した場合
※契約期間は6ヶ月
※同じ業者でも店舗によって料金の変動あり
※タイヤのサイズにより、料金が変動(16インチ以下、17インチ以上など)
※別途、タイヤ交換の料金が必要になる場合がある
ディーラーは、トヨタやホンダなどの自動車メーカーです。タイヤ専門店の場合は、タイヤ館、カー用品店の場合はイエローハットやオートバックスがタイヤ保管サービスを行っています。
また、料金には保管契約と合わせてタイヤ交換の工賃が含まれている場合もありますが、業者やお店によってはタイヤ交換の工賃が、別途かかる場合もあります。
タイヤ保管サービスについてのまとめ
- タイヤ保管サービスとは、シーズンオフの間にタイヤを預かってくれるサービス
- タイヤを交換する手間や保管場所の確保を考えると、タイヤ保管サービスの利用がおすすめ
- 料金は業者やお店、タイヤのサイズによって異なる
タイヤの保管場所を探す手間を考えると、ディーラーや専門店のタイヤ保管サービスを利用するのがおすすめです。複数の業者や店舗から無料見積を貰って、サービス内容や料金を比較してみてください。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。