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車検費用が20万円を超えるのは高い?20万円を超えたら買い替えを検討した方が良いのか?

雑学

車検費用が20万円を超えると、「こんなに高いのはなぜ?」と不安に感じるかもしれません。

車検は車の状態や年式、交換部品の有無によって大きく金額が変わります。特に10年目を迎えた車は、劣化が進みやすく費用が高額になりがちです。

ディーラーでの車検は安心感がある一方で、純正パーツの使用や丁寧な整備によって費用が上がる傾向があります。場合によっては買い替えを検討した方が長期的に負担を抑えられるケースもあります。

今回の記事では、車検が20万円になる理由や見直すべきポイントについて解説していきます。

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車検費用20万円は高いのか?車検の費用相場とは?

車検費用が20万円を超えると、高いと思った方が良いでしょう。車検は、車の排気量や重量によって大体の相場があります。

排気量別による車検費用の相場を、下の表にまとめたので参考にしてください。

排気量費用相場
軽自動車4万円~10万円
1,500ccクラス6万円~10万円
2,000ccクラス8万円~12万円
2,500ccクラス12万円~17万円
4,000ccクラス16万円~19万円

※こちらの表は、あくまで目安です。
※ディーラーや整備工場など業者によって、価格は変動します。
※新車登録から13年以上経過した車は、さらに費用が高くなります。

排気量と重量は比例しているためで、排気量が大きい車ほど自動車重量税が高くなります。それが、排気量が大きい車ほど車検費用が高くなりやすい理由です。

車体が重くなるほどブレーキやサスペンションなどへの負担も大きくなり、点検項目が増えたり交換が必要になる部品も高額になります。

さらに大型車の整備費やパーツは高額なため、同じ不具合でも小型車より修理費が高くなる傾向があります。

車検費用が20万円を超える理由は何なのか?

車検費用が20万円を超える理由

今まで車検費用で20万円を超えたことがなかったのに急に高くなった場合、新車登録から13年以上経過したことが考えられます。

新車登録から13年以上経過すると、自動車重量税が高くなったり、劣化や故障による部品交換が発生したりします。

それ以外の理由としては、業者による「過剰整備」や、外車(輸入車)であることが挙げられます。

  • 自動車重量税が高くなったから
  • 劣化や故障による部品交換
  • 業者による「過剰整備」
  • 外車(輸入車)である

自動車重量税が高くなったから

車検の費用には「自動車重量税」が含まれています。新車登録から13年以上が経過している車は、環境に負担がかかるとみなされ、基本納付額が上乗せされ、18年目以降だとさらに値上がりします。

自動車重量税の料金の変化を、下の表にまとめたので参考にしてください。

自動車重量税

出典:自動車重量税額について|国土交通省

車の重量が重ければ重いほど自動車重量税が高くなり、13年目以降だと差が如実に開きます。

軽自動車は上がり幅が少ないですが、1t以上の車両は1万円以上の差があります。

自動車重量税については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

劣化や故障による部品交換

車検の費用は車検基本料金・法定費用・整備費用のほかに、部品交換費用が発生します。

購入から10年以上、もしくは10万キロ以上走行した車はパーツの劣化が多くなり、部品の交換費用が高くなりがちです。

また、ブレーキやエンジンなどに異常が見つかると、部品の修理や交換で工賃が高くなります。

エンジンオイルの交換など、定期的に車のメンテナンスをすることで、パーツの劣化や故障は抑えやすいです。

年式が新しく走行距離が短いくるまでも、月いちのペースで日常点検を行うことで、パーツの劣化や故障を最小限に食い止めることができます。

業者による「過剰整備」

業者によっては故障や劣化した部品以外にも、本来は整備する必要のない部品まで修理・交換する「過剰整備」をするケースがあります。

過剰整備が行われるパターンは、以下の2通りが考えられます。

  • 車の安全面を最大限に考慮した「予防整備」
  • 業者側の利益をかさ増しするための「悪徳整備」

悪徳整備の場合は言語道断で許せませんが、予防整備も人によっては、ありがた迷惑に感じます。

過剰整備を見分けるには、見積もりの法定費用を差し引いた整備費用を細かくチェックしましょう。

外車(輸入車)である

外車(輸入車)の場合は、交換する部品を輸入するため、車検費用が高くなりやすいです。

また、外車の場合は国産車よりも整備に時間がかかるため、整備費用も高額になります。

年式が古いクラシックカーなど、作業に特殊な設備が必要な場合は、さらなる費用が必要です。

高い料金のお店で車検を受けた

車検を受ける場所やお店は、ディーラーや整備工場など次の6つです。

  • ディーラー
  • 整備工場
  • 車検専門店
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド
  • ユーザー車検

純正パーツを扱うディーラーの場合は、部品交換や作業工賃が高くなります。一番安いのはユーザー車検ですが、こちらは自分で検査を行うため車に関する知識が詳しくないといけません。

車検費用の内訳

車検費用の内訳

車検費用の内訳は法定費用や車検基本料金、パーツの劣化や故障がある場合は部品交換費用が必要です。

法定費用

車の法定費用には「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙税」の3つが含まれています。自動車重量税の場合は、車の重量が重かったり排気量が多かったりするほど、料金が高くなる傾向です。

「車検費用が20万円を超える理由」の項目でも解説しましたが、新車登録から13年目以降になると、課税額が高くなります。

自賠責保険料は「強制保険」とも言い、車を購入した際に自動的に加入しなければいけません。

基本的に車検の更新時に、自賠責保険料の更新料金を支払います。

印紙代は、検査費用や車検証の発行手数料を支払う際に必要な、印紙や証紙の費用です。自賠責保険料と印紙代の金額は、車種によって異なります。

  • 軽自動車:自賠責保険料(17,540円)印紙代(1,500円~2,000円)
  • 普通車:自賠責保険料(17,650円)印紙代(1,600円~2,200円)

※自賠責保険料の料金は、24ヶ月加入の場合です。
※印紙代は指定工場か認証工場かで価格が変動します。

車検基本料金

車検基本料金は主に「定期点検料」「測定検査料」「代行手数料」の3つが含まれています。

車検基本料金には人件費や技術料などで変動するため、ディーラーやカー用品店、整備工場やガソリンスタンドなど、車検をする場所で費用が異なります。

部品交換費用

各パーツが摩耗や経年劣化により、修理・交換の必要がある場合は、部品交換費用がかかります。

ディーラーでは純正パーツを使うため、交換費用が高くなりやすいです。一方、カー用品店や整備工場、車検専門店やガソリンスタンドなどではリビルド品を使うことがあり、交換費用を安く抑えることができます。

車検費用を安く抑えるには?

車検費用を安く抑えるには?

車検費用を安く抑えるには、複数の業者から見積もりを貰い価格とサービスを比較すること、中古部品やリビルド部品を使用することです。

  • 複数の業者から見積もりを貰い価格とサービスを比較する
  • 中古部品やリビルド部品を使用する

複数の業者から見積もりを貰い価格とサービスを比較する

車検費用を安く抑えるためには、複数の業者から見積もりを取り、料金だけでなくサービス内容まで比較してください。

同じ車でも業者ごとに整備方針や追加費用の基準が異なり、安く見えても必要な点検が含まれていない場合があります。

ネットの口コミや知り合いの評価も確認すると、対応の丁寧さや説明の分かりやすさなど、数字では分からない情報も把握できます。

見積もりを横並びで比較することで、自分の車に合った適正価格の車検を選びやすくなります。

中古部品やリビルド部品を使用する

中古部品やリビルド部品を活用すると、車検時の交換費用を大きく抑えられます。

新品パーツは品質が高い一方で価格も高く、特にブレーキやオルタネーターなど高額部品は負担が大きくなりがちです。

リビルド部品とは、故障箇所を修復して再利用できる状態にしたものです。品質基準を満たしたうえで、価格が新品より安くなっています。

中古部品も、状態が良いものを選べば十分に実用的です。交換部品が多い車検ほど、こうした選択肢を取り入れることで総額を抑えやすくなります。

車検費用の見積もりが20万円を超えたらどうすれば良いのか?

車検費用の見積もりが20万円を超えた場合、依頼する業者を変更したり、車の買い替えを検討してみたりするのがおすすめです。

  • 依頼する業者を変更する
  • 車の買い替えを検討してみる

依頼する業者を変更する

車検費用が20万円を超える見積もりが出た場合、まず検討したいのが依頼する業者を変えてみることです。

ディーラーは安心感がある一方で整備基準が厳しく、部品交換が多くなりやすいため費用が高額になりがちです。

対して車検専門店やカー用品店は、必要最低限の整備に絞ったプランを用意しています。そのため、同じ車でも大きく金額が変わる可能性があります。

業者ごとに整備方針や追加費用の判断基準が異なるため、複数の見積もりを比較するだけで数万円単位で差が出るケースも珍しくありません。

車の買い替えを検討してみる

車検費用が20万円を超える場合、車の状態によっては買い替えを検討しましょう。

特に新車登録から10年、走行距離10万kmを超えている車は部品の劣化が進みやすく、今後も高額な整備が続く可能性があります。

大きな修理を重ねるより、燃費性能や安全装備が向上した新しい車に乗り換えた方が、長期的に負担を抑えられるケースもあります。

車検の見積もりが高額だったときは、現在の車の価値や今後の維持費を踏まえて、買い替えと比較しましょう。

車の買い替えに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

車検費用が20万円を超える理由についてのまとめ

  • 車検費用が20万円を超えたら、高いと思っても良い
  • 車検費用が高くなるのは、年式が古かったり走行距離が長かったりするのが原因
  • 車検費用を安く抑えるには、見積もりや口コミなどで、複数の業者の料金・サービスを比較する

車検費用が20万円を超える状況には、年式や走行距離、交換部品の増加、依頼先の違いなど、さまざまな要因が関わっています。

特に10年目以降の車は劣化が進みやすく、ディーラーでの整備では費用が高くなることもあります。

見積もりの内容を見直したり、買い替えと比較したりすることで、今後の負担をより現実的に判断しやすくなります。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

             

DUKS  受付窓口責任者

吹浦 翔太

年間84,000件のフロントガラストラブルに対応するDUKSグループで、受付窓口の責任者を務めています。
2008年から6年間、現場での実務経験を積み、現在は国内主要ディーラー各社からの修理依頼を中心に、状況の整理と修理方針の判断に携わっています。
保有資格は「JAGUフロントマスター」「ダックス事務検定2級」。
現場で培った知見をもとに、お客様にとって最善の修理をご案内します。

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