止まれの標識について|一時停止を無視するとどうなる?

雑学

『止まれ』の標識は『一時停止』を表しており、標識のある場所では、車は一旦ストップしなければいけません。

路面にペイントされている『止まれ』も同様の意味ですが、実は役割に違いがあるのをご存じでしょうか?

この記事では、意外と知られていない標識と路面ペイントの『止まれ』の違いや、違反した場合の罰則について解説します。

止まれの標識の意味

道路標識の『止まれ』の意味は、一時停止を意味します。主に交差点や踏切に設置されている場合が多く、標識のある場所では車は一時停止をしなければなりません。

『一時停止』については、道路交通法・第四十三条で以下のように定められています。

第四十三条
車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあっては、交差点の直前)で一時停止しなければならない。

引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

以上の通り、標識を無視して警察に取り締まられると、反則金を払う必要があります。

一時停止する秒数

『一時停止』についてですが、秒数については明確に定められていません。一時停止の判断は、見ている警察次第になります。

標識は主に交差点に設置されているので、歩行者や自転車、対向車両がいないかを確認してから発進するように心掛けましょう。

時間を気にするのではなく、あくまで周りの安全確認を行うことが重要です。

止まれの路面ペイントの意味

道路標識ではなく、路面に描かれた『止まれ』の道路標示を目にする機会があります。

道路標示の『止まれ』も道路標識と同じく、一時停止を指示しています。ほとんどの場合が、停止線とともに描かれることが多いです。

路面に描かれている『止まれ』は、赤い標識の『止まれ』がある場所に一緒にペイントされています。

表記にはバリエーションがあり、各地の道路事情などに合わせて書き方が違います。

たとえば、画像のような横書きタイプや縦書きタイプ、文字も『止まれ』『止マレ』『とまれ』『STOP』などさまざまです。

道路標識と路面ペイントの違い

三角で赤い道路標識については、法律で『一時停止』としての効力があります。しかし、路面にペイントされている『止まれ』は、厳密に言えば法的に規制効力がないです。

どちらも意味としては『一時停止』なので、大きな違いはありません。路面の『止まれ』は、標識の『止まれ』をサポートするための存在として、各地で定着していった流れがあります。

道路標識だけだと、交差点によってはドライバーが気付かずに、『一時停止』を怠る場合があります。

しかし、道路に『止まれ』とペイントされていると、さすがにどのドライバーも気付くでしょう。

路面の『止まれ』は、あくまで『一時停止』を強調する目的であり、これを『法定外表示』というジャンルに分類されます。

法定外のため、一時停止への規制効力はありませんが…

「ここは一時停止の場所です。もしくは、近くに道路標識もありますよ。」

という、『一時停止』の場所をアピールするために描かれているものなのです。

止まれの標識を無視するとどうなる?

『止まれ』の標識を無視すると、『一時停止規則等違反』となり罰則の対象です。違反点数はどの車両も❝2点❞ですが、反則金は異なってきます。

また、踏切でも『止まれ』の標識がありますが、こちらも無視すると『踏切不停止義務違反』になります。

違反点数は同じく❝2点❞で、こちらも車両によって反則金が異なります。

『一時停止規則等違反』『踏切不停止義務違反』の罰金については、以下の表を参考にしてください。

【反則金:一時停止規則等違反・踏切不停止義務違反】

車両 一時停止規則等違反 踏切不停止義務違反
大型車 9,000円 12,000円
普通車 7,000円 9,000円
二輪車 6,000円 7,000円
原付・ 特殊小型 5,000円 6,000円

自転車も止まるべき?

結論から言うと、自転車も『止まれ』を無視すると、車と同様の罰則が待っています。

自転車は道路交通法では、軽車両と規定されています。そのため、『止まれ』を無視すると『一時停止規則等違反』にあたり、車と同様の違反となります。

これは『一時停止規則等違反』だけではなく、飲酒運転などでも一緒です。基本的に車の違反は、自転車にも適用されると考えて良いです。

最後に

道路標識にしろ、路面ペイントにしろ『止まれ』がある場所は、交差点や踏切の場合が多いです。

無視して進むと対向車とぶつかったり、歩行者を撥ねたりする危険があるので、必ず守るようにしましょう。

停止時間ではなく、周囲の安全を確実に確認することが重要です。

また、以下の記事では、道路標識を含めた横断歩道での一時停止、優先道路での一時停止について解説しています。ぜひ、合わせて参考にしてくださいね。

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