信号のない交差点の優先基準は?運転する際の注意点と過失割合も解説

雑学

信号のない交差点では、基本的に一旦停止をして安全を確認してから走行します。

信号のない交差点で交差する道路から車が来ている場合、どちらが優先して走行すれば良いのか判断に迷うこともあるでしょう。

ただし、信号のない交差点でもどちらが優先して走行すれば良いのか、判断基準はあります。

判断基準が分からないと自分の優先道路の場合でも迷いが生じてしまうので、しっかりと把握しておかなければいけません。

信号のない交差点ではここを見る

信号のない交差点では、この3つに注意して見てください。

  • 停止線
  • 優先道路の標識
  • 交差点のセンターライン(中央線)
  • 道路の幅

交差点でほかの車とすれ違う場合は、以上の3点に注意して事故を起こさないようにします。

停止線

停止線のある道路では、以下の道路を走る車の走行が優先されます。

走行が優先される車=停止線のない道路を走行する車

つまり、停止線のある道路では、相手の車が走行するまで停止しなければいけません。相手の車が走行したあとは、後続車が来ていないか、確認しながらゆっくりと交差点に侵入しましょう。

優先道路の標識

信号がなくとも、道路標識で優先道路を見分ける方法があります。

【優先道路の標識】

上の画像が優先道路の標識になり、太い矢印みたいな道路が優先道路を表します。基本的には、自分が走行している道路にこの道路の標識があれば、自分が優先して走行して大丈夫だと思ってください。

交差点のセンターライン(中央線)

停止線も標識もないけど、交差点にセンターライン(中央線)が引かれている場合は、その道路が優先道路です。

【センターラインが引かれている交差点】

この画像のように、センターラインが引かれている道路が、交差点では優先道路になります。

ちなみに、自分の道路の途中までセンターラインが引かれていたとしても、それが交差点まで引かれていなければ優先道路にはなりません。

交差点の中心までラインが引いてある道路が、優先道路となるので気を付けてください。

道路の幅

停止線もない、道路標識もない、センターラインも引かれていない…そんな場合は、道幅の広い道路が優先して走行できます。

明確に示すラインや標識はないけど、一目で道幅が違うと分かる場合は、道路の幅で判断するようにしましょう。

見分けがつかない場合は「左側優先」

明確なラインや標識もなく、道幅も分かりにくい…そんな場合は「左側優先」と覚えておいてください。

  • 相手が優先=交差する道路の【左側】から車が来た場合
  • 自分が優先=交差する道路の【右側】から車が来た場合

交差点で停止して見分けがつかない場合は、左右を確認してしっかりと判断する必要があります。

信号のない交差点での注意点

信号のない交差点で注意するのは、右左折したときの対向車線の後続車、歩行者や自転車です。

左折時はあまり対向車線を気にする必要はありませんが、右折時は後続の見通しが悪いので、気を付けなければいけません。

対向車線の後続車に注意

交差点で右折する場合、後続車に隠れて小型車両やバイクが見えない場合があります。また、見通しの悪い交差点も同様です。

後続車が見えにくい・見えない場合は、ゆっくりと走行しながら交差点に侵入するようにしましょう。

特に、トラックや特殊車両、バスなどの大型車両に後続車が隠れている場合は、注意しなければいけません。

歩行者や自転車に注意

交差点で問題なく右折できたとしても、その先で歩行者や自転車が道路を渡ろうとしている場合があります。

車が停車しているのを良いことに、信号のない道路で歩行者が急に飛び出てくる可能性があります。

左折時は、あまり対向車線の車を意識する必要がありません。しかし、それでも歩行者が対向車両の隙間から、いきなり飛び出してくることがあります。

交差点を右左折する場合はゆっくりと交差点に侵入し、対向車線の後続車や歩行者の状況が見えるまで慎重に走行しましょう。

事故が起きた場合の過失割合

仮に、優先道路で交通事故が起きた場合、過失割合は以下の通りになります。

【主な過失割合】

明らかに優先道路だと分かる場合優先道路車両・10%非優先道路車両・90%
優先道路の判断が見分けにくい場合優先左側車両・40%非優先右側車両・60%

明らかに優先道路の判断ができる道路でも、優先道路の車両は相手の車両や歩行者に注意して走行しなければいけません。そのため、わずかながら過失割合が発生します。

ただし、これはあくまで基準でしかありません。例えば、優先道路の車両でも、スピードを出し過ぎていたり脇見運転をしていたりといった場合は、過失割合が変わってきます。

減点や反則金の対象に

優先道路車両の走行を、妨害した場合は「優先道路通行妨害等」の対象です。反則金は、車両によって変わります。以下の表が、違反点数と反則金です。

【優先道路通行妨害等】

違反点数反則金
2点大型車両:9,000円普通車両:7,000円二輪車 :6,000円原付  :5,000円

最後に

優先道路で走行している場合も、交差点では一旦停止をしてから侵入する必要があります。

自分が優先的に走行できるからといって、一旦停止をせずに交差点を走行することはやめましょう。

また、時と場合によっては、優先道路の車が先をゆずってくれる場合があります。そのときは、ゆずってくれた相手に手を上げてお礼をするなどして走行するようにしてください。

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