レジャー・旅行を楽しむために|車で山道を運転する際の注意点

雑学

日本には、山へ出かけるイベントが一年中あります。フルーツ狩り・キャンプやBBQ・紅葉狩り・スキーやスノーボードなどです。

特に年末年始・ゴールデンウイーク・お盆などは、レジャー等で山間部を運転する車が多くなります。山道では事故を起こさないための、運転技術・マナー・事前準備があるので、ぜひ覚えておいてください。

車で山道を運転する際の注意点

車間距離を充分に空け対向車に注意する

山間部ではカーブや坂道が多いです。前方車両が急にスピードを落とすこともあるので、車間距離は充分に空けましょう。

また、山間部は木々などで見通しが悪い場所や、狭い道も多く存在します。横が崖などでなければ、できるだけ左端に寄って、中央線をはみ出さないようにしましょう。対向車が中央線をはみ出して走行してくる場合があるので、衝突しないように気を付けてくださいね。

カーブが多い道では速度を落としてギアチェンジを

山間部ではカーブが多く、スピードを出しすぎると遠心力で車がふらついて危険です。

カーブが多い道では、カーブミラーで対向車を確認しながら、徐々にスピードを落とします。現在では、AT車(オートマ車)に乗っている人がほとんどだと思うので、ギアをDから2~3に落としましょう。そうするとスピードを抑えられ、カーブが多い道でも運転がしやすくなります。

長い下り坂ではエンジンブレーキを使う

長い下り坂ではアクセルとブレーキよりも、エンジンブレーキで走行するようにしましょう。前方車両との車間距離を空ける場合は、徐々にブレーキを踏みます。

長い下り坂では急ブレーキだったり、ブレーキを踏み続けたりするのはやめてください。ブレーキの酷使でフェード現象が起き、ブレーキの効きが悪くなってしまいます。長い下り坂では、エンジンブレーキを使うことで、燃費の節約にも繋がります。

山道の運転マナーについて

登りと下りでは「登り」が優先

山間部は狭い道が多く、片方の車が停まってもう片方の車に道をゆずるケースが多々あります。登りと下りで鉢合わせになった場合は、「登り」の車を優先してください。

登り道で車が停止すると、再発進する際に車両が後退して後続車にぶつかる可能性がるからです。

場合によっては後続車に道を譲る

山道の走行には気を遣います。スピードを落として後ろが渋滞してしまった場合は、後続車に道を譲りましょう。その際は、待避所などの広いスペースに車を一時停止して、車がある程度通り過ぎるまで待機してください。

待っている間は、後続車が渋滞するプレッシャーからメンタルを解放して、焦った気持ちを一旦落ち着かせます。慣れない道では無理をせず先を譲ることも、山道を安全に運転するための大切なマナーです。

山道運転の前の事前準備

酔い止め薬を常備しておく

カーブや坂の多い山道では車も揺れやすく、同乗者が車酔いを起こす場合があります。酔い止め薬を常備しておくか、山間部に入る前に酔い止め薬を飲んでおきましょう。

子供を乗せて運転する場合は、特に酔い止め薬を常備しておくと安心です。

酔い止め薬に関しては、こちらの記事も参考にしてください。

山間部に入る前に休憩をとる

山間部では、トイレ等の休憩場所も少ないです。山間部に入る前にコンビニなどに寄って、トイレ休憩を済ませておきましょう。

また、コーヒーやお茶には利尿作用があるので、水分補給には水がオススメです。

天気の急変に備えてコーティングを

山は天気が急変しやすく、ときには激しい雨に襲われる場合もあります。

雨で視界が悪いなか、カーブや坂の多い山道を運転するのは危険です。

フロントガラスをはじめ、窓ガラスやサイドミラーにコーティングを施しておくと、視界不良が軽減されます。

コーティングに関しては、以下の記事も合わせてご覧ください。

最後に

家族ができると、旅行やアウトドアの機会が増え、山道を運転する機会も多くなっていきます。大切な家族を安全に乗せて運転するため、山道の運転やマナーには充分に気を付けてください。

また、酔い止め薬の常備やトイレ休憩、コーティングなどの事前準備をしっかり済ませておくと安心です。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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