冬場におけるカーエアコンの設定温度|カーエアコンを使う際の注意点を解説

冬場におけるカーエアコンの設定温度ですが、ただ車内を暖めるだけではなく、快適性や燃費、安全性にも関わる重要なポイントです。
自動車の暖房機能はエンジンの熱を利用しており、設定温度やA/Cボタンの使い方次第で車内環境は大きく変わります。
特に冬場は、カーエアコンをオートモードにしておけば、温度や風量を自動で調整してくれるため便利です。
最適な温度設定とボタン操作を理解することで、冬のドライブをより快適に、安全に楽しむことができます。
今回の記事では、冬場におけるカーエアコンの最適な設定温度をはじめ、冬場にカーエアコンを使用する際の注意点について解説していきます。
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目次
冬場におけるカーエアコンの最適な設定温度とは?

冬場におけるカーエアコンの最適な設定温度ですが、日本車の場合は自動車メーカーが推奨する設定温度は「25℃」とされています。
これは車内を効率よく暖めつつ、燃費や快適性を両立させるためのバランスの取れた温度です。
日本車ではA/Cボタンをオフにして暖房のみを使う設計が多く、燃料消費を抑える工夫がなされています。
車種やメーカーによって制御方式が異なるため、取扱説明書を確認して、車の特性に合った使い方をすることが重要です。
冬場にカーエアコンを使用する際の注意点

冬場にカーエアコンを使用する際の注意点は、次の3つです。
- 睡魔に襲われないようにする
- 車内が乾燥しないようにする
- A/Cボタンをオフにする
睡魔に襲われないようにする
冬の車内を暖かく保つことは快適さにつながりますが、過度な暖房は眠気を誘う原因にもなるため注意が必要です。
冬のドライブでは、エアコンの設定温度を高めにしすぎると、車内が過度に暖まり、体がリラックスしすぎて眠気を感じやすくなります。
特に長距離運転では、暖かさに包まれた状態が続くと集中力が低下し、居眠り運転のリスクが高くなります。
快適さを保ちつつ眠気を防ぐには、設定温度を25℃前後に保ち、時おり外気導入モードに切り替えて新鮮な空気を取り入れるのが効果的です。
仮に眠気を感じたら無理して運転をせず、こまめに休憩を取るようにしましょう。
車内が乾燥しないようにする
冬のカーエアコン使用時に注意したいのが、車内の乾燥です。暖房を使うと空気中の水分が奪われやすく、長時間の運転では喉の不快感や肌の乾燥を感じることがあります。
前述でも解説しましたが、外気導入モードを時折活用して、湿度を調整しながら車内が乾燥するのを防ぎましょう。
また、車内に小型の加湿器を設置したり、濡れタオルを吊るしたりすると、乾燥を防ぐのに効果的です。
A/Cボタンをオフにする
冬場にカーエアコンを使う際、暖房のみを使用する場合はA/Cボタンをオフにするのが基本です。
A/Cボタンをオンにすると、コンプレッサーが駆動して冷房・除湿機能が働きます。コンプレッサーの動力はエンジンのため、A/Cボタンをオンにすると燃費に影響が出ます。
そのため暖房をつける冬場は、A/Cスイッチをオフにして走行することで燃費が良くなります。
ただし天気が悪かったり、結露などで窓ガラスが曇ったりした場合は、A/Cスイッチをオンにしてください。
A/Cスイッチをオンにすると除湿機能が働くため、曇り止めの効果を発揮します。
カーエアコンはオートモードにしておくのがおすすめ

車内で暖房を使用する場合、基本的にはオートモードで大丈夫です。しかし、カーエアコンをオートモードにする場合は、A/Cボタンに注意してください。
基本的にはオートモードで良い
冬の暖房使用時は、基本的にオートモードで問題ありません。車内の温度や風量を自動で調整してくれるため、快適性と効率の両立が可能です。
オートモードを使えば、設定した温度に合わせて風量や吹き出し口を自動制御してくれるため、手動操作の手間が省けます。
特に冬場は、エンジンの熱を利用して暖房を行うため、燃費への影響も少なく、安心して使用できます。
オートモードの場合はA/Cボタンに注意する
カーエアコンをオートモードで使用する場合、A/Cボタンの状態には注意が必要です。
車種によってはオートモードでもA/Cが自動的に作動するケースもあるため、気になる人は取扱説明書を確認しておきましょう。
前述で解説した通り、暖房のみで十分な場合はA/Cをオフにすることで、コンプレッサーの稼働を抑えて燃費の向上につながります。
冬場における車内エアコンの設定温度についてのまとめ
- カーエアコンの設定温度は、25℃が最適
- 基本的にオートモードでかまわないが、A/Cボタンのオン・オフは使い分けるようにする
- 冬場にカーエアコンを使用する際は、車内を快適にしすぎて睡魔に襲われないように注意する
冬場におけるカーエアコンの設定温度や操作方法は、快適性だけでなく燃費や安全運転にも直結します。
暖房時はオートモードを活用しつつ、A/Cボタンの状態を確認することで、車内環境を効率良く整えることができます。
この記事の監修者
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DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。












