雹害で車がボコボコに!修理費用や保険の適用、対策方法を解説

トラブル

「突然の雹(ひょう)で愛車がボコボコになってしまった…」「フロントガラスにヒビが入ってしまい、どうすればいいか分からない」と、強いショックと不安を感じていませんか?

雹害による車のへこみやガラスの割れは、放置すると錆の原因になったり、車検に通らなくなったりと、取り返しのつかない事態を招く恐れがあります。

本記事では、創業45年以上、年間8万4,000件以上のガラストラブルを解決してきた専門店の視点から、車の雹害に関する修理費用の相場や、車両保険適用の損得、そして自分でできる事前の対策方法までを徹底解説します。

この記事を読めば、高額な修理費用への不安が解消され、大切な愛車にとって最適な対処法が必ず見つかります。

車の雹害(ひょう害)とは?

車の雹害とは、上空から降ってきた氷の塊が車両にぶつかって、フロントガラスが割れたりボディが凹んだりする被害のことを言います。

雹が降る仕組み

雹(ひょう)とは直径5mm以上の氷の塊のことで、5mm未満の氷の塊は霰(あられ)と呼ばれます。

雹は、発達した積乱雲の中で強い上昇気流によって、氷の粒が何度も持ち上げられ、周囲の水滴が付着して成長します。やがて重くなり、上昇気流で支えきれなくなると、地上へ落下し雹となります。

特に大気の状態が不安定な時に発生しやすく、雷雨とともに降ることが多いです。雹の大きさは様々で、時にはゴルフボールほどの大きさになることもあります。

被害を防ぐためには天気予報を確認して、車を保護する対策が重要です。

雹害が起こりやすい時期

雹害は積乱雲が発生しやすい梅雨、夏場に多く起こりやすいです。梅雨から夏の終わり頃までは、上空に強い寒気が流れ込むと大気の状態が不安定になり、積乱雲が発生して雹が降ることがあります。

また最近では温暖化の影響で、秋に雹害が起こることも珍しくありません。そのため、6月〜10月くらいは雹が降る可能性を頭に入れておきましょう。

雹害は車以外にも建物の屋根や壁を破壊したり、農作物を傷つけたり、人が怪我をしたりといった被害が生じて大変危険です。

車の雹害を放置するとどうなる?

雹害車 やめとけ

塗装のダメージから車が錆びる原因に

雹害でできた車の凹みを放置すると、塗装が剥がれた部分から水分が浸透して、錆が発生する危険性があります。

特に傷が深い場合、金属部分が露出し、酸化が進みやすいです。錆が広がると、車の強度が低下し、修理費用も高額になることがあります。

早めに板金塗装やデントリペアで修理することで、錆の進行を防ぎ、車の寿命を延ばすことが可能です。

フロントガラスの割れやヒビは車検に通らない

雹が当たったフロントガラスを放置すると、表面の小さな傷でも走行中の振動や温度差で急速に広がりやすく、視界を妨げる危険な亀裂へ進行します。

特に運転席側にヒビが伸びると安全基準を満たさなくなり、車検では不合格となる可能性が高いです。

雹害は一見軽度でも内部層まで衝撃が届いている場合があり、ガラス全体の強度が低下する点も見逃せません。

また、フロントガラスが割れたまま公道を走行すると、警察に検挙される可能性があります。

フロントガラスにヒビが入ったら車検に通らない、フロントガラスが割れたまま走行することについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

将来の売却・下取り査定額が大幅に下がる

雹害車はボディのへこみや傷の影響で、査定額が減額されることが一般的です。

特にルーフやボンネットに多数の損傷がある場合、修理費用が高額になります。そのため、買取価格が大幅に下がることは避けられません。

軽度の損傷なら中古車市場で販売可能ですが、重度の損傷がある場合は廃車買取業者の方が適した選択肢となることもあります。売却前に査定基準を確認し、最適な方法を選ぶことが重要です。

車の雹害を直す修理方法と費用相場

雹害車修理

車が雹害に遭ってボディの凹みを直す場合、主にデントリペア・板金塗装・パーツ交換の3つの修理方法があります。

それぞれの修理方法の費用については、次の表を参考にしてください。

修理方法費用
デントリペア8,000円~40,000円(凹み1ヶ所10cm程度まで)
板金塗装修理50,000円~100,000円
パーツ交換100,000円~1,000,000円以上

※料金相場はあくまで目安です。

フロントガラスやリアガラスが傷付いた際は、ガラス交換で対処します。

デントリペア

デントリペアは、へこんだ部分が少ない、軽度な凹みの場合の修理方法です。へこんだ部分を、専用の器具で直接押し出したり、引っ張ったりして修復します。

専用工具で裏側から金属を押し戻すため塗装を傷めにくく、短時間で仕上がる点がメリットです。

費用は一箇所あたり8,000円〜40,000円ほどで、たとえば一箇所の修理が20,000円で20箇所のへこみがある場合、合計400,000円になる計算です。

損傷数が多いほど総額が上がるため、見積もりをもらって慎重に修理を検討してください。

板金塗装

広範囲にできたへこみを一気に修理する方法で、へこんだ部分を、ハンマーで叩いたりパテで埋めたりした後、整形してから塗装を施します。

「パネル(面)ごと」に料金が設定されており、1つのパネル内に多数のへこみがあっても料金は変わりにくいのが特徴です。

全体の費用目安は50,000円〜100,000円程度で、修理には3日から1週間ほどの時間がかかります。

パーツ交換

デントリペアや板金塗装で対応できない場合は、パーツ丸ごとの交換が必要です。見た目は新品同様に綺麗になるのがメリットですが、パーツそのものに費用がかかります。

部品の種類によって費用が大きく変わるため、費用の目安は100,000円〜1,000,000円以上と幅広いです。

また、ルーフパネルのような溶接止めされている、フレーム(骨格)の一部分を交換するとなると、「修復歴あり」の扱いとなる点を覚えておきましょう。

ガラス交換

フロントガラスやリアガラス、サイドガラスが雹害で割れたり傷ついたりした場合、ガラスを丸ごと交換します。

料金は車種やサイズによって異なりますが、フロントガラスの交換費用は120,000円〜300,000円、リアガラスは50,000円〜100,000円が相場です。

サイドガラスは、60,000円〜120,000円が費用相場になります。

車種ごとによる、フロントガラス交換費用は次の表を参考にしてください。

【フロントガラスの交換費用】

車種費用
軽自動車120,000円~200,000円
小型乗用車135,000円~200,000円
中型乗用車140,000円~220,000円
大型乗用車150,000円~250,000円
ワンボックス・RV190,000円~300,000円

※料金相場はあくまで目安です。
※工賃を含んだ値段です。

普通自動車、軽自動車によるリアガラスの交換費用は、次の表を参考にしてください。

【リアガラスの交換費用】

車種交換費用
普通自動車70,000円〜120,000円
軽自動車60,000円〜90,000円

※料金相場はあくまで目安です。

また、近年の車に搭載されている「衝突軽減ブレーキ(自動ブレーキ)」のカメラやセンサーは、フロントガラスに設置されていることがほとんどです。

そのため、ガラスを交換した後は「エーミング」と呼ばれるカメラの再調整作業が必須となります。

ガラス交換を依頼する際は、このエーミング作業まで自社で正確に行える実績豊富な専門店を選ぶことが重要です。

フロントガラスやリアガラスの交換費用については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

「glassD・DUKS」であれば、予約状況にもよりますが、即日でのガラス交換が可能です。雹害でガラス交換が必要な方は、以下のバナーからお近くの店舗をお探しください。

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自分で(DIYで)へこみを修理することは可能?

自分で直すのは非常に困難なので、自動車整備工場やガラス交換専門店など、プロの業者に任せるのがおすすめです。

自分で修理すると仕上がりが悪くなり、見た目や売却時の査定額に影響します。また専用の工具は、扱いを間違えると更なる損傷を引き起こす恐れがあります。

雹害車の修理に車両保険は使える?適用条件と注意点

雹車 ボコボコ修理保険

雹害に遭って、車が傷ついた際に気になるのが、車両保険を適用できるかどうかです。結論から言えば、雹害でできた車の傷に保険は使えます。

ただし、保険を適用すると1等級ダウンするため、翌年の保険料の値上がりに注意してください。

エコノミー型も対象!もらえる保険金額の目安

雹害で車が傷ついた場合、車両保険を使うことができます。車両保険には「一般型」と「エコノミー型」の2種類がありますが、雹害はどちらも補償対象です。

たとえば、修理費用が500,000円で免責費用を100,000円と設定していた場合、400,000円の保険金が支払われます。

1等級ダウンによる翌年の保険料値上がりに注意

雹害で車両保険を使うと翌年の等級が1つ下がるため、毎月支払う保険料が上がります。

ちなみに保険料が上がったとしても、雹害の修理費用は車両保険を適用した方がお得になる場合が多いです。

そのため、雹害で車両保険を適用する際は、翌年の保険料がいくら上がるのか、修理費用と合わせてどれくらいお得なのか、担当者にしっかりと確認してください。

突然の被害を防ぐ!大切な愛車を守る事前の雹害対策

車 雹害対策

車を雹害から守る方法は、夏場は天気予報をこまめに確認すること、そして屋根のある場所に駐車するか、車に毛布を被せることです。

夏場は天気予報をこまめに確認する

雹は積乱雲が発生しやすい梅雨、夏場にかけてよく降ります。そのため、この時期は天気予報をこまめに確認して、雹が降るかどうか気を付けてください。

気にしておく注意報は「雷注意報」です。雷と雹は、どちらも積乱雲の発達により発生します。そのため雷注意報が発令されたときは、雹が降る可能性も考えられます。

雷注意報には、雷以外にも「積乱雲の発達による雹や突風などへの注意」という意味も含まれているのです。

運転中・駐車中に雹が降ってきた場合の緊急対処法

運転中に雹が降り始めた場合は、無理に走り続けず近くの高架下や建物の陰に避難し、車体への直撃を最小限に抑えることが重要です。

視界が悪化する前に安全な場所へ移動し、停車後はガラスに衝撃が加わらないよう強いブレーキ操作を避けるとリスクを減らせます。

駐車中に雹が降ってきた際は、可能であれば屋根付きの場所へ移動し、難しい場合は毛布やクッション性のあるカバーでガラス部分を保護すると被害を抑えられます。

ガレージなど完全に車を雹から守れる場合は大丈夫ですが、カーポートの場合は隙間から雹が車に当たる恐れがあります。

そのためカーポートの場合も、毛布やクッション性のあるカバーでガラス部分を保護するのがおすすめです。

特にフロントガラスは割れると走行不能になるため、早めの対処が愛車を守る鍵になります。

【Q&A】車の雹害に関する疑問・質問

こちらでは、車の雹害に関する疑問・質問について解説していきます。

Q
雹害車(中古車)は安くても買わない方が良い?
A

へこみの数や大きさによっては、修理費用が高額になる場合があるので、あまりおすすめできません。

Q
雹害車の修理期間はどれくらいかかりますか?
A

修理期間は、被害の規模により1日〜数週間かかります。

1日~数日:ガラス交換やパネル1枚程度に被害が集中しているケース
数日~1週間:複数のパネルに被害が及んでいるケース
1〜2週間以上:広範囲に多数の被害が出ているケース

Q
雹害車は売れないですか?
A

売ることは可能ですが、傷を直さないと査定額は減額されます。

修理しても、ルーフやフレームなどの骨格部分に修理が及ぶと「修復歴あり」となり、査定額が下がる要因となります。

雹害による自動車ガラスの交換なら【創業45年・年間84,000件の実績】の「glassD・DUKS」へ

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雹害によって自動車ガラスの交換が必要な場合、ぜひ「glassD・DUKS」へご相談ください。

関東・中国地方でスピード対応しており、Webや電話で簡単に見積もりの相談ができます。予約状況にもよりますが、即日での交換も可能です。

見積もりはもちろん無料で行っており、Webや電話からご相談ください。ひとくちに「フロントガラス交換」といっても、車種・年式・傷の状態などで費用は変わります。

「〇〇の業者ではホームページを見たら安かったけど、実際に交換したら費用が高くなった。」

ということがないように、電話からも相談できます。サービスについてのお問い合わせなど、気軽にご相談ください。

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まとめ|車が雹害の被害に遭ったらすぐに修理を

  • 車の雹害とは、降雹が車両にぶつかりフロントガラスが割れたりボディが凹んだりする被害のこと
  • 修理費用はへこみの数や大きさによって数十万円以上と高額になる場合がある
  • 車両保険は使えるが、翌年の等級ダウンによる保険料の値上がりとのバランスに注意が必要

突然の雹(ひょう)で愛車が傷ついてしまうとショックですが、凹みやガラスのヒビを放置すると錆の発生や車検NGといった二次被害に繋がります。

被害に遭ってしまったら、車両保険の適用を検討し、状態に合った適切な修理方法を選びましょう。

今後のためにも、日常的な雹対策をしておくことが大切です。フロントガラスのトラブルでお困りの際は、一人で悩まず実績豊富な「glassD・DUKS」へお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

             

DUKS  受付窓口責任者

吹浦 翔太

年間84,000件のフロントガラストラブルに対応するDUKSグループで、受付窓口の責任者を務めています。
2008年から6年間、現場での実務経験を積み、現在は国内主要ディーラー各社からの修理依頼を中心に、状況の整理と修理方針の判断に携わっています。
保有資格は「JAGUフロントマスター」「ダックス事務検定2級」。
現場で培った知見をもとに、お客様にとって最善の修理をご案内します。

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