自動車税（軽自動車税）はPayPayでスマホ決済できる｜ポイントは？納税証明書はどうなる？

毎年4月以降にやってくる自動車税の支払いは、手間がかかる上に、支払期限をうっかり忘れてしまうこともあります。

そんなときに便利なのが、スマホ決済アプリ・PayPayを使った支払い方法です。PayPayでの支払いなら、自宅にいながら簡単に納付でき、ポイント還元のチャンスもあるため、お得に支払うことができます。

今回の記事では、PayPayで自動車税を支払うメリットや具体的な手順、注意点について解説していきます。

PayPayで自動車税をスマホ決済する方法

2023年4月1日から全国の都道府県で、自動車税などの税金について、次の方法での支払いができるようになりました。

※PayPay残高はPayPayマネーのみ対象です。PayPayマネーライト、PayPayポイントでの支払いはできません。
※一部自治体はeL-QRのみの対応となります。
※eL-QRの場合は支払い予約ができません。

出典：請求書のお支払いはPayPayで！
出典：自治体（税金など）のPayPay請求書払い – キャッシュレス決済のPayPay

PayPay残高、PayPayクレジットでの支払い方法は次の通りです。

画像引用元：自動車税の請求書払いも「PayPayあと払い」をご利用ください

※PayPayの残高が納税額に足りなければチャージしてください。
※PayPayの支払方法でPayPayクレジットを登録している場合、請求書の支払い際にPayPayクレジットが初期設定されています。
※PayPayクレジットの場合、一括の他にリボ払い、分割払いを選ぶことが可能です。

出典：請求書のお支払いはPayPayで！
出典：自動車税の請求書払いも「PayPayあと払い」をご利用ください

PayPayで自動車税をスマホ決済するメリット

PayPayで自動車税を支払うメリットは、銀行やコンビニに行く手間が省けたり、手数料が不要になったり、PayPayステップの達成条件にカウントされたりすることです。

銀行やコンビニに行く手間が省ける

PayPayでの支払いはスマホで完了するので、納付書を持って銀行やコンビニに行く必要がありません。自動車税の納付書が届いたら、自宅ですぐ納税することができます。

また支払い日を予約できるため、PayPayのスキャン機能で読み取り支払い日を指定すると、PayPayが予約日に自動決済することも可能です。

そのため現金を用意したり、銀行やコンビニに行ったりする手間が省けます。

※毎月第3日曜日の0時〜6時までは、定期メンテナンスのため利用できません。

手数料が不要

キャッシュレス決済の場合、インターネット手続きによるクレジットカード払いとなると、決済手数料が必要となる場合があります。

しかし、自動車税や軽自動車税をPayPayで支払ったとしても、手数料は発生しません。PayPayあと払いの場合も、一括払いを選択すれば手数料は不要です。

PayPayステップの達成条件（支払い回数・金額）にカウントされる

自動車税を納付した場合、PayPayステップの達成条件（支払い回数・金額）のカウント対象です。

2025年2月現在、「200円以上のお支払い30回以上かつ、支払い金額がトータル10万円以上」で、翌月のポイント付与率が0.5%プラスされます。

※ただしPayPayポイントを利用して、自動車税を納付することはできません。

出典：PayPayステップ – キャッシュレス決済のPayPay

PayPayで自動車税をスマホ決済するデメリット

PayPayで自動車税を支払うデメリットは、納税証明書が発行されないこと、納付情報の反映に数週間かかることです。

納税証明書が発行されない

PayPayで自動車税を支払うと、納税証明書が発行されないです。そのため、納税証明書が必要な場合は、銀行やコンビニ、都道府県税事務所の窓口で納税する必要があります。

納税証明書がどうしても必要な場合は、各都道府県の税事務所など管轄の窓口に請求してください。

東京都を例に挙げると「都税証明郵送受付センター」に、申請書などの必要書類を送付して郵送請求をします。

参考：都税証明郵送受付センターからのお知らせ|届出・申請｜東京都主税局

くわしくは、お住まいの都道府県のサイトで確認してください。

納付情報の反映には時間がかかる

2015年4月から、自動車税の納税確認が電子化されています。そのため、車検の際に自動車税納税証明書を提示しなくても大丈夫です。軽自動車も同様で、2023年1月から納税証明書の提示が不要となりました。

ただし、一つだけ注意点があります。PayPayで自動車税を支払うと、納付情報の反映には2週間から最大で4週間ほどかかります。

そのため自動車税を納付後、すぐに車検を受ける場合は紙の納税証明書が必要です。その場合は銀行、コンビニの窓口での納付をおすすめします。

【結論】PayPayでの自動車税納付がおすすめの人、おすすめでない人

メリットとデメリットを加味した上で、PayPayでの自動車税納付がおすすめの人、おすすめでない人は次の通りです。

PayPayで自動車税をスマホ決済するについての疑問・質問

こちらでは、PayPayで自動車税についての疑問・質問を解説していきます。

PayPayで自動車税をスマホ決済するについてのまとめ

銀行やコンビニに行ったり、現金を用意したりする手間を省きたいなら、PayPayで自動車税を納付するのがおすすめです。

ただし、納付情報が反映されるのに時間がかかるため、すぐに車検を受けたい場合は従来の支払い方法を選択してください。