シリコンオフとは?使い方や注意点、代用できる日用雑貨について解説

雑学

車にステッカーを貼ったり、細かい擦り傷を直したりしたいときは、シリコンオフを使うのが有効です。

とはいえ、車好き以外の人に関しては、シリコンオフはあまり馴染みがないかもしれません。

そこでこの記事では、シリコンオフとは何か?をはじめ、シリコンオフの使い方から注意点、代用できる日用雑貨について解説していきます。

シリコンオフとは「脱脂剤」のこと

シリコンオフとは「脱脂剤」のことです。表面の油や油汚れを、取り除きたいときに使用します。車に関しては、以下のケースで使われるのが一般的です。

  • ボディの塗装
  • ステッカーの貼り付け
  • 傷の補修(メンテナンス)

このいずれかを行う際に、施工したい箇所の表面から油汚れを取り除くために使用します。

車のボディの汚れを落として、メンテナンスや塗装・ステッカー貼り付けなどの作業を行いやすくするため、下地処理(=脱脂)として使われる場合が多いです。

車の脱脂作業に関しては、以下の記事でも詳しく解説していきます。合わせて参考にしてください。

シリコンオフの種類や購入場所

こちらでは、シリコンオフの種類や購入場所について解説していきます。

シリコンオフの種類

シリコンオフの種類としてはシートタイプやスプレータイプ、缶に入ったリキッドタイプが販売されています。

シート拭くだけで脱脂できます。
サッとステッカーを貼る際は、シートタイプがおすすめです。
スプレー脱脂したい箇所に吹きかけて、マイクロファイバークロスで拭き取るだけでOK。
細かい擦り傷の補修で使うのにおすすめです。
リキッド筆を液体に浸して、脱脂したい箇所に塗りつけます。
1缶4リットルで販売されているなど、こまめにボディの塗装をしたり、細かい擦り傷の補修をしたりする人におすすめです。

ためにステッカーを貼ったり、細かい擦り傷が気になったときに使いたい人には、シートやスプレータイプがおすすめです。

こまめに愛車の手入れをする人は、リキッドタイプで1缶4リットルのものを購入しましょう。

シリコンオフはどこで買える?

シリコンオフは主にカー用品店やネット通販、ホームセンターで購入可能です。シートタイプが一番安く、5枚入りで300円〜500円ほどで販売されています。

スプレータイプは100ミリリットルで1,000円〜1,500円ほど、リキッドタイプは1缶4リットルで3,000円〜6,000円ほどで購入可能です。

リキッドタイプには1リットルサイズに小分けされた、チビ缶が1,500円前後で販売されています。場所の関係で4リットルを購入できない人は、このチビ缶がおすすめです。

シリコンオフの使い方

こちらでは、シリコンオフを使用する際の手順について解説していきます。

やわらかめのタオルやウエス、マイクロファイバークロスを用意して、以下の手順で脱脂してください。

  1. 水洗いして砂やゴミなどを落とす
  2. タオル、もしくはウエスで乾拭きして水分を取り除く
  3. ボディを乾かしたら、脱脂したい箇所にシリコンオフを塗り付ける
  4. 仕上げにマイクロファイバークロスで綺麗に拭き取る

水洗いしたあとは、必ず乾拭きして水分を完全に取り除いてください。水分が残ったままシリコンオフを使うと、しっかりと脱脂ができません。

シリコンオフシートでもシリコンオフスプレーでもリキッドタイプでも、手順は同じです。商品に記載されている使い方にしたがって、正しく使用してください。

シリコンオフを使う際の注意点

シリコンオフを使用する際は、以下の3点に気を付けてください。

シリコンオフを使う際の注意点

屋外で使用する

・ストーブや焚火など火の気から遠ざける

・手袋を着用する

シリコンオフは有機溶剤のため揮発性が高く、蒸気が充満した室内で火をつけると引火する恐れがあります。

火を使わなかったり、火気が近くにないとしても、密閉した室内で使用してしまうと人体に悪影響を及ぼす危険性があるので、十分注意しましょう。

また、屋外で使う際は焚火などの火の気から遠ざけるのはもちろん、夏は暑い日中の作業を避けてください。夏にシリコンオフを使うなら、涼しい朝方や夕方がおすすめです。

そして、作業時は必ず手袋を着用しましょう。素手で作業をすると、シリコンオフの成分によって皮膚上の油脂が分解されてしまいます。

誤って皮膚についてしまった場合は、流水でよく洗い流すようにしてください。

100均や家にあるものでシリコンオフは代用できる

シリコンオフは、100均で購入できるものや家にある日用雑貨で代用できます。それが、以下の4つです。

  • 無水エタノールや消毒用アルコール
  • マニュキュアなどの除光液
  • 食器用洗剤
  • パーツクリーナー

注意点が1つあり、それはシリコンオフと比べると、どれも脱脂の効果が落ちることです。しっかりと脱脂したいときは、やはりシリコンオフを使いましょう。

無水エタノールや消毒用アルコール

新型コロナウイルスが流行してから、消毒用のアルコールを自宅に置いている人もいると思います。

実は手を消毒する際のアルコールや、無水エタノールはシリコンオフの代わりに使えます。

シリコンオフと比べて除去力は落ちますが、アルコールでボディに付着した油分を落として、皮膚や人体への害が少ない成分が特徴です。

強力な成分で車のボディに負担をかけたくない人や、女性におすすめです。

マニュキュアなどの除光液

マニキュアやジェルネイルを落とす際に使う、除光液でも代用できます。

ニオイは多少しますが、安全に使える代用アイテムです。女性や女性のいるご家庭の場合、除光液で代用してもかまいません。

中性の食器用洗剤

中性の食器用洗剤も、シリコンオフの代わりに使えます。また、フロントガラスの油膜取りとしても使えて、ステッカーを貼るくらいなら食器用洗剤で代用してもかまいません。

注意点としては、必ず中性の洗剤を使用すること、そしてゴムに付着すると劣化が早まるので、ワイパーや窓のパッキンには付着しないように気を付けることです。

食器用洗剤の油膜取りに関しては、以下の記事でも詳しく解説していきます。合わせて参考にしてください。

パーツクリーナー

シリコンオフに似たアイテムとして、パーツクリーナーを思い浮かべる人もいると思います。

パーツクリーナーでも、シリコンオフの代用品として使用しても大丈夫です。しかし車の脱脂に関しては、シリコンオフに比べて効果が落ちます。

なぜかというと、シリコンオフとパーツクリーナーでは、使用する対象物がそもそも違うからです。

シリコンオフは車のボディやガラスに有効ですが、パーツクリーナーは金属パーツや金型、鋳型などに効果を発揮します。

そのため、パーツクリーナーは車に使用すると、シリコンオフよりも脱脂の効果が弱いです。

シリコンオフはフロントガラスの油膜取りに使えるのか?

結論から言うと、軽い油膜なら取れないこともないですが、基本的には専用のクリーナーを使用してください。

たまに「油汚れを取れるなら、油膜取りできるのでは?」と考える人もいますが、基本的にはおすすめしません。

シリコンオフは油膜除去というよりも、脱脂を目的として作られています。そのため、油膜除去のために使用するのは最適ではないです。

シリコンオフの油膜取りに関しては、以下の記事でも詳しく解説していきます。合わせて参考にしてください。

シリコンオフについてのまとめ

  • シリコンオフとは、車体の塗装やステッカーを貼る際に使う脱脂剤のこと
  • シリコンオフにはシートやスプレー、リキッドタイプがある
  • シリコンオフを使う際は、手袋をして火の気のない屋外で使う
  • シリコンオフは無水エタノールや、食器用洗剤でも代用できる
  • 油膜取りとしてはおすすめできない

シリコンオフシートやスプレーであれば、数百円〜千円ほどで購入できるので、ステッカーを貼る際や細かい傷を補修するときにおすすめです。

本格的に愛車の手入れをしたい人は、リキッドタイプで多めに購入した方が、値段的にお得になります。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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