フロントガラスのコーティングの効果|専門店の料金や自分で施工する方法

メンテナンス

フロントガラスを綺麗な状態でキープするには、撥水コーティングの施工がおすすめです。
インターネットの一部では、「フロントガラスにコーティングをしない方がいい。」という声を聞きます。

しかし、ガラスの状態を綺麗に保ちたいなら、コーティングを施工しておきましょう。

この記事ではコーティングをおすすめする理由や、自分で施工する際の手順、専門店にお願いする場合の料金について解説していきます。

フロントガラスのコーティングは「撥水タイプ」

車のガラスのコーティングには、「撥水タイプ」と「親水タイプ」があります。

フロントガラスのコーティングに最適なのは、撥水タイプです。撥水と親水の違いに関しては、以下の通りです。

【撥水コーティングとは?】

撥水タイプは雨水を粒状にして弾き、窓ガラスや車のボディに水滴を付着させない効果があります。

【親水コーティングとは?】

親水タイプは水と馴染みやすい性質があるので、雨水がガラスや塗装面に付着した瞬間に、水を滝のように垂れ流していきます。

フロントガラスに撥水コーティングを施すことで、雨の日でも視界をクリアにして運転できます。

親水コーティングはリアガラスやサイドガラス、サイドミラーに施工するのがおすすめです。

撥水コーティングと親水コーティングに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

フロントガラスにコーティングをおすすめする4つの理由

フロントガラスにコーティングをおすすめする理由は、以下の通りです。

  • 雨の日も視界がクリアになる
  • 水垢や油膜などの汚れが付着しにくくなる
  • 洗車が楽になる
  • フロントガラスの凍結防止になる

雨の日の運転も視界がクリアになる

雨の日はフロントガラスに雨水が付着して、視界が悪くなります。

コーティングを施工すれば、雨水を弾いてくれるので視界がクリアになり、安全にドライブしやすいです。

特に夜間に雨が降ると暗闇と雨水に加えて、対向車のライトで視界が悪くなるので、コーティングを施工しておくことで視界を保てます。

水垢や油膜などの汚れが付着しにくくなる

撥水コーティングは雨水を弾くので、フロントガラスに雨水が残りにくく、水垢やイオンデポジットができにくいです。

また、コーティングの被膜によって直接ガラスに汚れが付かなくなるので、汚れが雨と一緒に流れ落ち、油膜などがフロントガラスに固着しにくくなります。

洗車が楽になる

コーティングをすると水垢や油膜などの汚れが付着しにくくなりますが、それでも一ヶ月に一度は洗車をしないと汚れてしまいます。

ただ、水垢ができにくく汚れが固着しないので、洗車は楽です。

水洗いはもちろんカーシャンプーを使えば、スポンジで力強くこすらなくても、簡単に汚れを落とせます。

冬場は凍結防止になる

撥水コーティングをフロントガラスに施工しておくことで、ガラスの表面に水蒸気が付着するのを防いで、凍結防止に繋がります。

気温が低い状態でも、効果を発揮する撥水剤が販売されているので、効果や値段などを確認してから購入してみてください。

コーティング剤の種類と選び方

フロントガラスのコーティングは、自分で施工できます。

撥水コーティングの成分には、「フッ素系」と「シリコン系」の2種類があり、特徴は以下の通りです。

 シリコン系フッ素系
特徴フッ素系と比較すると、扱いやすく初心者におすすめ被膜が固く、油膜などの油汚れにも強い性質を持っている
料金相場1,000円前後約2,000円~4,000円
持続期間約1ヶ月約3ヶ月
メリット・撥水性が高い
・価格がリーズナブル
・乾燥にかかる時間が短い
・耐久性が高い
・効果の持続期間が長い
デメリット・耐久性が低い
・持続期間が短いため、施工する回数がフッ素系よりも多くなる
・施工が面倒
(シリコン系に比べて乾燥にかかる時間が長い)
・価格が高め

※料金や持続期間に関しては、あくまで目安です。購入するお店やコーティング後の環境で数字は変わります。

シリコン系

シリコン系のなかには1,000円未満のものもあり、油膜除去剤を塗れば効果も落ちるので、もしも失敗しても再施工しやすいです。

「とりあえず試しに自分でコーティングしてみる。」という人には、シリコン系をおすすめします。

フッ素系と比べると摩擦抵抗が少なく、ワイパー傷が気になりやすい人はシリコン系を施工してください。

持続期間は短いですが撥水性が高く、こまめにコーティングするのが面倒に感じない人には、シリコン系がおすすめです。

シリコン系の撥水コーティングに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

フッ素系

フッ素系は持続期間が長く、こまめに施工するのが面倒に感じる人におすすめです。

丈夫な被膜を形成して耐久性が高いため、一度施工すれば3ヶ月間は効果が持続します。

シリコン系よりも価格は高いですが、持続期間を考えればコスパは悪くありません。

施工する際は乾燥に時間がかかるので、時間にゆとりを持って行いましょう。

フッ素系の撥水コーティングに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

フロントガラスにコーティングを施工する際の手順

市販のコーティング剤を使って、自分でコーティングする場合は、以下の手順で行ってください。

【コーティングの手順/塗るタイプの場合】

  1. 洗車してフロントガラスの汚れをしっかりと落とす
  2. 乾いたタオルで水滴を拭き取る
  3. フロントガラスを乾かしたら、コーティング剤をムラなく塗る
  4. 塗布した面が、白く乾くまで放置する
  5. 固く絞った濡れタオルで、塗装面全体をムラなく拭きあげる

前提として、コーティングは綺麗なガラスに塗らないと意味がありません。必ず洗車をして汚れを落としてから、コーティングを施工してください。

洗車後はフロントガラスの水分をよく拭き取って、乾いた状態でコーティングを施工しましょう。撥水効果にムラが出ないよう、万遍なくコーティング剤を塗ってください。

コーティングをプロにお願いする場合の料金と持続期間

コーティングは自分で施工するよりも、プロにお願いする方が効果が高いです。コーティング専門店や量販店、ガソリンスタンドでコーティングを依頼できます。

料金と持続期間の目安に関しては、以下の表を参考にしてください。

 料金相場持続期間
コーティング専門店10,000円~25,000円6ヶ月~1年前後
カーディーラー3,000円~10,000円6ヶ月~1年前後
ガソリンスタンド3,000円~4,000円3ヶ月~6ヶ月前後

コーティング専門店やディーラーの料金に幅があるのは、軽自動車やワゴンなどの大型車では値段が変動するためです。

コーティング専門店の料金は高めですが、丁寧な下処理や独自技術による高品質なコーティングで、クオリティの高い施工をしてくれます。

フロントガラスのコーティングのみだと、施工時間は30分〜1時間程度が目安です。

ducksのコーティングは最大2年以上の効果が持続

ducksの撥水コーティングは最長で2年以上、効果を持続できます。撥水パワーで拭けば拭くほど自己補修するので、2年以上の効果を発揮するのです。

「フッ素系+シリコン系」の2層コートを、自動車ガラスの専門店のプロ技術で高品質施工しているので、質の良い撥水性を長期間キープできます。

無料で見積もりも出しているので、フロントガラスのコーティングに興味のある人は、ぜひ下のページからご覧ください。

ガラス撥水・油膜落とし | フロントガラス交換・修理のダックス glassD(グラスディー) 公式サイト (glass-d.com)

フロントガラスのコーティングについてのまとめ

  • コーティングを施工すれば雨天時の運転でもクリアな視界になる
  • 雨水や油膜が付着しにくく洗車も楽になる
  • 自分でもコーティングを施工できるが、質を求めるなら専門店に依頼を

撥水コーティングは、フロントガラスを綺麗な状態で保ちやすく、安全運転にも繋がるので、ぜひ施工してみてください。

自分でも施工できますが、質の高いコーティングを求めるなら、プロにお任せするのがおすすめです。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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