フロントガラスには撥水コーティングは必須|タイプ別の使用方法をご紹介。

メンテナンス

雨天時、フロントガラスに撥水コーティングをしていないと、水はけが悪く視界不良になってしまいます。

そのような状態のフロントガラスは事故の原因にもなるため、撥水コーティングをして、クリアな視界を確保しましょう。

ここでは、撥水コーティングの効果的な使用方法と、おすすめの商品をタイプ別でご紹介します。

撥水コーティングとは

撥水コーティングには、雨天時にフロントガラスに付着した雨滴を弾く効果があります。コーティング剤によっては、ワイパーなしで走行中の風圧のみで流れ落とすことも可能になります。

撥水コーティングには主に以下のメリットがあります。

  • 霜や凍結防止になる
  • 油膜などの汚れ防止にも

水滴がガラスに残りにくくなるため、冬場の霜や凍結の防止できる副次的な効果も期待できます。

さらには、雨天時の走行は大気中の油分を含んだ雨が付着する為、フロントガラスに雨滴が残った状態ですと油膜などの汚れの原因になりますが、撥水コーティングによって水分がしっかり弾かれるため、結果として汚れの防止に繋がります。

撥水コーティングの成分

ガラス撥水コーティング剤には大きく分けて「フッ素系」と「シリコン系」があり、それぞれメリット・デメリットがあるため、特性を理解した上で選ぶ必要があります。

それぞれの特徴を解説していきます。

フッ素系コーティング

フッ素系のコーティング剤は被膜が固く、油膜などの油汚れにも強い性質を持っており耐久性が非常に高いです。

メリットとしては下記2点があげられます。

  • 耐久性が高い
  • 効果の持続期間が長い

一方デメリットとしては以下の3点があげられます。

  • 施工が面倒
  • 価格が高め
  • シリコン系に比べ乾燥にかかる時間が長い

時間はかかっても良いから耐久性の高さを優先したいという人にはフッ素系コーティング剤がおすすめです。

シリコン系コーティング

シリコン系の特徴として、フッ素系コーティング剤と比べ、扱いやすく初心者にお勧めです。メリットとしては

  • 撥水性が高い
  • 安価で入手できる
  • 乾燥にかかる時間が短い

上記3点があげられます。

ですがフッ素系よりも耐久性が低く効果の持続期間が短いため、施工する回数はフッ素系コーティング剤よりも多くなるのがデメリットです。

タイプ別のガラスコーティング方法

成分だけでなく、コーティング方法も下記の5つに大別されます。

  • 塗るタイプ(フェルト)
  • 塗るタイプ(スポンジ)
  • スプレータイプ
  • ウォッシャータイプ
  • ワイパータイプ

それぞれ使用方法が異なるので、1つ1つ紹介していきます。

■塗るタイプ(フェルト生地)

ガラス撥水コーティング剤の多くは塗るタイプのもので、容器に吸水性が高いフェルト生地がついているのが特徴です。

容器を強く握ると、フェルトの中央から液剤が出て、フェルト生地に汲水されながらガラスに塗っていきます。

施工の際に用意するものは、コーティング剤と綺麗な乾いたタオル(シリコン系の場合濡れたタオル)です。

使用手順としては、フッ素系とシリコン系で異なりますが、主に以下の4ステップです。

  1. ボトル側面を押してやや強めにこすりながら塗り込む
  2. 5分~10分おいて全体を白く乾燥させる
  3. 綺麗な乾いたタオルで拭き上げる(シリコン系は濡れたタオル)
  4. 拭き上げ後は12時間乾燥させる(シリコン系は不要)

フロントガラス以外のところに使用すると、塗装が落ちてしまうことがあるため付着しないよう気を付けましょう。

多少手間はかかりますが、撥水性も高く、持続期間も長いため、時間がある人にはおすすめです。

■塗るタイプ(スポンジ)

同じく塗るタイプとして、スポンジを使用したコーティング方法もあります。市販の商品だと

  • コーティング剤
  • 専用スポンジ
  • 専用クロス

が付属している専用キットで売られているケースが多いです。

他のタイプと比べ、値段は割高ですが、フェルト生地同様、高い撥水性と耐久力の高さを実感できます。

主な使用手順は以下の通りです。

  1. 専用スポンジにコーティング剤を数滴たらし、窓ガラスに塗布する
  2. 完全に乾燥させる
  3. 綺麗なタオルでコーティング剤を拭き取る

■スプレータイプ

フロントガラスに直接噴射してコーティングする、スプレータイプの撥水コーティング剤です。

他のタイプのガラスコーティングに比べて、手軽に素早く簡単に撥水処理ができます。

まずは、コーティング剤と濡れたタオルを用意しましょう。
スプレータイプの主な使用手順は以下の通りです。

  1. フロントガラスに吹きかける
  2. 濡れタオルでコーティング剤を広げながら拭き取る

乾いたタオルではしっかり拭き取れなかったり、跡が残ってしまう為、必ず濡らしたタオルで拭き取りましょう。

拭き取る際はコーティング剤を塗り広げるイメージで拭き取りましょう。

拭き残しがあった場合、白い跡が残り、視界が悪くなる原因になってしまうため、丁寧に仕上げましょう。

塗るタイプとは違い雨天時にも使える手軽さがメリットですが、撥水性や耐久性には欠けるデメリットがあります。

■ウォッシャータイプ

意外にもコーティング剤として使用できるウォッシャー液もあります。

車のタンクに補充し、噴射するだけで、撥水効果を得られるため一番手軽と言えます。使用する際はあらかじめ、タンク内に残ったウォッシャー液を空にしておく必要があります。

使用手順は以下の通りです。

  1. ウォッシャータンクに補充
  2. ウォッシャーを噴射しワイパーを稼働させる
  3. 効果が薄まってきたら再度噴射させる

手軽さの反面、無条件でガラコウォッシャーが出てしまう為、もともとフロントガラスに油膜などの汚れがついている場合、白い跡が残ってしまう可能性があります。

また、フロントガラス以外にボディにも付着して跡が残ってしまうケースがあるため、簡易さを優先する分リスクを受け入れるか判断が必要です。

■ワイパータイプ

ワイパーゴムにコーティングの成分が練りこまれていて、ワイパーを使うたびにコーティングされます。

ワイパーの可動域にしか効果が出ませんが、ワイパーのゴムを変えて使うだけなのでお手軽です。

撥水状態の確認作業

最後に、施工が終わったら撥水状態になっているか確認します。

確認作業は撥水コーティングをしてから1日後、しっかりと乾燥した状態でおこなうのがおすすめです。

バケツやペットボトルに水を入れフロントガラス上部から前面に流してください。

コーティングが上手にできていれば、水分が水玉になり転がり落ちていくようになります。

撥水コーティングは汚れを落としてから

洗車もせずにいきなり撥水コーティングを使用しても、少しでも汚れが残っている状態のフロントガラスには効果がありません。

撥水コーティングを使用する際の注意点としては、フロントガラスが綺麗な状態であることです。

油膜の効果的な除去方法はこちらの記事で紹介しています。

フロントガラスの油膜を簡単に除去する方法|綺麗に落とせる方法を実践紹介

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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