フィルムアンテナの貼り付け方、ガラス交換時の注意点を解説!

雑学

フィルムアンテナとは、車内に搭載されているカーナビや、ワンセグ・フルセグのテレビに対応するため、ガラス面に貼り付けるタイプのアンテナのことを言います。

貼り付ける場所としては、フロントガラスとリアガラスがありますが、現在は、作業の手間を簡略化するため、フロントガラスのみに貼り付けることがほとんどと言って良いでしょう。

フィルムアンテナはTVの電波をはじめGPSやVICS(渋滞情報)を受信するものであるので、現在のナビゲーションにとっては無くてはならないものとなっています。

一部車種にはフロントやサイドガラスに元々アンテナがプリントされているものもあります。

今回は、フィルムアンテナの取り付け方と、フィルムアンテナ付きのフロントガラスを交換する時に知っておきたい注意点について、解説します。

フィルムアンテナの取り付け方

フィルムアンテナですが、自分で取り付けることも出来ますし、専門店にお任せしても良いです。

フィルムアンテナの貼り付け方は、そんなに難しくありません。

とはいえ、いきなり直接貼ると、微妙なズレが出てきたり空気が入ったりするので、貼る前の準備はしましょう。

基本的に以下の手順で行います。

  1. 目印をつける
  2. マイクロファイバーなどで軽く掃除
  3. 貼り付け

まずは目印をつけるために、赤や青など目立つテープを貼り付けることをオススメします。
こうすることで、貼った時の微妙な位置のズレが起こりにくく、キレイに貼ることが出来ます。

そして、フィルムを貼る前にフロントガラスをマイクロファイバータオルや雑巾で、軽く水拭きしてください。

ゴミやホコリなどの不純物を拭き取ることで、上手に貼りつきやすく空気が入る心配などがないからです。

もちろん、水拭きした後は乾くまで待つか、乾拭きをして水気をとってから貼り付けてください。

どちらも、そんなに手間のかかる作業ではないので、車をキレイに見せるためにやっておいた方が良いでしょう。

自分で張り付けるのが不安な方は、専門店にお任せしてみてはいかがでしょうか。

多少お金はかかりますが、貼り付け位置や貼り付け方など熟知しているため、自分で貼るよりも問題なく電波を受信出来る可能性が高まります。

フィルムアンテナの注意点

フィルムアンテナについて、まず一つ述べておきたいのが『一度貼ったフィルムアンテナの再利用はおすすめできない。』ということです。

これは、アンテナが断線したり受信性能が悪くなったりする危険性があること、単純に見栄えが良くないからです。

スマホやタブレットも剥がしたフィルムをもう一度貼る時、やはり見栄えが良くありません。フィルムアンテナにも同様のことが言えます。

それと、フィルムアンテナの料金をケチったがために、アンテナが断線したらそちらの料金の方が高くなってしまうので、本末転倒です。

フロントガラスが割れてもフィルムアンテナが無事な時があるかもしれませんが、そこは一緒に交換しましょう。

予算の関係などあるかもしれませんが、まずは専門店に相談してください。

事前にカーナビのメーカーや型番を伝えておくと、フロントガラスと一緒に取り寄せてくれることがあるので、再利用はオススメしません。

新しい物に交換して、ストレスなくカーナビやテレビを長く使えるようにしましょう。

最後に

フィルムアンテナの貼り方、簡単ではありますが快適に受信したい方はプロに任せるのがおススメかもしれません。

くどいようですが、フィルムアンテナの再利用はやめましょう。

ドライブを楽しむため、カーナビは今や私たちの運転に無くてはならないもの。カーナビを快適に使用するため、これらの知識は覚えておいておくと良いでしょう。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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