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スタッドレスタイヤの保管方法|保管サービスの料金、自宅での保管方法を解説

雑学

スタッドレスタイヤ1本あたりの費用相場は2〜3万円、4本まとめての購入だと安くても7万円前後します。正しい保存方法でタイヤの寿命が1年でも長くなれば、車の固定費を安くして家計の助けにもなります。

スタッドレスタイヤを保管するには、ディーラーやタイヤ専門店の「タイヤ保管サービス」を利用するか、自宅で保管するかの2択です。

この記事では、業者の「タイヤ保管サービス」の料金から、自宅でスタッドレスタイヤを保管する場合の正しい方法について解説していきます。

ディーラーや専門店の「タイヤ保管サービス」を利用する

自宅でスタッドレスタイヤを保管できない場合は、専門店の「タイヤ保管サービス」を利用しましょう。

トヨタなどのディーラーやオートバックスなどのタイヤ専門店、ガソリンスタンドやカー用品店では「タイヤ保管サービス」を行っています。

「タイヤ保管サービス」の料金比較

ディーラーやタイヤ専門店での「タイヤ保管サービス」の料金は、以下が相場になります。

「タイヤ保管サービス」の料金相場

・ディーラー   :8,000円〜1万9,000円
・タイヤ専門店  :7,000円〜1万8,000円
・カー用品店   :8,000円〜1万5,000円
・ガソリンスタンド:7,000円〜1万4,000円
※タイヤ4個を保管した場合の料金
※タイヤの大きさで料金は変動します
(ノーマルサイズ、ラージサイズ)
※タイヤ交換の料金は含まれません

この料金は半年もしくは1シーズンの契約期間ですが、たとえば1年契約にするとディーラーだと料金は2万円前後で収まります。

たとえば栃木トヨペットの場合、16インチ以下のタイヤを預ける場合、半年よりも1年契約の方が4,400円もお得です。

参考:タイヤお預かりサービス | 『トヨタ車』のことなら【栃木トヨペット】

春夏はスタッドレスタイヤを預けて、秋冬はノーマルタイヤを預ける場合は、1年契約を結ぶのもおすすめです。

同じ専門店の「タイヤ保管サービス」でも料金は店舗によって異なる

たとえば同じ自動車メーカーやタイヤ専門店であっても、「タイヤ保管サービス」の料金は店舗で異なります。また店舗によっては。同様のサービスを行っていなかったり、サービス内容が異なるケースもあります。

たとえばオートバックスの公式サイトには、以下の記載がされています。

【注意事項】
・一部未実施の店舗がありますので、ご依頼前に希望される店舗にご確認ください。
・店舗によってお預かり料金等、サービス内容が異なりますので店舗にご確認ください。
※一部抜粋

引用:オートバックス公式タイヤ・スタッドレス保管サービス|お預かりの流れ

そのため、近所のディーラーやタイヤ専門店で保管サービスを利用する際は、一度店舗に料金やサービス等を確認するのがおすすめです。

自宅でのスタッドレスタイヤの正しい保管方法

スタッドレスタイヤの寿命は、保管方法によって寿命が大きく変化します。

自宅でのスタッドレスタイヤの正しい保管方法については、以下の6つがポイントです。

  • 屋内で保管して日が当たる場所を避ける
  • タイヤ専門の保管カバーを使用する
  • タイヤの置き方に気を付ける
  • タイヤラックを使用する
  • 空気圧を下げる
  • タイヤを洗い油分・水分を拭き取る

こちらでは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

屋内で保管して日が当たる場所を避ける

保管場所については、雨風の当たらないガレージ・倉庫・屋根のある場所がベストです。屋内に保管する際は、以下の点に気を付けましょう。

  • 直射日光が当たる場所に置かない
  • エアコンの室外機の近くなど、湿気の多い場所には置かない

タイヤは日光や湿気で劣化します。ガレージや屋根のある場所でも、時間帯によっては日光が差し込む場合があるので注意してください。

夏場のガレージは湿気がこもりやすいので、窓や扉を空けてこまめに換気するか、換気扇を回すようにしましょう。

タイヤ専門の保管カバーを使用する

もしも屋根のある保管場所がない場合は、タイヤ専用の保管カバーを被せてください。専門店やインターネットショッピングで、2千円前後で購入することができます。

カバーを被せた後は、養生用のブルーシートを下に敷いたり、上からかけたりするのがおすすめです。雨風や紫外線からタイヤを守ることができます。

そして、以下の点に注意して保管してください。

  • 雨風が入ってこないように密封する
  • 完全に密封すると中に水が溜まりやすくなるので注意する
  • カバーを被せた後は必ず日陰に置くようにする
  • 湿度の高い季節には日陰でたまに風に当てるようにする

タイヤの置き方に気を付ける

保管時のタイヤの置き方についてですが、ホイールの向きによって置き方が変わります。

  • ホイール付き:横置き(タイヤを寝かせた状態)にして、タイヤを積み上げた状態で保管する
  • ホイール無し:縦置き(タイヤを立てた状態)にして保管する

スタッドレスタイヤに限らず、タイヤを保管する場合は必ず以上の状態でタイヤを置くようにしてください。

タイヤラックを使用する

タイヤの保管時はタイヤラックを使用するのがおすすめです。タイヤラックには「縦置き」と「横置き」があります。

4輪縦置きできるラックであれば、専門店やインターネットショッピングで4千円から購入することが可能です。

車によってタイヤのサイズも変わってくるので、ラックのサイズや耐荷重がどれくらいか、しっかりと確認するようにしてください。

空気圧を下げる

ホイール付きのタイヤを保管する場合は、空気圧を下げておきましょう。空気を抜くことで内圧を弱めタイヤの負荷が軽くなり、タイヤをしっかりと休ませることができます。

目安としては、空気圧を半分くらい下げるのが理想です。そして、空気圧を下げた後は、必ず平積み(横に寝かせて積み上げた状態)で保管してください。

タイヤを洗い油分・水分を拭き取る

紫外線や水分と同様に、油分が付着したままだとタイヤのゴムは劣化します。タイヤに付着した泥や砂、ワックスを使用している人はワックスを残さないようにしましょう。

タイヤを洗って、キレイな状態で保管するようにしてください。水洗いした後は、乾いたタオルや雑巾で必ず乾拭きして、水分を残さないようにしましょう。

自宅でのスタッドレスタイヤのNGな保管方法

スタッドレスタイヤのNGな保管方法は、ビニール袋に入れて野外に放置したり、水洗いでなくワックスやクリーナーを使ったりすることです。

ビニール袋に入れて野外に放置する

ビニール袋やタイヤカバーを被せたからといって、日差しの当たる野外に放置するのはNGです。

必ず屋根のある場所に保管するか、屋根がなければ養生用のブルーシートを下に敷いたり、上からかけたりしてください。

ビニール袋だけでは紫外線をカットできません。また、保管カバーだけだと雨水がタイヤに侵入してくる可能性があります。

水洗いでなくワックスやクリーナーを使う

前述でも触れましたが、油分はタイヤの大敵です。タイヤをキレイにする場合は必ず水洗いにしましょう。ワックスやクリーナーを使用するのは絶対にやめてください。

スタッドレスタイヤの寿命は3~4年ほど

スタッドレスタイヤの寿命は3〜4年ほどです。しかし、住んでいる地域や使用頻度などによって、寿命は変化します。以下のポイントを目視で確認しましょう。

  • プラットフォームが見えるか
  • ひび割れや細かい傷・硬化があるか

タイヤの残り溝が50%を切ると、プラットフォームが出てきます。これが見えたら、すぐに交換しなければいけません。

また、傷が目立つとタイヤを障害物にぶつけてしまうと、パンクやバーストする危険性があります。

スタッドレスタイヤの寿命=タイヤの寿命ではない

スタッドレスタイヤの寿命については、前述で解説しました。ただし「スタッドレスタイヤの寿命」と「タイヤとしての寿命」は分けて考える必要があります。

プラットフォームが見えたとしても、スリップサインが残っていれば夏タイヤとしての利用は可能です。

真冬で路面が凍結しない時期であれば、そのままタイヤを使い続けて、次の冬に新しいスタッドレスタイヤに変えてみてください。

ただし、タイヤに細かい傷があったり、運転中にハンドリングが重たく感じたりするようであれば、新しいタイヤに履き替えるようにしましょう。

スタッドレスタイヤの保管方法についてのまとめ

  • 自宅で保管できない場合は、ディーラーやタイヤ専門店の「タイヤ保管サービス」を利用する
  • 「タイヤ保管サービス」は、同じ会社でも店舗によって料金やサービス内容が異なる
  • 自宅でスタッドレスタイヤを保管する場合は、日が当たる場所を避けてタイヤの置き方に注意する

冬のドライブを安全に走行するためには、スタッドレスタイヤは無くてはなりません。寿命が来たら、新しいスタッドレスタイヤに履き替えるのは必須です。

しかし、料金も安いとは言えないので、正しい保管方法を把握して少しでも長くタイヤを使えるようにしましょう。

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この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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