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ウィンカーを出すタイミングは?法律上、ウィンカーのタイミングは決まっている

雑学

久しぶりに車を運転する場合は、ウィンカーを出すタイミングが掴めず戸惑うことがあるかもしれません。

特に右左折や車線変更をする場面では、緊張してどのタイミングでウィンカーを出して良いのか分からない場合もあるでしょう。

ウィンカーを出すタイミングは、法律で決まっています。今回は、法律で定められたウィンカーを出すタイミングと、各シチュエーションにおいてどのタイミングでウィンカーを出すべきかを解説します。

ウィンカーとは

ウィンカーとは「方向指示器」とも言い、自分の進路方向を周囲の車に知らせるための合図です。

自分がウィンカーを出さなければ、進路方向の車と衝突する危険があります。

ウィンカーを使う場面

ウィンカーを出すのは、主に以下の4つの場面においてです。

  • 車線変更をするとき
  • 右折や左折をするとき
  • Uターン(転回)をするとき
  • 路上の駐停車で発進・停止をするとき

例えば右折するときにウィンカーを出さなければ、直進して来る対向車と衝突する可能性があり、とても危険です。

また、車線変更をする際もウィンカーを出して変更しなければ、後続車と衝突する原因となります。

スムーズに進路方向へと走行したい場合は、ウィンカーを出すタイミングが鍵になります。

ウィンカーを出すタイミングは早すぎても遅すぎてもダメ

ウィンカーのタイミングは、早すぎても遅すぎてもいけません。例えば、ウィンカーを出してすぐ車線変更をしたら、後続車と衝突してしまうため、ウィンカーの意味がありません。

また、あまり早くウィンカーを出すと、後続車の運転に制限をかける時間が長くなるので、相手を混乱させてしまいます。

法律上におけるウィンカーを出すタイミング

道路交通法施行令第二十一条により、ウィンカーを出すタイミングは「交差点の30m手前」「進路変更をする3秒前」と決められています。

道路交通法施行令:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335CO0000000270#236

各シチュエーションにおけるウィンカーを出すタイミングは、次項で解説しているのでぜひ参考にしてください。

車線変更をするとき

片側二車線以上で車線変更をする場合は、車線変更する3秒前にウィンカーを点滅させましょう。

  1. 車線変更する前に周囲の安全(横の車や後続車の様子)を確認する。※目視してバックミラー・サイドミラーをチェックする。
  2. 車線変更できると判断したらウィンカーを出す。
  3. 車線変更したい道路の、後続車の様子を見ながらゆっくりと車線変更をする。
  4. 車線変更が終わるまでウィンカーは点滅したままにする。

道路が混雑している状態で混雑している二車線以上の道路で、直進や右折など進行方向とは違う車線に入ってしまった場合、速やかにウィンカーを出しましょう。後続車に車線変更する意思を伝え、入れるスペースを作ってもらいます。

ただし、中には自分の前に車を入れたくない人もいるので、その際はその車の後ろに入れるか検討しましょう。一番安全なのは、無理をせず、車線変更を諦め、交差点を通り過ぎ安全な場所でUターンなどをし、進路修正をしてください。

右左折をするとき

右左折は、基本的には交差点付近で、30m手前でウィンカーを出してください。

  1. 周囲の安全を確認してから、曲がりたい方向へ車を寄せて(もしくは車線変更をして)徐行する。※このとき、交差点の30m手前で進路変更を終わらせておく。
  2. 交差点30m手前でウィンカーを出す。
  3. 右左折が終わるまでウィンカーを点滅させる。
  4. 右左折が終わったらウィンカーを消す。

道路が混雑している場合は、早めに車線変更しておく必要があります。曲がりたい方向に余裕を持って車線変更をして、右左折するようにしてください。

Uターン(転回)するとき

Uターンする場合は、右左折をする際と同様、30m手前からウィンカーを出します。

対向車線の車や後続車の様子に特に注意しなければいけません。以下の手順で転回を行ってください。

  1. Uターンをしても大丈夫か、周囲の様子を確認する。
  2. 大丈夫だと判断したら、Uターンする地点の30m手前から右ウィンカーを点滅させる。
  3. Uターンが終わるまでウィンカーを点滅させる。

基本的にUターンは危険な行為なので、周りの様子やUターン禁止の道路でないか、しっかりと確認してから行いましょう。

路上の駐停車で発進・停止をするとき

路上駐車から発進したい場合や、停止して路上駐車をしたい場合は、以下のタイミングでウィンカーを出します。

  • 発進する場合…右ウィンカーで発進の合図を出し、周囲の安全を確認してから発進する。
  • 駐停車する場合…周囲の安全を確認してから、左のウィンカーで停止の合図を出す。

発進・停止ともに、行為が終わるまではウィンカーを点滅させてください。

ウィンカーを正しく出さなかった場合の罰則

ウィンカーを正しく出さなかった場合は「合図不履行違反」として、以下の罰則に問われます。

【合図不履行違反】

  • 違反点数…1点
  • 反則金…大型自動車:7,000円

    普通自動車・二輪車:6,000円

    原付:5,000円

悪質な場合は、5万円以下の罰金が科せられるので注意しましょう。

引用:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/torishimari/gyosei/seido/tensu.html

引用:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/torishimari/tetsuzuki/hansoku.html

最後に

久しぶりの運転でウィンカーを出すタイミングに不安がある場合は、今回 解説した各シチュエーションを参考にしてください。

時間的な余裕があれば、あらかじめ交通量の少ない道路でウィンカーを出す練習をしましょう。

市街地や国道など交通量の多い道路では、右左折や車線変更のタイミングが難しいです。

以下の記事では、車線変更を含めた「運転が怖い場合の克服法」について解説しています。よろしければ、ウィンカーを出すタイミングと合わせて参考にしてください。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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