赤信号が点滅する意味とは?点滅信号の交差点で注意すべきこと

雑学

交通量の少ない場所、または夜間などの交通量が少ない時間帯では、点滅信号が運用されています。

車両の場合は、赤点滅・黄色点滅の2種類ありますが、それぞれの意味をしっかりと説明できない人もいるでしょう。

赤信号・黄色信号の点滅の意味については、道路交通法施行令第2条「信号の意味等」に記載されています。

道路交通法施行令(昭和三十五年政令第二百七十号)

今回はこの法律をもとに、信号点滅の意味や義務、事故例、違反した場合の罰則について解説します。

赤色点滅信号の意味

赤信号の点滅の意味としては、車両や歩行者において以下の意味があります。

  • 車両等…停止位置で一時停止しなければいけない。
  • 歩行者…車両等(自動車やバイク)に注意して進行する。

歩行者の場合は一時停止の義務はなく、「自動車やバイクなど、周囲の交通に気を付けながら進行しなさい。」というサインになります。

ただし、車の場合は必ず一時停止をしなければいけません。

赤信号が点滅している場合の車の義務

車両等の場合は一時停止の義務があり、これを破ると罰則が科せられます。注意しながらの徐行ではなく、必ず一時停止して周囲の安全を確認してから走行しましょう。

  1. 停止位置で一時停止
  2. 歩行者や対向車両がいないか確認
  3. 安全を確認できたら走行

赤信号が点滅している場所では、必ず以上の運転を守らなければいけません。

黄色点滅信号の意味

黄色点滅信号の意味としては、「車両等は周囲の交通に注意して進行する。」となります。

法律上は赤色点滅と違って、黄色点滅では一時停止をする義務はありません。

黄色点滅は一時停止の義務はないが…

黄色点滅では一時停止の義務はありませんが、ドライバーは他の車両や歩行者の存在に注意しながら通行する必要があります。

特に夜間など視界が悪い場面では、赤点滅と同じように一時停止して周囲の安全を確認してから走行しましょう。

歩行者の場合は、歩行者信号に黄色点滅はありませんが、車両信号の黄色点滅がある横断歩道では、周囲の安全を確認してから歩行してください。

点滅信号で起こりやすい事故

黄色点滅・赤点滅の信号機がある交差点では、黄色点滅の方が優先道路です。点滅信号で起こりやすい事故としては、これが落とし穴になる場合があります。

「黄色側が優先」という意識が働いて、減速せず交差点に進入して横からくる対向車両と衝突を起こすという事故です。

そのため黄色点滅だとしても、赤点滅と同様に周囲の確認が、事故を防ぐための安全運転と言えます。

点滅信号での事故の過失割合

点滅信号同士で、車両事故を起こした場合の過失割合は、以下になります。

【速度における点滅信号での過失割合】

ケース過失割合
同程度の速度赤色点滅の車両:80%/黄色点滅の車両:20%
赤色点滅の車両:減速しなかった黄色点滅の車両:減速した赤色点滅の車両:90%/黄色点滅の車両:10%
赤色点滅の車両:減速した黄色点滅の車両:減速しなかった赤色点滅の車両:70%/黄色点滅の車両:30%
赤色点滅の車両:一時停止してから進入した赤色点滅の車両:60%/黄色点滅の車両:40%

もちろん、他の状況次第では過失割合は変わるので、あくまで参考程度と思ってください。

例えば、赤色点滅が直進で、黄色点滅が右折の場合は過失割合が変わります(赤色点滅:60〜70%、黄色点滅:30〜40%)。

また、義務ではないものの、黄色点滅の車両も周囲に注意して走行する必要があるため、過失割合が完全に0%になることはほとんど稀です。

信号点滅違反の罰則

点滅信号違反をした場合の違反点数は、信号無視と同様に全ての車両が2点です。

また、点滅信号での違反と、通常の信号無視(赤色等)の場合の反則金は以下になります。

【反則金】

車両点滅信号通常の信号無視(赤色等)
大型車9,000円12,000円
普通車7,000円9,000円
二輪車6,000円7,000円
小型特殊車・原付5,000円6,000円

引用:交通違反の点数一覧

引用:反則行為の種別及び反則金一覧表

最後に

点滅信号での事故のケースとしては、黄色点滅側の「優先道路の意識」が原因で起きる場合があります。

赤色点滅の場合は一時停止の義務があるのでもちろんですが、黄色点滅の場合も一時停止をして周囲の安全確認を行いましょう。

点滅信号は夜間に運用されている場合が多いです。夜間は視界が悪くなり、歩行者を発見しにくい場合もあるので、慎重に走行してくださいね。

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