愛車を自分で洗車するならどんなふうにやるのがベスト?
自慢の愛車はいつでもキレイに保ちたいですよね。頻繁に洗車へ通うことができればいいのですが、なかなか難しいのが正直なところでもあります。
昨今は新型コロナウィルスの影響で外出自粛が方々で叫ばれていたこともあり、自分の手で洗車をする機会が増えた人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、自分で洗車をする際のコツや注意点などを解説していきます。
自分で洗車することのメリット
洗車機を使わず、すべて手作業で洗車を行うメリットは
- 時間と周囲を気にせず丁寧に洗車することができる
- 自分で洗車することによって、車の状態や異変などにも早い段階で気づくことができる
- 汚れの程度や状態にあわせた洗い方ができる
などが主に挙げられます。
頑固な汚れを落とすときでも、ガラスやボディへ傷がつかないように配慮しながら洗車を行うことができるのは、車を長く愛用していくためにも重要なポイントです。
自分で洗車する場合の注意点
自分で洗車を行う場合の注意点としては、
- 自動洗車と違ってすべて自分の手で行うため、時間がかかる。
- 共用駐車場で洗車を行う場合、周囲へ気を配りながら洗車をする必要がある。
などが挙げられます。
洗車をするための充分な時間とスペースはあらかじめ確保しておきましょう。
用意するもの
自分で洗車する(手洗いする)ときには、以下のものを揃えてください。
- カーシャンプー(できるだけ家庭用洗剤は使用しない)
- 水を張ったバケツ
- 手袋(手荒れ防止)
- マイクロファイバータオル(できれば3枚)
- 合成セーム
- スポンジ(やわらかくて大きめのもの2個。足回り用とボディ用)
- 高圧洗浄機
- 純水(あれば)
適切な時間・場所
自分で洗車をする際、気温の高い日中の時間帯や直射日光が車に当たるような場所は避けるようにしてください。
気温が高い場合や、直射日光が車に当たってしまうと、すすいだ後の水が車体上で乾燥してしまいます。乾燥した水分が水跡になってしまうため、せっかく洗車をしても汚れたような状態になってしまうのです。
- 涼しい夕方
- 曇りの日
- 直射日光の当たらない場所
のいずれかの時間帯・場所で行うのがベストです。
洗車のベストタイミングについては以下の記事で詳しく解説しています!
道具がそろっているか、洗車に適した時間帯・場所であるかを確認し、作業していきましょう。
最適な服装で!
洗車は、動きやすく・汚れても良いような服で行いましょう。
アクセサリーやベルトのバックルなどは、洗車時にボディやガラスに触れると傷がついてしまう可能性があるので避けるようにしてください。
靴は、長靴や防水シューズなどを使用するようにしましょう。
洗車手順
【前準備】
バケツに規定量の洗剤を入れ、勢いよく水を入れながら泡立てておきます。
- 全体を水洗い車全体を水洗いして、車体に付着している砂や泥、ほこりなどを落とします。
このとき、ホースを使って車全体に水をかけるか、高圧洗浄機を使ってください。 - タイヤとホイール
汚れの多い足回り部分から洗浄していきます。掃除は上から行っていくのがセオリーですが、洗車の場合は
タイヤやホイール、ホイールハウス部分を水で流し、たっぷりの泡を含ませたスポンジで洗っていきます。 - ボディと窓ガラス
バンパーやライト、ミラーなど、形状が複雑なパーツに水をあて、汚れをかき出します。
ある程度かき出したら、泡立てたカーシャンプーでボディを洗っていきます。
屋根から洗い、ボディ全体を洗っていくイメージで進めていってください。 - 洗った部分をすすぎ、水を拭き取る
洗剤が長時間付着していると、シミになってしまうことがあります。カーシャンプーで洗ったあとは、できるだけすぐに洗い流すようにしてください。ドアノブ、ボンネットの隙間など、パーツの隙間に洗剤が残らないよう、念入りに行いましょう。
イオンデポジット(水シミ)が残らないように、合成セームとマイクロファイバークロスで拭きあげます。
拭き忘れがないように丁寧に拭きあげてください。
最後に
手洗いは時間がかかるので、カーコーティングを施せば、車に艶がでたり、水はじきがよくなったり時間の短縮にもなります。
間違った手順の洗車で、うっかり車を傷つけてしまわないよう丁寧な洗車を心がけていきましょう。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。