車のシート洗浄を自分で!スチームクリーナーの使い方と業者の費用相場

メンテナンス

車のシート洗浄は、車内の快適さと清潔感を保つために欠かせないメンテナンスです。

シートは日常の中でも汚れやすい場所で、食べこぼしや飲みこぼし、砂や泥、皮脂汚れなどが原因で、気が付いたら汚れていることがあります。

今回の記事では、シートの汚れの原因から、自分でできる掃除・清掃方法、スチームクリーナーを使ったクリーニングまで丁寧に解説していきます。

家にある道具で手軽に洗浄する方法や、おすすめのアイテムも紹介するので、「自分でシートをきれいにしたい」という人に役立つ内容です。

清潔な車内づくりの第一歩として、ぜひ参考にしてください。

車のシートが汚れる6つの原因|食べこぼし・汗・ペットの毛まで!

車のシートが汚れる原因

シートの汚れの原因は、以下の7つが挙げられます。

  • 食べこぼし飲みこぼし
  • 砂や泥汚れ
  • 皮脂や汗
  • 嘔吐物
  • 化粧品類
  • ペットの毛や排泄物

ドライブをしていると、お菓子やファーストフードを車内で食べる機会が多くなり、食べこぼしや飲みこぼしでシートが汚れます。

また、夏場は海や山に出掛ける機会が多く、砂や泥汚れ、皮脂や汗がシートに付着しやすいです。

それだけでなく、季節によっては日焼け止めや化粧品、ハンドクリームやボディクリームが付着してしまうこともあります。

ファミリー層の場合、子供は車に酔いやすいので、嘔吐物がシートに付着することがあります。

犬を飼っている場合はペットの毛や排泄物、喫煙者ならタバコの煙やヤニ汚れがシートを汚してしまう原因になります。

素材別の特徴をチェック!ファブリック・本革・合成皮革の違い

車 シート 素材

シートの洗浄方法を紹介する前に、愛車のシートの素材について知っておきましょう。素材によっては、使えないクリーナーもあるので注意が必要です。

ファブリック素材
・布生地で作られている乗用車の主流のシート
・通気性に優れているのがメリット
・汚れを吸収しやすくシミができやすいのがデメリット
本革素材
・コーティングがしっかりしていて表面が保護されている
・シートのなかでは耐久性が高く汚れが奥に染み込みにくい
合成皮革素材
・天然の布地に合成樹脂を塗付して作られたシートで、一見 すると本革に見える
・表面がコーティングされていて、水分や汚れに強いのがメリット

【初心者向け】車のシートを自分で洗浄する方法!

車 シート 洗浄

こちらでは、車のシートを洗浄する際に、用意するものや作業手順について解説していきます。

用意するもの|専用クリーナーはシート素材に合うものを選ぶ

車のシートを洗浄する際は、まず次のものを用意してください。

用意するもの

・シート専用クリーナー
・水
・スプレーボトル
・掃除機
・粘着テープ(コロコロ)
・歯ブラシ
・タオル×2枚(水拭き用、乾拭き用それぞれ1枚ずつ)

クリーナーは、シート素材に合ったものを必ず選んでください。シートの素材によっては使えないクリーナーもあります。

購入する前はパッケージに記載されている説明を読み、自分のシートに最適なクリーナーを選んでください。

クリーナーは、カー用品店やネット通販などで、1,000円前後から購入できます。

失敗しない作業手順|ゴミの除去からしっかり乾燥させるコツまで

クリーナーや掃除機など用意できたら、次の手順で作業を進めましょう。

シートのゴミを掃除機で吸ったり、コロコロで取ったりして汚れを取り除く
背もたれや座面の間などの汚れを歯ブラシで掻き出していく
クリーナーをシートに吹きかけてタオルでやさしく汚れを拭き取っていく

※使い方は、クリーナーの説明書を読み、それに従ってください。

汚れが落ちたらクリーナーがシートに残らないよう水拭きをする
3~4を繰り返していく
シートの洗浄が終わったら乾いたタオルで水気を取る
窓を開けて2~3時間、乾燥させる

シートのゴミを取り除く際は、車の窓を開けて換気をしながら行ってください。

シートに水分が残ったままだと、カビやニオイの原因になるので、シートはしっかりと乾拭きをしてから乾燥させましょう。

車のシート洗浄は家にあるものでできる!

車のシート洗浄は、重曹や衣類用の中性洗剤といった、家にあるものをクリーナー代わりとして使用できます。

重曹

車のシートにはファブリックや本革、合成皮革の素材がありますが、重曹はどの素材でも関係なく使えます。

シート洗浄で重曹を使う際は、次のポイントを押さえておいてください。

  • 水200mlに対して小さじ1程度の重曹をスプレーボトルに入れる
  • 汚れた部分に重曹水を吹きかけて5分ほど放置する

衣類用の中性洗剤

食べこぼしや飲みこぼしであれば、中性洗剤でシート洗浄できます。ただし食器用の中性洗剤だと泡立つため、衣類用の中性洗剤を使うのがおすすめです。

やり方は、衣類用の中性洗剤を水で約1%に薄めてから柔らかい布に含ませて、汚れを拭き取るだけです。

【疑問】アルカリ電解水は使える?本革・合皮への使用は要注意!

車内清掃に、アルカリ電解水を使用する人もいると思います。シート洗浄に使えるかどうかですが、本革や合成皮革への使用はおすすめできません。

これらの素材にアルカリ電解水を使用すると、表面のコーティングが剥がれて、ベタつきや剥離の原因になる恐れがあります。

ファブリック素材に使用する際も、最初は念のためにシートの端から掃除していき、問題ないかどうか確認しましょう。

スチームクリーナーで徹底洗浄!除菌・消臭を叶えるプロ級のやり方

車 シート スチームクリーナー

ケルヒャーなどのスチームクリーナーは、シートの洗浄に加えて除菌も可能です。スチームクリーナーを使って洗浄する場合、用意するものと手順は以下になります。

用意するもの

・スチームクリーナー
・粘着テープor掃除機
・歯ブラシ
・タオル×2枚

【手順】

歯ブラシや掃除機などでゴミを取り除く
シートにスチームクリーナーを当ていく
汚れが浮いてきたらタオルで叩くように拭き取る
汚れを落としたら乾いたタオルで水気を拭き取る
シートをしっかりと乾燥させる

スチームクリーナーをシートに当てる際は、同じ箇所に長く当てないよう、サッと拭き取るようにしてください。

また、クリーナーで掃除をするときは、一気に広範囲をかけるのではなく、30cm〜40cmくらいの範囲で部分的にかけていきます。

汚れが取れない場合は、その箇所が冷めてから再びスチームを当てて拭き取りましょう。

また、スチームアイロンと車のシートの間にショップタオルのような不織布を当てると、水分がシートに染みこみにくくなり汚れも不織布に付きます。

汚れるたびに不織布を取り替えれば、常にきれいな状態で拭き取れるのでおすすめです。

※スチームクリーナーは、ファブリックや合成皮革などの素材には使用できますが、本革シートの場合には使えないので気をつけてください

自力では限界?プロに任せるべき汚れと業者の費用相場

車 シート洗浄 料金

自分で掃除するのが手間に感じる場合は、業者へ掃除を依頼するのもおすすめです。また、汚れの種類によっては、業者に頼んだ方がシートを綺麗にしてくれます。

【コース別】シートクリーニングの料金相場一覧表

業者にもよりますが、以下が料金の相場は以下の通りです。

  • 部分クリーニング    :5,000円前後
  • シート全体のクリーニング:8,000円前後
  • 後部座席クリーニング  :13,000円前後

このほか、汚れの種類や掃除方法によって、以下のコースが存在します。

主なクリーニングのコース

A:クイックコース:2,000円〜6,000円(汚れが少ない人向けの簡単なクリーニングするコース)
B:スタンダードコース:10,000円〜15,000円(気になるニオイや汚れをしっかりクリーニングするコース)
C:プレミアムコース:25,000円〜50,000円(天井から床まで車内丸ごとクリーニングするコース)

こんな汚れはプロへ!嘔吐物・血液・タバコのニオイは専門業者が安心

ゴミやホコリ、食べこぼしや飲みこぼしなどは、自力で汚れを落とすことができます。しかし、以下の汚れは自力で落とすのは難しいので、必ずプロにお願いしましょう。

  • タバコのヤニ汚れやニオイ
  • ペットの排泄物
  • 嘔吐物
  • 血液シミ

glassDでは、お客様に合わせたルームクリーニングを行っています。詳しくは、以下のページをご覧ください。

カーフィルム・レンズクリーニング | フロントガラス交換・修理のダックス glassD(グラスディー) 公式サイト (glass-d.com)

仕上げが肝心!洗浄後の「除菌メンテナンス」で清潔な車内をキープ

2020年初めごろから、新型コロナウィルスが本格的な社会問題になりました。その影響で、除菌に気を配っている人も増えています。

シートを洗浄したあとは、しっかり除菌をすれば菌の繁殖を防げます。シートを除菌する際は、以下の使用がおすすめです。

  • ウェットクロス
  • 車用の除菌シート
  • スプレータイプの除菌グッズ

カー用品店やホームセンターなどで気軽に購入できるので、ぜひ覗いてみてください。

除菌する際に注意して欲しいのが、アルコール度数による変色や色落ちです。

シートを除菌する前に、目立ちにくい部分で一度試して様子を見てから使用するようにしてください。

そのほか、車内の除菌に関しては以下の記事で詳しく解説しています!

まとめ|自分に合ったシート洗浄方法で快適なドライブを!

  • シートの洗浄は市販のクリーナー、スチームクリーナーを使用する
  • 嘔吐物や血液シミ、ペットの排泄物による汚れは業者に任せる
  • シートの洗浄後は除菌も合わせて行う

車内を清潔に保つためのシート洗浄は、日々の汚れをリセットし快適な空間を取り戻す大切な作業です。

食べこぼしや皮脂汚れ、ペットの毛など原因はさまざまですが、正しい方法を知れば自分でも十分にクリーニングできます。

素材に合った洗浄やスチームクリーナーの活用、仕上げの除菌まで丁寧に行うことで、車内は見違えるほど快適になります。

ぜひ今回の解説を参考に、清潔で心地よい車内環境を維持してください。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

             

DUKS  受付窓口責任者

吹浦 翔太

年間84,000件のフロントガラストラブルに対応するDUKSグループで、受付窓口の責任者を務めています。
2008年から6年間、現場での実務経験を積み、現在は国内主要ディーラー各社からの修理依頼を中心に、状況の整理と修理方針の判断に携わっています。
保有資格は「JAGUフロントマスター」「ダックス事務検定2級」。
現場で培った知見をもとに、お客様にとって最善の修理をご案内します。

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