フロントガラスの油膜取りおすすめ8選 水垢も落とせるアイテムも紹介【2023年版】

メンテナンス

車のフロントガラスにこびりつく油膜は視界の妨げになってしまい、最悪の場合は事故の原因に繋がってしまうこともあります。

程度にもよりますが、油膜は誰でも簡単に除去することが可能なので、積極的にメンテナンスを行ってください。

この記事では油膜取りの効果や種類、おすすめの油膜取りについて紹介しています。ぜひ、油膜取りを購入する際の参考にしてみてください。

また、「フロントガラスの効果的な油膜取りの方法」も解説しているので参考にしてみてください。

油膜取りの効果

油膜取りの効果は、油膜の除去の仕方によって2つに分けられます。

  • 油膜を削り取るもの
  • 油膜を溶かすもの

ゲル化した油膜取りの除去の方法で一般的なのは、削り取ることです。

酸化セリウムなどが含まれたコンパウンド(研磨剤)入りの油膜取りを使って磨いていくことで、油膜を削り取り、ガラスの本来の表面を取り戻します。

洗浄して油膜を除去するタイプの油膜取りもありますが、コンパウンド入りの油膜取りに比べるとマイナーな方法です。

油膜取りの種類とそれぞれの効果

油膜取りにはシートや液体など、いくつかのタイプがあります。タイプによってメリット、デメリットが異なるので、使用シーンによって使いわけてみて下さい。

一番効果的なのは液体タイプの除去剤

タイプ除去力手軽さ
シートタイプ
スプレータイプ
液体タイプ

シートタイプの油膜取り

特徴詳細
除去力除去力は低く、頑固な油膜は落とせない
手軽さ手軽に使えるので、軽めのメンテナンスには有効
メリットコンパウンドやマイクロファイバータオルの準備が不要
デメリット・乾くと使えなくなるため保管方法に注意
・頑固な油膜には効果が薄い

シートタイプの油膜取りは、ウェットティッシュやトイレのお掃除シートのようにサッと取り出して使うことができます。

シートと洗剤が一体となっているため、シートでガラスを磨くだけで手軽に油膜を除去することができます。

車にストックしておいて、飲食店の換気扇の近くに駐車した後やどうしても気になった時などにシートタイプの油膜取りでさっと拭き取る使い方をすれば、クリーンなフロントガラスを保つことができます。

スプレータイプの油膜取り

特徴詳細
除去力除去力は低く、頑固な油膜は落とせない
手軽さ吹きかけるだけなので手間はかからない
メリット油膜が気になる箇所に直接吹き付けて使用することができる
デメリット液体タイプに比べると効果は弱い

スプレータイプは、片手で洗剤を吹き付けることができる手軽さがポイントです。

雨の日ならスプレータイプの油膜取りを吹き付けてワイパーを動かすだけで、洗い流しの手間をかけずにフロントガラスのクリーニングをすることもできます。

液体タイプの油膜取り

特徴詳細
除去力除去力は低く、頑固な油膜は落とせない
手軽さ吹きかけるだけなので手間はかからない
メリット・他のタイプのものに比べて効果が高い
・成分を重視して選ぶことができる
デメリット時間と手間がかかる

液体タイプの油膜取りは、コンパウンド入りのものや油を溶かす成分が入ったものなど様々です。

いずれもシートタイプやスプレータイプに比べると磨く手間がかかりますが、効果は抜群です。

油膜取りにおすすめの商品8選【最強・簡単】

ここでは編集部おすすめの油膜取りの紹介から、人気のある油膜取りに関してはランキング形式で紹介しています。

効果はもちろん、価格や手軽さなどのコスパの良さも評価に入れているので、気になる商品があれば、ぜひ参考にしてください。

※価格に関しては、通常価格で紹介しています(価格は2023年8月現在のものです)。通販サイトによっては割引などで値段が変動している場合があります。

【編集部おすすめ】プロ仕様「UROKO CLEAR」

項目詳細
商品名UROKO CLEAR(ウロコクリア)
価格4,200円(税込み)
内容量80g
付属品フェルトパット
タイプ液体
成分研磨剤
評価★★★★★

「UROKO CLEAR(ウロコクリア)」は、自動車ガラスリペア・交換の専門店「glassD」から販売している水垢落としです。

市販品の多くは油膜取りがメインですが、こちらは強力な水垢・油膜両方除去することができます。

除去力の秘密は、純度が高い「酸化セリウム」と「超微粒子セラミック」にあり、厚みのある水垢や頑固な油膜を簡単に除去することが可能です。

プロ仕様で実際に現場でも使われているアイテムなので、一般的な市販品よりも高いですがその分除去力にも自信があります。

市販品を使っても落ちなかった・・・という方はぜひ試してみてください。

ビフォーアフター
UROKO CLEARを使った効果的な水垢の落とし方
ガラスに水をかけほこりや汚れを水で洗い流す

ほこりや砂利などの汚れが付着している状態で、専用スポンジを擦るとガラスに傷がついてしまう可能性があります。
専用スポンジの使用前に、水で洗い流してください。

専用スポンジを水で十分に濡らす

水で濡らすことで傷が付くのを防止できます。また、潤滑剤のような役割があります。濡らしすぎると溶剤が薄くなるので注意が必要です。

専用スポンジに溶剤を適量出す

溶剤は出し過ぎず、足りなくなったら継ぎ足すようにしてください。

専用スポンジでガラスを擦る

ポイントは広い面積を一度にやろうとするのではなく、小さい面積を丁寧に擦って分解させていくイメージです。

濡れたタオルで溶剤をふき取る

マイクロファイバータオルで拭きあげて、油膜がしっかりと落ちているか確認します。
確認するポイントは「フロントガラスに水滴ができずに表面を滑るように流れ落ちる状態」になっていることです。

乾いたタオル、もしくはマイクロファイバータオルで拭きあげる

※汚れが取り切れていない場合は2から繰り返し施工してください。

市販品では油膜・水垢が落ちなかった経験ありませんか?

落ちなくて諦めていた汚れをれ1本で解決!
glassDが実際に現場で使用しているプロ仕様の水垢落としをお手元で体験できるようになりました。

1位 PROSTAFF(プロスタッフ) ウインドウケア キイロビン ゴールド A-11

プロスタッフのウィンドウケアキイロビンゴールド
項目詳細
商品名PROSTAFF(プロスタッフ) ウインドウケア キイロビン ゴールド A-11
価格777円/2,687円(Amazon価格)
内容量200g/1kg
付属品専用スポンジ
タイプ液体
成分ガラス系ナノパウダー、酸化セリウム
除去力★★★★★

油膜取りの有名シリーズ「キイロビン」のハイグレードモデルです。

ウォッシャーやクリーナーで落としきれない、焼きついた油膜・被膜へのなじみを良くすることで、従来よりもスピーディーな油膜取りを実現しています。

成分はキイロビン120に含まれている酸化セリウム、それにガラス系ナノパウダーを融合させており効果は高いです。

付属のスポンジにつけて軽くこすれば汚れが楽に落ちるので、はじめて油膜を落とす人や力が強くない女性の方にもおすすめです。

2位 SOFT99(ソフト99)ウィンドウケア ガラスリフレッシュ

SOFT99のウィンドウケアガラスリフレッシュ
項目詳細
商品名ソフト99 ウィンドウケア ガラスリフレッシュ
価格845円(Amazon価格)
内容量80g
付属品ループファイバーパッド
タイプ液体
成分研磨剤
除去力★★★★★

「ウィンドウケア ガラスリフレッシュ」は、「マイルドインパクト」「ストロングインパクト」「ハードインパクト」の3種類の研磨粒子が入ってるのが特徴です。

この研磨粒子の効果を最大限に活かすためのスープファイバーパッドが付属されており、これらがガラス表面の付着物にアプローチします。

水垢だけでなく同時にフッ素系の撥水剤や、油膜を落とすことも期待できるため、かなりコスパの良い商品です。

3位 PROSTAFF(プロスタッフ) ウインドウケア キイロビン120

プロスタッフのウィンドウケアキイロビン120

※2023年8月10日時点でAmazonでは取り扱いのない商品となっています。

項目詳細
商品名PROSTAFF(プロスタッフ) ウインドウケア キイロビン120
価格
内容量120g
付属品ペフ付きスポンジ
タイプ液体
成分酸化セリウム
除去力★★★★☆

販売開始から40年以上を経過した油膜取りの定番商品で、キイロビンシリーズで最も人気のある商品です。

頑固な油膜も除去してくれる頼もしいアイテムで、施工後もきれいな状態を保てます。

ゴールドの方が除去力が高いですが価格も安く、専用のクリーナーも入っているので文句なしの3位です。

成分の酸化セリウムが、油膜や劣化で見にくくなったガラスを科学的に研磨してくれます。

4位 SOFT99(ソフト99)油膜ねこそぎクリーナー

SOFT99のウィンドウケア油膜ねこそぎクリーナー

※2023年8月10日時点でAmazonでは取り扱いのない商品となっています。

項目詳細
商品名SOFT99 ( ソフト99 ) ウィンドウケア ニュー油膜ねこそぎクリーナー 270g
価格
内容量270g
付属品専用スポンジ
タイプ液体
成分無機研磨剤
除去力★★★★☆

2種類のニューセラミックパウダー配合により、界面活性剤では除去できない頑固な油膜に食い込んでかき取ることができます。

ガラスコーティングの下地処理にもおすすめで、ワイパーのビビリ対策にも効果を発揮します。

キイロビンと比べると液体っぽさがあるので、使い勝手は少々悪いと感じますが、頑固な油膜もしっかり落としてくれる優れものです。

内容量に関しては270gと、キイロビンより若干多めなのは嬉しいポイントです。

5位 CCI(シーシーアイ)スマートビュー窓ガラスクリーナー

項目詳細
商品名CCI 車用 ガラスクリーナー スマートビュー 窓ガラスクリーナー 
価格440円(Amazon価格)
内容量440ml
タイプスプレー
成分ノンシリコンタイプの中性洗剤
除去力★★☆☆☆

スプレータイプのクリーナーで、これ1本でガラスの内側の曇りと外側の油膜を落とします。

研磨剤不使用で車の外側のガラスに直接スプレーでクリーナーを吹きかけて、タオルでサッと拭くだけで油膜を分解できるので簡単です。

車内のガラスについた、手垢やタバコのヤニや油汚れも落とせるので、車に常備しておくと気になったときに手軽に汚れを落とせます。

液体タイプの油膜取りと比べると、除去力に物足りなさを感じますが、手軽で価格も安くコスパの良いです。

6位 SOFT99 ウィンドウケア 窓フクピカハンディワイパー

項目詳細
商品名SOFT99 ウィンドウケア 窓フクピカハンディワイパー
価格891円(Amazon価格)
内容量ハンディワイパー1本
付属品窓フクピカ10枚付属
タイプシート
成分特殊3層構造のガラスクリーニングシート
除去力★★☆☆☆

ロング設計でミニバンの大きなガラスもスムーズにクリーニングできます。

ハンドル部の長さ・しなり・角度・ヘッド部のサイズ・形状・クッション性にこだわったハンディワイパー付きです。

全長約35センチの長いハンドルで、奥行きのあるミニバンのフロントガラス外側の中心部までしっかりと届きます。

運転席に座った状態で、フロントガラスの隅から隅までを均一な力で拭き上げることができます。液体やスプレータイプと比べると、油膜の除去力は高くありません。

7位 KYKウィンドウォッシャー

項目詳細
商品名KYKウィンドウォッシャー
価格355円(Amazon価格)
内容量2L
付属品なし
タイプ液体
成分メタノール、気化性洗浄剤
除去力★☆☆☆☆

超純水を使用したストレートタイプの洗剤なので、水道水のミネラル分などが跡になってしまうのを避けることができます。

激しい汚れがあると不向きですが、ガラスコーティングをした車にも使えるため、日々のクリーニングには最適です。

油膜取りの使い方(液体タイプ)

液体タイプの油膜取りに関しては、以下の手順で行うのが基本です。

  1. 油膜を落とす前にカーシャンプーで洗う
  2. スポンジに油膜取りを染み込ませる
  3. ガラスの隅々を細かくスポンジで擦っていく
  4. スポンジで擦ったら水洗いする
  5. マイクロファイバークロスで乾拭きをする

スポンジで油膜を落とす際は力を強く入れ過ぎると、傷がついてしまうので優しく擦ってください。

ガラスに水気を残すと、水垢やイオンデポジットの原因になるので、しっかりと乾拭きしましょう。

油膜の取り方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。合わせて参考にしてください。

フロントガラスのおすすめ油膜取りアイテムについてのまとめ

  • 油膜取りにはシート、スプレー、液体タイプがある
  • 手軽さならシート、除去力なら液体、手軽さと中間のタイプならスプレータイプ
  • しっかりと油膜を除去したいなら液体タイプがおすすめ

雨が多くなる時期や花粉・黄砂が多くなる時期は特に、ガラスのメンテナンスの頻度を上げていきましょう。

どんな天候でも快適なドライブができるように、こまめなメンテナンスを心がけ、今回ご紹介した商品をぜひ活用してください!

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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