車酔い・乗り物酔いの原因と対処法

雑学

連休や行楽シーズンになると、旅行やドライブに出かけたくなりますよね。忙しさや日常生活から離れて、どんなところに行こうか計画を立てるのは楽しいものですが、乗り物酔い・車酔いをしやすい人にとって、長時間のドライブは心配の種でもあります。

しかし、車酔いに効くツボを知っておいたり、ドライブの前に酔い止めの薬を服用しておけば、長時間の車移動であっても安心して旅行やドライブを楽しむことができます。

今回の記事では、車酔いしたときにすぐできる対処法・おすすめの酔い止め薬、紹介していきます。

乗り物酔いを抑える事前の対処方法

乗り物酔いをしないように、車に乗る前と乗車直後は以下のことを心がけてください。

  1. 長時間ドライブをする前夜は充分に睡眠をとる
  2. 車に乗る1時間前には食事を済ませる
  3. 走行中は遠くの景色を見たり下を見たりして、スマホはできるだけ見ない

乗り物酔いを起こした後の対処方法

  1. 車から降り、こまめに休憩をして新鮮な空気を吸う
  2. 乗り物酔いに効く「ツボ」を押す
  3. 衣服を緩ませる
  4. リクライニングで体を楽にし、頭部が揺れないようにする
  5. 氷水を飲む

以上のことを意識すれば、車酔いが起こる可能性を下げることができます。項目の2番目について、詳しく解説していきます。

乗り物酔いに効く手足のツボ

乗り物酔いの症状を和らげたり、乗り物酔いを予防したりするためには、内耳や自律神経に関連するツボを押すと効果が期待できます。

翳風(えいふう)

耳たぶの裏の、耳たぶと骨のでっぱりの間にあるくぼみ。

◇効果◇

平衡感覚をつかさどる部分全般に効くとされ、乗り物酔いの予防効果が期待できます。

侠谿(きょうけい)

足の薬指と小指の付け根の間の、薬指寄りの凹んだ部分

◇効果◇

めまいや頭痛、耳鳴りなどに効果が期待できます。

築賓(ちくひん)

足の内側のくるぶしからひざの方へ向かって指5本分のところ。

◇効果◇

不快感、嘔吐感、などに効果が期待できます。

外関(がいかん)

手のひらを下に向けた状態で、手の甲と手首の境目にあるしわの真ん中から指3本分ひじ側のところ。内関の反対側。

◇効果◇

自律神経を整える作用疲労回復や頭痛改善に効果が期待できます。

内関(ないかん)

手のひらを上に向けた状態で、手と手首の境目にあるしわの真ん中から指3本分ひじ側へ進んだところ。

◇効果◇

平衡感覚を正常にする、胃の不快感や吐き気を和らげる、二日酔い改善に効果が期待できます。

万が一嘔吐したときの対処方法

同乗者に車酔いの人がいる場合は、万が一のことを考えてビニール袋を持っていきましょう。最悪シートに飛び散ったときのことを考えて除菌シートや、水拭き・乾拭き用に雑巾やタオルを3枚ほど用意しておいてください。

ルームクリーニングはプロに任せる

嘔吐物がシートに飛び散って、ニオイや汚れを取り切れない場合は、プロに相談しましょう。

グラススタイルでは、しみ抜きを含め、除菌・消臭・防汚を徹底的に行います。ニオイの元を徹底的に除去し、車内を清潔な状態にします。

車内のクリーニングについては、以下の記事で詳しく解説しています!

https://glass-d.com/other/index.html#room-cleaning

おすすめの市販の酔い止め薬

車酔いになると、吐き気や頭痛が起きたり、最悪の場合は嘔吐をしたりします。せっかくの旅行も楽しみが半減するので、車酔いしやすいと感じている場合は以下の酔い止め薬を備えておくことをおすすめします。

ただし、服用している別の薬がある場合は併用ができない場合があるので、購入の際は薬剤師さんに相談してから購入するようにしてください。

アネロン「ニスキャップ」(エスエス製薬)

「長時間の移動に最適!一日一回飲んで効く」

長時間の移動におすすめなのが、アネロン「ニスキャップ」(エスエス製薬)です。徐々にお薬の成分が体に浸透し、効果が長時間持続するように特殊な工夫がされています。

1日1回1カプセルで、何度も飲み直す必要がなく、長時間の車移動にはおすすめです。

トラベルミンR(エーザイ)

「眠気を感じにくくしたいドライバーにおすすめ!」

酔い止め薬を飲むと眠気を感じやすくなる人におすすめなのが、トラベルミンR(エーザイ)です。

基本的に酔い止め薬は、副作用として眠気が起こりやすくなっています。必ずしも眠気がなくなる、というわけではありませんが、比較的に眠気が少ない成分が配合されています。

移動中も旅行を楽しみたい人には、おすすめの酔い止め薬です。

センパアQT(大正製薬)

車酔いを起こしてからでも効く」

基本的に酔い止め薬は、車に乗る30分前に飲みます。しかし、もしも飲み忘れや初めて車酔いを起こしたときにおすすめするのが、センパアQT(大正製薬)です。酔ってからでも効いて、水なしでもサッと飲めます。

子どもにおすすめの酔い止め薬

薬が苦手なお子様もいて、なかには酔い止め薬を飲むのも嫌がるかもしれません。そんなときには、以下の2つの酔い止め薬がおすすめです。

トラベルミンチュロップぶどう味(エーザイ)

ぶどう味のドロップで、薬を嫌がるお子様にも飲みやすいように工夫されています。

センパイアQT・kids

先ほど紹介したセンパイQTの子供用です。グレープフルーツ風味で飲みやすく、酔ってからでも水なしでサッと飲めます。

どちらも、5歳以上のお子様が対象なので、5歳未満のお子様には絶対に飲ませないでください。

酔い止め薬を服用する際の注意点

酔い止め薬には以下の副作用があります。

  • 眠気
  • 便秘
  • 動悸
  • 口の乾き
  • 排尿困難
  • 発疹

もちろん、全ての人に症状がでるわけではありません。症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、服用をやめてお医者さんの診察を受けてください。

気になる症状があれば、薬を購入する前にしっかりと薬剤師さんに相談・報告をしましょう。

車酔い(乗り物酔い)が起きる原因・理由

体調不良

風邪をひいていたり熱があったり、疲労や睡眠不足などのコンディション不良があったりすると、車酔いが起きやすくなります。

また、食べ過ぎや極度の空腹時にも車酔いが起きやすいので、長時間のドライブになる場合は必ず体調を万全にしておきましょう。

年齢

人は、年齢を重ねる上で乗り物に乗る体験も重ねていきます。身体の成長とともに、乗り物のスピードや揺れに慣れていくのですが、小学校入学〜中学生までは成人に比べて乗り物に慣れていないため、車酔いが起きやすいのです。

三半規管が弱いなどの乗り物に酔いやすい体質になっていくのも、子どもの頃の経験が大きく関係します。また、「起立性調節障害」をもつ子どもは乗り物酔いしやすいといわれています。

参考:

体質

例えば、ガソリンの臭いが苦手であったり、車独特の臭いが苦手であったり、嗅覚がとても優れている人は特に車酔いが起きやすいです。

車内にはタバコ、汗、食べ物など、様々な匂いが混在するので、車の揺れや景色の移り変わりの速さとあわせて「ニオイ」が車酔いを誘発することもあります。

精神的・心理的要因

頻繁に乗り物酔いを起こすことで乗り物への強い不安感を抱えている人精神的なストレスを抱えている人乗り物酔いしやすいと言えます。

車内でのゲーム・スマホ・読書

車内では自由に過ごすことができるので、ゲームや読書をする人も多いですよね。ゲームや読書は独特な眼球の使い方をするので、目を長時間使った集中力を要する作業でもあります。

走行時の大きな振動の中でこのような作業を行うと平衡感覚が狂ってしまい、車酔いを起こしやすくなってしまうので、車内でゲームや読書をする場合は、こまめに休憩を挟んでください。

また、ナビや位置確認のためにスマホを使うことも多くありますが、SNSや動画を車内で長時間見続けることも、同じように車酔いしやすくなる原因の一つでもあります。

運転が雑、または荒い

スピードの出し過ぎや急カーブを勢いよく曲がったりすると、車体が大きく揺れるだけでなく、遠心力などの力によって体の反応が追いつかなくなってしまいます。

車酔いしやすい人はもちろん、普段ならあまり車酔いしない人でも体調に支障をきたすことがあります。

道路の状態があまり良くない

山道や工事中の砂利道など、車が頻繁に横揺れや縦揺れする場合でも、車酔いしやすくなります。

車体が大きく揺れ続けるような道の走行はできれば避けるのが望ましいのですが、道路は常に綺麗に整備されているわけではないので、できるだけ大きな振動を起こさないような丁寧な運転を心がけてください。

車酔いが起こる身体のメカニズム

車や電車、飛行機、船などの乗り物酔いは、医療用語で「動揺病」「加速度病」とも呼ばれています。

乗り物酔いはその名の通り、「動揺」と「加速度」によって起こる現象とも言えます。

  1. 車で移動をしていると窓の景色が移り変わる。
  2. 目から入る情報、座っている体の状態、三半規管との感覚に大きなズレが生じる。
  3. それぞれの感覚のズレによって脳が混乱し、乗り物酔いが生じる。

車酔いは、同乗者によく起こる現象です。運転手は自分でハンドル操作をして路面の状態から揺れを予測できます。目から入ってくる情報から三半規管で感じる状況を予測できるので、車酔いが起こりにくいのです。

最後に

今回は、車酔いした時の対処方法からおすすめの酔い止め薬、車酔いが起こるメカニズムについて解説しました。

車酔いは、平衡感覚を司る三半規管に異常が起きることによって発生する自律神経の失調のひとつです。

車酔いが起こりやすい人は、酔い止め薬を飲むのがベターです。ただし副作用もあるので、酔い止め薬を購入する際に気になる症状があれば、薬剤師さんに相談してきちんと処方してください。

長時間のドライブ前は体調を万全にしておきましょう。

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