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カーナビの地図更新は自分でできる?地図更新を安くする、楽にする裏ワザを解説

雑学

車を運転するうえで、カーナビはなくてはならないアイテムです。現在では、多くのドライバーがカーナビを装着しています。

ただしそのカーナビも、購入したからといって、それで終わりではありません。道路状況は常に変わるため、定期的に地図情報を更新する必要があります。

そのため、ディーラーや専門業者に任せるのも良いですが、自分で更新を行う方法や、安く楽にできる裏ワザ的な更新の仕方を把握しておくと便利です。

そこでこの記事では、カーナビの地図更新の必要性や更新のやり方、地図更新を安くする、楽にする裏ワザについて解説していきます。

カーナビの地図更新の必要性、古いカーナビで起きる問題とは?

カーナビの地図更新は、1年に1回のペースで更新するのがおすすめです。カーナビの情報が古くなると、「目的地へ早く迷わず着く」という目的が達成されにくくなります。

日本の地図は、永久に変わらないわけではありません。新しい道路ができたり、街によっては再開発や建築計画などの影響で道が変わったりします。

そのため、カーナビも年数が経過すると、地図情報が古くなります。

地図情報が古ければ、カーナビの案内と最新の道路情報に乖離が生まれるため、正しいルートを選択ができません。

また、新しい施設やお店ができても、目的地として反映されないです。

そのようなリスクを生まないためにも、カーナビの地図更新はこまめに行う必要があります。

できれば、1年に1回は地図更新をすると、実際の道路情報と大きな誤差が生まれる可能性は低いです。

カーナビ地図更新のやり方

カーナビ地図更新のやり方は、ディーラーやカー用品店などのお店にお願いするか、自分で更新するかのどちらかです。

こちらでは、お店でカーナビの地図更新を行う場合のメリット・デメリット、自分でカーナビの地図更新を行う場合のメリット・デメリットについて解説していきます。

お店でカーナビの地図更新を行う

お店でカーナビの地図更新を行う方法

新車を購入した際に、メーカーの純正カーナビを装着した場合は、ディーラーへ依頼するのがおすすめです。

また、後付けでカーナビを取り付けた場合は、購入したカー用品店などのショップで更新を行ってくれる場合があります。

ディーラーやカー用品店など、お店でカーナビの地図更新を行うメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】

・カーナビの型番を確認しなくても良い
・パソコンや取り付け作業が苦手な人は、手間が省ける

【デメリット】

・工賃が別途発生するため、費用が割高
・カーナビによっては、更新に数日かかる場合がある

ほとんどのカーナビは、本体、説明書、登録カード、本体情報に型番が記載されています。

お店に更新をお願いする場合は、型番を把握してから依頼すると、更新がスムーズです。

自分でカーナビの地図更新を行う

自分でカーナビの地図更新を行う

カーナビの地図更新は、自分でも行えます。パソコンに詳しかったり、カーナビの取り外しができたりする人は、安い費用で更新できます。

自分でカーナビの地図更新を行うメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】

・工賃がかからないので、更新費用を安くできる
・自分の好きなタイミングで更新でき、お店に行く手間が省ける

【デメリット】

・パソコンに関する知識が、ある程度は必要になる
・車体に埋め込まれているカーナビは、本体を取り外さなければならない場合がある

自分で地図更新を行う方法については、後ほど解説しているので参考にしてください。

カーナビの地図更新にかかる費用

お店で更新する場合も、自分で更新する場合も、新しい地図データを購入する費用が必要です。

お店と自分で更新する際の費用に関しては、以下の表を参考にしてください。

データ費用工賃
お店で地図更新13,000円~25,000円3,000円~5,000円
自分で地図更新9,000円~20,000円

自分で地図更新を行った方が、10,000円前後の費用を節約できます。

カーナビの地図更新を自分で行う場合の手順

カーナビの地図更新を自分で行う場合の手順

自分でカーナビの地図更新を行う場合は、パソコンとSDカードが必要です。パソコンとSDカードを用意し、以下の手順で更新を行ってください。

パソコンから、メーカーの専用サイトにアクセスする
専用サイトから、最新の地図情報をダウンロードする
パソコンにSDカードを挿入して、最新の地図情報を読み込む
カーナビ本体にSDカードを挿入する

以上が、自分で地図更新を行う場合の基本的なやり方です。カーナビによっては、最初から本体にSDカードが挿入されている場合もあります。

各メーカーによる最新の地図情報に関しては、以下の公式サイトを参考にしてください。

カーナビの地図更新をする場合の注意点

カーナビの地図更新をする際は、サポート期間に注意してください。地図更新のサポート期間は、10年前後が一般的です。

販売開始から10年以上経過しているカーナビの場合は、新しい地図情報を更新できません。

そのため、サポート期間が終了したカーナビは、買い替えが必要です。

これはディーラーのカーナビも同様で、常に最新版が付いているわけではありません。

グレードにもよりますが、発売開始からサポート期間が過ぎてしまうものもあります。

【裏ワザ①】カーナビの地図更新を安くする

カーナビの地図更新を安くする裏ワザ

カーナビの地図更新を安くする裏ワザとしては、無料更新期間を有効に活用することです。

最新のカーナビには、3年間無料で地図情報を更新できるサービスがあります。

そのため、無料期間の3年間は地図更新をこまめに行うことで、費用を節約することが可能です。

ただし、このやり方は前提として、地図更新を自分で行わなければいけません。

パソコンが苦手でやり方が分からない場合は、メーカーに更新をお願いすることもできます。

その際はカーナビを一度取り外して、メーカーに郵送する手間がかかります。

そして、メーカーに更新をお願いしている間は、カーナビを使用できません。

また、送料とオプション費用と合わせて、5,000〜10,000円ほどの費用が必要です。

【裏ワザ②】カーナビの地図更新を楽にする

カーナビの地図更新を楽にする裏ワザ

カーナビの地図更新を楽にするには、自動更新を利用してください。現在では、自動車メーカーやカーナビメーカーによって、自動更新サービスが提供されています。

こちらでは、自動車メーカーとカーナビメーカー別に、自動更新サービスについて解説していきます。

【自動車メーカー】カーナビの自動更新サービス

自動車メーカーではトヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱がカーナビの自動更新サービスを行っております。

トヨタ

「T-Connect契約」が必要ですが、対応ナビであれば高速道路などの新しい道路情報を自動で更新できます。新車購入またはナビ購入から一定期間(通常3年間)、無料で利用できる場合があります。

参考:T-Connectのサービス | マップオンデマンド | トヨタ自動車WEBサイト

ホンダ

「Honda Total Care プレミアム」という有料サービスの一部として提供されています。通信を通じて新しい地図を自動で更新します。

参考:自動地図更新サービス – Honda Total Care

日産

「NissanConnectサービス」への加入が必要です。年3回、地図や充電スポット情報を自動で更新できます。

参考:OTA地図自動更新[ナビ] – 日産:NissanConnect サービス

マツダ

新車購入後、一定期間(通常3年間)無料で地図更新が可能です。自動更新の詳細は、車種やナビゲーションシステムによって異なる場合がありますので、販売店にご確認ください。

三菱

一部車種で、コネクト機能による地図更新サービスを提供しています。詳細は車種ごとの情報をご確認ください。

【カーナビメーカー】カーナビの自動更新サービス

カーナビメーカーではパナソニックやパイオニア、ケンウッドがカーナビの自動更新サービスを行っています。

パナソニック

一部の機種で、Wi-Fi接続を通じて無料で地図更新ができる場合があります。自動更新機能の有無は機種によって異なりますので、ご確認ください。

参考:無料地図更新のご案内 | Panasonic

パイオニア

有料の会員制サービスですが、対応するカロッツェリアのカーナビで、ネットワークスイッチやWi-Fi接続を通じて自動で地図更新ができます。

参考:MapFanスマートメンバーズ【MapFanオンラインストア】カーナビ地図更新ソフト販売

ケンウッド

有料の会員制サービスで、対応するKENWOODの彩速ナビの地図更新をダウンロード版で利用できます。自動更新機能の有無は機種によって異なりますので、ご確認ください。

参考:地図更新サービス | カーナビ | KENWOOD

自動更新の注意点

自動更新サービスを利用するには、多くの場合、メーカーの提供するコネクトサービスへの加入や、カーナビメーカーの有料会員サービスへの登録が必要です。

また、自動更新の頻度や対象となるデータ範囲は、サービスによって異なります。そのため使っているカーナビが、自動更新に対応しているか機種かを確認してください。

お使いのカーナビのメーカーと機種を確認し、それぞれのウェブサイトで詳細なサービス内容や料金などを確認することをおすすめします。

【結論】カーナビの更新はお店で行うか、自分で行うか?どちらがベスト?

結局のところ、カーナビの更新はお店で行うのがベストなのか、自分で行うのがベストなのか?

これは、ケース・バイ・ケースです。

ケースによってはディーラーで行うのがベストですし、自分で行うのがベストな場合もあります。

【お店で更新がおすすめ】

・自動車メーカー純正のカーナビを使用している人
・パソコン操作が苦手な人
・費用よりも労力をカットしたい人

【自分で更新がおすすめ】

・サードパーティー製の後付けカーナビを使用している人
・パソコンの操作がある程度できる人
・少しでも更新費用を節約したい人

純正のカーナビは、車に埋め込まれている場合が多いため、取り出すのが面倒です。

ディーラーにお願いすれば工賃はかかりますが、30分〜60分ほどで更新してくれます。

後付けカーナビの場合は、簡単に取り外しができて型番を調べるのも楽です。

パソコンの操作に慣れている人でしたら、自分で更新をした方が費用を節約できます。

また、前述でも紹介したように、最近では自動更新に対応したカーナビも出てきました。これから車やカーナビを購入する人は、自動更新対応の機種を選ぶのがおすすめです。

【Q&A】カーナビの地図更新について、よくある質問

こちらではカーナビの地図更新について、よくある質問に回答していきます。

Q
古いカーナビの地図更新は無料でできますか?
A

サポート期間が過ぎている古いカーナビの場合、地図更新を無料でできる可能性は低いです。

まずはカーナビの機種・型番を確認し、メーカーのウェブサイトや取扱説明書で更新方法や費用について調べてみることをおすすめします。

Q
カーナビの地図更新を永久無料でできる方法はありますか?
A

現在のところは、一般的には存在しないと言わざるを得ません。

現在、無料期間が最長のものはトヨタの「コネクティッドナビ」です。

こちらは、初度登録日から5年間無料(bz4xの場合は10年間無料)で利用できます。出典:T-Connectのサービス | コネクティッドナビ | トヨタ自動車WEBサイト

カーナビの地図更新についてのまとめ

  • 道路状況は常に変わるため、カーナビも定期的な地図更新が必要
  • 自分で更新を行う場合は、お店と比べて費用を10,000円前後安くできる
  • カーナビの地図更新を安くする裏ワザとしては、無料期間を有効活用する

カーナビの地図情報は、1年に1回のペースで行うのがおすすめです。

長い間地図情報を更新していない人は、これを機会に新しい地図情報へと更新してみてください。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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