愛車のガラスに拭き跡が残ってしまう原因・対処方法を解説します
車のフロントガラスやリヤガラスなど、タオルで拭くとムラや拭き跡が残ってしまうことが多い人ものいるではないでしょうか。せっかく頑張って掃除をしても拭き跡がのこってしまうのは、ガッカリしてしまいますよね。
拭き跡が残ってしまう原因と対策をしっかり抑え、愛車のガラスをキレイに保っていきたいものです。
そこで今回は、車のガラスに拭き跡が残ってしまう原因と、拭き跡を残さないための対処方法を紹介していきます。
目次
車のガラスに拭き跡が残ってしまう原因
拭き跡ができてしまう原因は主に、
- 酷い汚れを落としきれていない
- カーシャンプーなどの洗剤や水を落としきれていない
この二つが考えられます。
これらは、正しい掃除の仕方をおさえておけば防ぐことができ、同時に拭き跡が残るのも防げるようになります。
拭き跡を残さないようにするためのコツ
ガラス掃除をする時間帯・期間に気を付ける
実は、「掃除をする時間帯」と「拭き跡が残るかどうか」は大きく関係しています。
洗車を含む車の掃除を行う時間帯は、気温の低い時間帯がベストです。
朝方や夕方など、一日のなかでも比較的涼しい時間帯を選ぶようにしてください。
真夏の炎天下や陽射しの強い時間帯に掃除をすると、水分がすぐに蒸発して水垢が残ってしまいます。真夏の昼間に洗車をしなければいけない場合は、車庫や日よけテントがある場所など、なるべく陽があたらない場所で洗車・掃除をしてください。洗車・掃除が終わったあとは、日よけシートなどを被せて車に陽が当たりにくくなるようにしてくださいね。
また、掃除する期間に時間を空けないこともポイントです。掃除の期間があまりにも空いてしまうと、汚れが酷くなってムラや拭き跡が残りやすくなります。定期的に洗車する日を決めて習慣化すれば、拭き跡が残りにくいガラスになっていきます。
ガラスの外側
ガラスの外側を掃除するときの手順は以下の通りです。
1) たっぷりの水でガラスを濡らす
ホースや高圧洗浄機で濡らすのが理想ですが、ない場合はバケツに水を溜めて濡らしましょう。
2) カーシャンプーを使い、終わったら水で流す
3) 濡れていないタオルや雑巾で乾拭きする。
4) 油膜除去剤でガラスを磨き、終わったら再び水で流す。
5) 再び乾拭きする。
ポイントはこまめに乾拭きをすることです。シャンプーが残ってしまうと拭き跡の原因になるので、洗い流しと乾拭きは必ず行ってください。また、油膜除去剤でガラスを拭くとキレイに仕上がり、拭き跡ができにくくなります。
この手順で朝方や夕方に掃除を行えば、水が残りにくくなります。
ガラスの内側
お湯拭きをする
ガラスの内側を掃除する場合、洗剤などは一切使わず水だけで拭いていきます。
ガラスの内側を拭く場合、まずは少し水気の多い蒸しタオルで丁寧に優しく拭いてください。そのあと、水分が乾ききらないうちに乾拭きをしましょう。タバコのヤニなど、ガラスの内側の汚れは蒸しタオルの湯気でほとんど落とせます。お湯で拭くと乾きが早いので、ムラになりにくいのです。
無水エタノールを使う
フローリングやキッチン周りなどで活躍する、無水エタノールを使用する方法もあります。油汚れには、アルコール分や界面活性剤配合のクリーナーが有効です。冬に発生しやすい曇り止めの防止にも効果的です。
マイクロファイバークロスを使う
小さなホコリもよく除去するマイクロファイバークロスは、ガラスの内側を掃除するのにおススメです。車内は座席シートやマットなどからホコリが発生しやすいですよね。水拭き用と乾拭き用の、2種類のマイクロファイバークロスでガラスを拭きあげれば、拭き跡も残さずキレイに仕上げることができます。
最後に
今回は、車のガラスに残ってしまいがちな拭き跡の原因と対処方法について解説しました。
【今回のポイント】
・拭き跡と同時に水垢が残らないために時間帯を選ぶ
(気温の低い朝方や夕方が理想)
・正しい掃除の手順で行う
(どの掃除の仕方についても乾拭きは必須です)
この二つを抑えておけば、拭き跡を含めて洗車後の汚れが残ることは少なくなります。
正しい道具と正しい手順で掃除をするように心がけ、キレイな視界を保てるようにしていきましょう。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。