愛車に鳥のフンがよく落とされる理由|掃除方法、対策も解説
暖かい季節になると、車が鳥のフンの被害に遭いやすくなります。洗車後、すぐに鳥のフンを落とされた経験のある人もいるのではないでしょうか?鳥類にもよりますが、3月〜9月は鳥の繁殖期のため、春・夏は特に鳥のフンに注意が必要です。
そもそも、なぜ車に鳥のフンがよく落とされるのでしょうか?この記事では、車に鳥のフンがよく落とされる理由や、鳥のフンがよく落とされる車の色を中心に解説していきます。
目次
車に鳥のフンがよく落とされる理由は?
車に鳥のフンがよく落とされる理由は、「水場と勘違いする」と「縄張り意識」の2つが考えられます。
水場と勘違いする
車に鳥のフンがよく落とされる理由の1つとして考えられるのが、鳥が車を水場と間違えたからです。
鳥からしたら、日光に反射した車のボディが水面に見えてしまい、水場と勘違いしてフンを落としてしまいます。特に色の濃い車は、水場と勘違いされる可能性が高いです。
また、洗車後にフンが落とされる場合、ピカピカに磨いた車が日光の反射で水面に近い状態になるため、鳥が水場と勘違いをしてしまいます。
縄張り意識
鳥は、縄張り意識が強い生き物です。鳥は自分のテリトリーに入ってきた敵を追い返すため、車にフンを落とすことがあります。
具体的に解説をすると、車のガラスやサイドミラーに映った自分の姿を、外敵と錯覚してしまうのです。外敵と錯覚した自分を見て、追い払うためにフンを落とします。人間からしたら、迷惑な話です。
鳥のフンがよく落とされる車の色は「赤・黒・青」
車に鳥のフンがよく落とされる車の色は、赤・黒・青の3つです。イギリスのカー用品メーカー・ハルフォード社(Halfords)が、「鳥にフンを落とされる車の色の確率」を調査した際に、以下の結果が出ています。
- 赤色:18%
- 青色:14%
- 黒色:11%
- 白色:7%
- 緑色:1%
以上のように、赤・黒・青が10%を超えています。これらの車の色に、鳥のフンが良く落とされる理由として考えられるのが、以下の通りです。
- 赤色:果実と勘違いして、目に刺激を与えるため
- 青色、黒色:水面と勘違いしやすいため
出典:Halfords Study Finds Birds Poop on Red Cars the Most – Business Insider
車に鳥のフンが落とされたときの掃除方法
車に鳥のフンが落とされたときの掃除方法ですが、これは鳥のフンの固さにより異なります。
水分を含んでいてフンがやわらかい場合は、ウェットティッシュや濡らした雑巾・ティッシュで拭き取るだけで大丈夫です。
時間が経過してフンが固くなっている場合は、蒸しタオルやお湯で濡らしたタオルを使ってください。このとき、蒸しタオルやお湯で濡らしたタオルで、パックするようにして置いておくと、フンがやわらかくなって拭き取りやすくなります。
鳥のフンの掃除方法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
車に鳥のフンが落とされないための対策
車に鳥のフンが落とされないための対策は、できるだけ屋根のある場所に車を駐車しておくことです。
自宅の駐車スペースに余裕があれば、下の画像のようにカーポートを設置するのがおすすめです。
鳥のフンはもちろん雨よけにもなるため、車を綺麗な状態で保てます。洗車も楽になるため、おすすめです。
カーポートの設置が無理な場合は、ボディカバーをかけておきましょう。特に洗車後は車がピカピカのため、鳥が水面と勘違いしやすいです。面倒に感じる場合は、洗車後だけでもボディカバーを被せておいてください。
車に鳥のフンがよく落とされる理由についてのまとめ
- 車に鳥のフンがよく落とされる理由は、鳥が水面と勘違いしたり、縄張り意識が関係していたりする
- 車に鳥のフンがよく落とされる車の色は「赤・黒・青」の3つ
- 車に鳥のフンが落とされないための対策は、カーポートの設置がおすすめ
愛車の色が赤・黒・青の場合、鳥のフンが落とされないか注意が必要です。車が鳥のフンの被害に遭う場合は、カーポートを設置したり、ボディカバーをかけたりすることで対策してください。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。