車に傷がついた時の対処法と傷消し剤の選び方・使い方について紹介

トラブル

車は運転すればするほど、傷がつくリスクが自然と高くなります。

通勤、旅行、帰省、気分転換の長距離ドライブ…便利な移動手段なだけに、運転するシーンが増えるのは必然です。

車好きの人はもちろん、家族のためにお金をかけて購入した愛車に、傷がつくのは良い気分ではありませんよね。洗車と同時に傷のケアをすることで、車をキレイな状態で運転することができます。

今回は、自分でできる車の傷消しの手順などについて、詳しく解説します。

車の傷が浅ければ自分で傷消しできる?

車の傷が深くなければ、市販の傷消し剤を使って、自分で傷消しすることができます。自分で傷消しをするメリットは、以下の通りです。

  • 費用をかけずに傷を消すことができる。
  • こまめに傷消しをすることで愛車をキレイな状態で維持できる。
  • ボディーの撥水、水垢除去などの効果も期待できる

車は、事故以外にも飛び石や悪天候などの影響で、細かい傷ができたり塗装が剥がれたりします。小さな傷が蓄積すれば、車の見た目も悪くなります。

運転する機会が多い人ほど、洗車と合わせてこまめに傷消しをしましょう。 

傷消し剤の種類と特徴

市販の傷消し剤には、「ワックス」「コンパウンド」「スプレー」「ペンタイプ」「クロス」「パテ」「シール」のタイプがあります。

以下の表が、傷消し剤の種類・使いたい場面・特徴です。

どれも、カー用品店やネット通販で、500~2,000円程度で購入することができます。

傷消し剤を使うときは、しっかり説明書を読み、使用方法を確認してください。また、傷の状況によっては小さくても修理できない場合があります。

ここでは比較的手軽にできる傷けしを2通り紹介します。

車の傷消しの手順について

「飛び石などで、知らぬ間にボディーに細かい傷がついた、塗装が剥げていた。」

「ボディの表面に知らない間にこすったような傷が付いていた。」

自分で傷を補修する場合は、以上のようなケースだと思います。

次の項目で、傷消し剤の使い方の具体例を挙げていくので、参考にしてくださいね。

ちょっとした細かい傷がついた場合

用意するもの

  • 水の入ったバケツ
  • タオル
  • コンパウンド3種類(粒子が粗いタイプ、粒子が細かいタイプ、液体タイプ)
  • スポンジ×3

傷消しの手順

  1. タオルを濡らして、傷のついた部分を水洗いする。
  2. コンパウンドとスポンジを使って、傷に沿って優しく真っすぐ磨いていく。
  3. 傷が薄くなってきたら、粒子が細かいコンパウンドと、新しいスポンジで同じように磨いていく。
  4. スポンジを新しくして、液体のコンパウンドで仕上げていく。

違うコンパウンドを使うときは、スポンジを新しくするようにしてください。同じスポンジを使うと、粗い研磨剤と細かい研磨剤が混ざってしまうので、注意が必要です。

コンパウンドとスポンジを使い分けることで、車のボディーにもツヤが出てきます。

ボディの塗装が一部分が剥がれてしまった場合

用意する物

  • 水の入ったバケツ
  • タオル
  • シリコンオフ
  • マスキングテープ
  • タッチペン(ボディーのカラーと同じもの)

傷消しの手順

  1. 水洗い・シリコンオフで、車についた油分を取り除く。
  2. 補修したい傷に沿って、マスキングテープを貼る。
  3. 点々を打つように、タッチペンで丁寧に傷ついた部分を塗る。
  4. 塗り終わったら乾燥させ、再度塗り乾燥するを繰り返し、ボディーよりもタッチペンの塗料が盛り上がった状態にする。
  5. マスキングテープを剥がして、完全に乾くまで自然乾燥させる。

これで傷の補修は終わります。もっと完成度を上げたい場合は、塗料してから一週間後くらいに、盛り上がった部分を耐水ペーパーで丁寧に研磨していきましょう。

自力で落とせない場合はプロに相談を

蓄積された細かい傷、塗装の剥がれや凹み傷などは、自分で補修することができます。

しかし、大きくて深い傷や、事故などによる損傷の場合は、ディーラーや専門店で板金・塗装をしてもらう必要があります。

どう見ても自力で直せない場合、自分で補修したけど傷が消えない場合は、プロに相談してください。

お近くのディーラーや専門店に相談して、無料で見積もりをもらいましょう。複数のお店に相談して、料金と費用対効果を比べるのがポイントです。

最後に

定期的に傷消しの補修を行うを避けたい場合は、ボディーコーティングをするのがおすすめです。ボディーコーティングには、以下のメリットがあります。

  • 汚れや細かい傷がつきにくくなる。
  • 水洗いだけで済むようになり、洗車が楽になる。
  • 新車のようなツヤや輝きが持続する。
  • 場合によっては、一年に一回の補修でOK。

ボディーコーティングは自分でもできますが、プロにお任せした方が完成度は上がります。愛車をいつまでもキレイな状態にするために、ボディーコーティングを検討してみましょう。

Ducksでもボディーコーティング施工をしているので、気軽に問い合わせてみてください。https://glass-d.com/coating/

(ボディーコーティングは岡山、鳥取、島根の店舗のみの対応となります)

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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