フロントガラスにドライブレコーダーを取り付けるときの方法・注意点
今回の記事では、「ドラレコ」、つまりドライブレコーダーを取り付けるときの方法やポイントについてご紹介していきます。また「どの位置に取り付ければ良いの?」という疑問にもお答えしていきます。
目次
「ドラレコ」って何?
「ドラレコ」と呼ばれているドライブレコーダーは、運転中の映像や音声を記録することのできる装置のことを指します。例えば、車両同士が衝突してしまい事故になってしまった場合など、どのような状況だったかドラレコを通して見返すことができます。
録画機能がもちろん、録音機能やGPSデータなども記録することができます。
また、エンジンをかけると自動的に作動し、運転中のすべての記録を撮り続ける常時録画タイプや、車に衝撃が加わった時に録画機能が作動するタイプのものがあります。
ドラレコを取り付ける位置
ドラレコを取り付ける位置はフロントガラスが一般的ですが、道路運送車両の保安基準第29条によって、取り付けることのできる位置が定められています。
(参考:https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html)
開口部の上部20%の位置で、ワイパーが動く範囲を考慮して取り付ける必要があります。
運転中の視界を邪魔するような位置につけてしまうと、注意を受けたり、車検に通らない可能性が出てきたりしますので、気を付けましょう。
ドラレコの取り付け方法
ドライブレコーダーを取り付ける際に、ドライブレコーダーと電源取り出し用ソケットを用意しましょう。
順番ごとに、ドラレコの取り付け方法をご紹介していきます。
配線の取り回しを決める
まず、ドライブレコーダーがフロントガラスの上部20%になるように取り付けますが、まずは配線が視界を妨げないように、配線の取り回しを決める必要があります。
また、内張りの中に配線を通しますので、リムーバーなどのアイテムがあるとよりスムーズに取り付け作業を行うことができます。
ドライブレコーダーを取り付ける
先ほど記述したように、フロントガラスの上部の20%以内のところにドラレコを取り付けますが、ガラスに汚れがついていると粘着力が弱くなってしまうため、しっかりと汚れをふき取ってからドラレコを取り付けましょう。
配線を内張りの中に取り付ける
フロントガラスの上部からサイドにかけた部分に配線を入れこんでいきます。手でもカバーを取外すことは可能ですが、取り外し用のアイテムを使用することをおすすめします。
電源を取り出す
電源を取り外す方法はいくつかあります。例えば、ヒューズBOXから取り出したり、バッテリーから直接取り外したりなどの方法があります。メーカーなどによって取り外し方法が異なりますので、しっかりと説明書を見ながら、電源を取り出しましょう。
おわりに
今回の記事では、フロントガラスにドライブレコーダー、いわゆるドラレコを取り付ける方法やポイントをご説明しました。ドラレコを取り付けておくと、事故など、いざというときに役に立ちます。しっかりと取り付け位置や方法を確認しましょう。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。