フロントガラスに「▲マーク」がついている理由

アイテム・ツール

今回の記事では、ホンダ車のフロントガラスの両端についている三角形のマークの正体についてご紹介していきます。

このマークは何を表しているのでしょうか?「三角形のマークにはどのような意味があるのか?」と疑問にお持ちの方は必見です。

ホンダ車限定の「三角形マーク」とは

フロントガラスに注目してみると、両サイドのAピラーあたりに三「▶◀」このような三角形のマークが左右対称的についているのがわかります。

サイズ自体はかなり小さく、大体0.5cm前後の大きさなので運転時の視界を著しく遮るということはありません。

このマークにはドライバーの水平方向の視線を安定させる役割があります。左右対称のマークがついていることで、ドライバーの視線のブレを最小限に抑えることができるのです。

なぜホンダ車はマークをつけ始めたのか

では、なぜホンダ車はフロントガラスにマークをつけ始めたのでしょうか。

ホンダ車は運転中のドライバーの視線について研究を行っていました。運転が比較的安定しているドライバーの視線を分析してみると、視線が水平方向に安定して動いています。一方で、視線が上下にぶれている人は、運転が得意ではないという結果になりました。

その研究結果をもとに、ホンダ車はフロントガラスに三角形の左右対称的なマークをつけ始めたのです。ドライバーがこのマークを無意識のうちに認識するようになると、ドライバーの運転感覚が安定し、縦揺れの減少・すれ違い、右左折時の安定・車幅の把握などがスムーズにいくようになります。それが結果として、接触事故などの減少に繋がっていくのです。

ホンダはこんな実験を行っていた

ホンダに在籍する社員のなかから、ジェンダー、体格、年齢など、プロフィールが異なる社員をランダムに選び、狭い左折路を12周させた後、出口側から見てフロントバンパーと壁の距離を測定するという実験を行いました。

その結果、マークがフロントガラスに「ついている」と「ついていない」とでは、ばらつきが何と120㎜以上もあったのです。

これまでは、フェンダーミラーが車幅を測るのに役立つといわれていました。しかしホンダ車のマークは、よりドライバーの視線を安定させる役割を担うようになっているのです。

最後に

運転中、ドライバーは無意識のうちに様々な神経を使っています。

ホンダ車のフロントガラスについている三角形のマークによってドライバーの運転がより安全なものになります。三角形のマークの正体は、そんなホンダ車の運転手に対しての想いが込められていたのですね。

ピックアップ記事

関連記事一覧