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「路上駐車」とはどんな状態?通報された、通報したい場合の対処法も解説

雑学

なんとなく、路上駐車をしてしまった経験のある人は多いと思います。ただし、公道では駐車禁止・駐停車禁止の場所に路上駐車をすると、罰則の対象になり反則金を支払わなければいけません。

また、令和3年における110番通報の内容で、駐車問題に関するトラブルは全体の約9.3%でした。違反の場所で路上駐車をすると、誰かに通報される可能性があります。

今回は、路上駐車の状態とは具体的に何か?違反した場合の罰則と合わせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

路上駐車とは

一般的に路上駐車と言えば「放置駐車」を指します。これは、ドライバーが車から離れていて、車をすぐに移動できないケースです。

道路交通法第2条18号によると、駐車の定義は以下のように記されています。

【道路交通法第2条18号】

(貨物の積卸しのための停止で5分を超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止を除く)車両等が「客待ち」「荷待ち」「貨物の積卸し」「故障」「その他」の理由により、継続的に停止すること。車両等を停止し、運転者がその車両から離れて、すぐに運転することができない状態にあること。

道路交通法第2条18号

路上駐車が違反になるのは「放置駐車」の場合

例えば、5分ほど車から離れるだけでも「放置駐車」とみなされます。放置駐車をしてしまう例としては、以下のケースが当てはまるでしょう。

  • お店で買い物をするために、数分間路上駐車をした
  • 荷物を運ぶために、数分間車から離れた
  • 知り合いの家に立ち寄り、家の前で路上駐車をした

「駐車禁止」や「駐停車禁止」の場所で、以上の行為をすると罰則の対象です。警察官・民間の駐車監視員に発見されると、駐車違反のステッカー(確認標章)が車に貼り付けられます。

路上駐車が違反になる場所

路上駐車違反になるのは、“ここで駐車をしたら事故に繋がる危険性が高い”と、判断される場所です。

違反になる場所は「駐停車禁止」「駐車禁止」と法律で定められています。

以下の場所は、道路交通法で駐車禁止とされているので、参考にしてください。

【道路交通法・第44条/駐停車禁止】

●交差点、横断歩道、自転車横断帯、踏切、軌道敷内(線路)、坂の頂上付近、勾配が急な坂、トンネル内
●交差点やその端、道路のカーブから前後5メートル以内の場所
●横断歩道、自転車横断帯、またはその端から前後5メートル以内の場所
●安全地帯の左端とその前後10メートル以内の場所
●バスや路面電車の停留場の標示板(表示柱)から10メートル以内の場所
●踏切とその端から前後10メートル以内の場所

【道路交通法・第45条/駐車禁止】

●駐車場、車庫などの自動車用の出入口から3メートル以内の場所
●道路工事の区域の端から5メートル以内の場所
●消防用機械器具の置場、消防用防火水そう、これらの道路に接する出入口から5メートル以内の場所
●消火栓、指定消防水利の標識が設けられている位置や消防用防火水そうの取り入れ口から5メートル以内の場所
●火災報知機から1メートル以内の場所

情報引用元:道路交通法・第44条/第45条

以上の場所に加えて、以下の道路標識がある場所も、路上駐車をすると違反になるので気を付けましょう。

「駐車禁止」「駐停車禁止」については、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

路上駐車が違反にならない場所やケース

駐車禁止や駐停車禁止の場所でも、指定以外の時間でしたら路上駐車が違反にならないケースがあります。

こちらでは、時間指定がある場合の駐車禁止・駐停車禁止の標識、その場所で路上駐車する場合の注意点について解説していきます。

時間指定のある「駐車禁止」や「駐停車禁止」

「駐車禁止」や「駐停車禁止」の道路標識があっても、指定の時間外でしたら違反の対象にならないケースがあります。

上の標識がある場所では、8〜20時の間は駐車禁止ですが、それ以外の時間帯でしたら路上駐車をすることが可能です。

また、「時間制限駐車区間」の標識が存在する場所でも、路上駐車することができます。

設定時間内であれば、パーキング・メーター、パーキング・チケットの指定どおりに作動し、路上駐車することが可能です。

【標識の内容】

●パーキング・メーターが作動する時間帯は8時〜20時
●8時〜20時までは60分間(制限時間)の駐車が可能

「長時間駐車」の場合は違反の対象になる

時間指定のある標識でも、指定以外の時間帯に長時間駐車をした場合は、違反の対象となるので気を付けてください。

「自動車の保管場所の確保等に関する法律」の第11条には、以下の記載があります。

【自動車の保管場所の確保等に関する法律・第11条】

何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。

一 自動車が道路上の同一の場所に引き続き十二時間以上駐車することとなるような行為。

二 自動車が夜間(日没時から日出時までの時間をいう。)に道路上の同一の場所に引き続き八時間以上駐車することとなるような行為。

自動車の保管場所の確保等に関する法律・第11条

「時間指定がある場合の標識(8時〜20時までは駐車禁止)」を例に挙げると、20時〜翌日8時までは路上駐車できますが、8時間以上 駐車した場合は違反の対象です。

令和3年における東京都の路上駐車

路上駐車の件数や事故は年々減少していますが、それでも発生件数は後を絶ちません。こちらでは、令和3年における、東京都の路上駐車について解説していきます。

瞬間路上駐車台数は約4万6千件

違反だと分かっていても、路上駐車の件数は後を絶たちません。警察庁が令和3年に実施した調査によると、東京都特別区における瞬間路上駐車台数は約45,890台になります。

情報引用元: 警察庁交通局・駐車対策の現状

また、駐車問題に関する要望・苦情・相談に関する110番通報件数は約75,100件であり、総数(約806,900件)の約9.3%を占めるなど、ご自身がいつ路上駐車のトラブルに遭うか分かりません。

情報引用元: 警察庁交通局・駐車対策の現状

駐車車両等に起因した交通事故は約900件

令和3年中、全体の人身事故(305,196件)のうち、駐車車両衝突によるものは671件でした。

また、全体の死亡事故(2,583件)のうち、駐車車両衝突によるものは31件(死者34人)です。

そして、駐車車両等に起因した交通事故については、人身事故の発生件数が894件、死亡事故の発生件数が9件(死者9人)となっています。

情報引用元: 警察庁交通局・駐車対策の現状

路上駐車で通報されたり、通報したい場合はどうすれば良い?

路上駐車に関しては、自分が通報される側になったり通報する側になる可能性があります。

こちらでは、路上駐車で通報された場合の反則金や、家の前で路上駐車された場合の対処法について解説していきます。

路上駐車で通報されたら?

路上駐車で通報されたら、「放置駐車違反」扱いになり反則金の対象です。

放置駐車違反になった場合は、「駐停車禁止場所」と「駐車禁止場所」で以下の違反点数と反則金が科されます。

駐停車禁止場所等駐車禁止場所等
【交通違反点数】
3点  
【反則金】
大型車等:25,000円
普通車:18,000円
バイク・原付:10,000円
【交通違反点数】
2点  
【反則金】
大型車等:21,000円
普通車:15,000円
バイク・原付:9,000円

2つとも軽微な点数ですが、3年間で累積点数が6点以上になると「免停」の対象です。「駐停車禁止」なら3年間に2回、「駐車禁止」なら3年間で3回 違反すると免停になるので気を付けましょう。

交通違反の点数等については、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

家の前で路上駐車されたら警察に通報を

たとえば、家の前で見知らぬ車が路上駐車をして困った場合は、警察に通報してかまいません。

通報した際は、以下の内容を伝えるようにしてください。


駐車している場所

駐車禁止の標識がない道路でも、車庫の前などに路上駐車をしている場合は違反の対象になります。

車の情報

車種やナンバーを伝えます。

車の状況

駐車禁止の標識がない道路でも、長時間駐車の場合は違反の対象です。事故が起こりそうなど、緊急性が高い場合はその状況を伝えましょう。

もしも近くに交番がある場合は、お巡りさんに来てもらって違反にあたるかどうか検証してもらいましょう。

違反にあたらなくとも、家の前でしつこく路上駐車をされる場合は、注意してもらうようお願いしてみてください。

路上駐車についてのまとめ

  • 路上駐車とは、ドライバーが車から離れていてすぐに移動できないケース
  • 路上駐車による通報は意外と多い
  • 家の前で路上駐車されたら警察に相談して、取り締まりや注意をしてもらう

都内の場合は駐車場の料金が高く、短い時間でしたらついつい路上駐車をしてしまう場合があります。

ただし、路上駐車は車の進行を妨げて、交通事故を引き起こす原因となるので、絶対にやめてください。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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