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免許証の点数はどこで確認できる?確認したい場合は『累積点数等証明書』の発行を

雑学

交通事故や交通違反をすると、ドライバーには違反点数が付きます。例えば、駐車違反など軽微な違反でも、点数は2点付きます。一定期間に交通違反を繰り返すと免許停止になるので、自分の違反点数がどれくらいか気になる人もいるでしょう。

実は今現在、自分の免許証の点数を確認する方法があります。

基本的には、違反を繰り返さないように安全運転を繰り返すのがベストです。

しかし、軽微な違反を繰り返して、現在の累積点数が気になる人は、今回の記事を参考にしてください。

この記事では、免許証の累積点数の確認方法について解説していきます。

免許の点数の基本的なルール

免許の点数制度は、交通事故や交通違反を起こしてしまったドライバーに対して、事故や違反の種類に応じた点数が付けられます。

「点数引かれちゃったよ。」という表現を耳にしますが、点数は加算方式の『累積点数制』です。

違反点数が一定の基準に達すると、免許停止(6点以上)や免許取り消し(15点以上)になります。

最初に交通違反や交通事故をしてから点数の加算が始まり、過去3年間が累積点数の対象です。

しかし、過去3年間でなくとも、短い期間で点数がリセットされるケースもあります。

【短期間で点数がリセットされるケース】

  • 最後の交通違反から1年間無事故無違反の場合。
  • 2年以上無事故無違反であれば、軽微な違反点数(3点以下)については、3ヶ月間の無事故無違反でリセットされる。

もちろん、免停明けも点数が0にリセットされますが、行政処分歴において『前歴』が残ります。

免停を繰り返して前歴が多くなると、軽微な交通違反でも免許取り消しになる場合があるので注意しましょう。

免許証の点数制度や、前歴等による免許取り消しについては以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。

免許証の点数は『累積点数等証明書』で確認できる

現在の免許証の点数を知るには、『累積点数等証明書』を発行して確認することになります。

取得方法としては、免許センターや郵便局で申請して、証明書を発行してもらう流れです。

取得方法については、以下の項目で詳しく解説するので、参考にしてください。

ちなみに、以下が『累積点数等証明書』の見本になります。

【累積点数等証明書の見本】

出展:運転経歴に係る証明書(https://www.jsdc.or.jp/certificate/tabid/109/Default.aspx)

『累積点数等証明書』の取得方法

まず、累積点数等証明書を取得するには、手数料として670円(2022年6月現在)が必要です。

そして、累積点数等証明書の取得方法は、以下の2つからできます。

  • 免許センターでの申請
  • ゆうちょ銀行・郵便局での申請

それぞれ申請方法が異なるので、詳しく解説します。

免許センターでの申請

免許センターの窓口で、ドライバー本人が申請して累積点数等証明書を取得するパターンです。

その際の持ち物として、運転免許証と手数料670円が必要です。証明書申込用紙の見本の記載例に従って、必要事項を記入して書類を提出します。

各都道府県の免許証センターについては、自動車安全運転センターのサイトから確認してください。

自動車安全運転センター:https://www.jsdc.or.jp/center/tabid/106/Default.aspx

ゆうちょ銀行・郵便局での申請

自宅や職場から免許センターが遠い場合は、近所のゆうちょ銀行や郵便局で申請することができます。

ただし、申込用紙は郵便局には置いていません。交番や警察署に申込用紙が置いてあるので、受け取りに行って準備しましょう。

申込用紙を受け取ったら、必要事項を記入して手続きを行ってください。ただし、ゆうちょ銀行・郵便局の払込みにより申請する場合は、手数料670円に対して払込料金が別途かかります。

免許の点数確認に関する注意事項

証明書は即日交付されない

申請を済ませたからといって、その場ですぐに累積点数等証明書が交付されるわけではありません。

ゆうちょ銀行・郵便局はもちろんのこと、免許センターの場合も同様です。

手続きをしてから証明書の発行までには、数日ほど時間がかかります。証明書は、郵送で届けてもらうか、免許センターで直接 受け取るかのどちらかです。

郵送の場合は、お届けまでに1〜2週間かかるので、お急ぎの場合は免許センターへ受け取りに行きましょう。

代理人による申請

免許センターで証明書を取得する場合、本人でなくとも代理人が申請手続きをすることができます。

しかし、代理人が申請をする場合は、以下の書類が必要です。

  • 委任状
  • 申請者の運転免許証のコピー
  • 代理人の身分証明書

委任状の書式については、自動車安全運転センターのホームページから確認できます。代理人に申請してもらう場合は、参考にしてください。

自動車安全運転センター:https://www.jsdc.or.jp/certificate/tabid/110/Default.aspx

忙しくて自分で申請できない場合や、免許センターが遠くて近くの知人にお願いしたい場合などは、代理人による申請を検討しても良いでしょう。

WEBからの確認はできない

累積点数についてですが、現状ではWEBから確認することはできません。

デジタルによる本人証明が確実になることで、将来的に確認できる可能性はありますが、2022年現在ではWEBからの確認は不可能です。

申込用紙に必要事項を記入して手数料を支払い、証明書を受け取る流れになります。

最後に

今回は、免許証の点数を確認する方法について解説しました。短期間で交通違反を繰り返すと、累積点数が気になるでしょう。 しかし、無事故無違反を継続していれば、証明書の取得はそもそも必要ありません。証明書の取得がいらないよう、常日頃から安全運転を心掛けてください。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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