本格的な冬が来る前に!快適なドライブのために備えておきたいコト。

メンテナンス

冬季の車に関する危険やトラブルは、運転中のものだけとは限りません。人間の暮らしと同様、車にも「冬の備え」が必要です。

本格的な冬が来る前にしっかり準備しておくことで、冬でも快適にドライブすることができます。

そこで今回の記事では、本格的な冬が来る前に備えておきたい「クルマの冬支度」について注意点を交えながら詳しく解説していきます!

冬季の主なクルマトラブル

路肩の雪

雪の多い地域などでは、除雪車によって路面の雪を路肩に避ける光景をよく見かけますよね。

雪が路肩に積まれていると、普段よりも道路の幅が狭くなり、そのぶん見通しも悪くなってしまいます。その影響で歩行者や自転車の発見が遅れ、接触事故に繋がる可能性も高くなるのです。

路面凍結

積雪が多くない地域でも、雨に濡れた路面が気温の低下によって凍結してしまうことがよくあります。

しっかり冬タイヤに変えたからといって、100%スリップしないとは言い切れません。道路走行時は、路面の状態をよく確認した上で、普段より走行速度を落とし目視確認の頻度を増やすようにしましょう。

あわせて、トンネルを抜けた先や橋の上などは凍結しやすくなっているので特に注意しましょう。万が一に備えて車間距離も充分に保ち、急ブレーキは絶対に踏まないようにして下さい。

フロントガラスの凍結

朝方に通勤するため乗車しようとしたら、フロントガラスが凍っている経験をした人も多いのではないでしょうか。その際はエタノールの使用がおすすめです。エタノールをフロントガラスに吹きかけるだけで、凍結は解消されます。

手っ取り早いからと言って、ガラスに熱湯はかけないようにしましょう。

フロントガラスが凍結した際の対処法については、以下の記事で詳しく解説しています!

ガラス(内側)の曇り

冬の寒い時期、車の暖房を入れるとたちまちガラスの内側が曇ってしまうことが頻繁に起こります。

これは、車の内外の気温差で生じる結露が原因であるため、デフロスター(霜取り装置)をオンにすることで解消できます。

もしもデフロスターが付いていない場合は、エアコンをオンにした状態で、送風をフロントガラス側に設定しましょう。

そのほか、ガラスの曇りについては以下の記事で詳しく解説しています!

ホワイトアウト

ホワイトアウトとは、雪や吹雪などによって視界が真っ白な状態になってしまうことです。

道路状況や周囲の状況が確認しづらくなってしまうため、様々な事故を引き起こす恐れがあります。ホワイトアウトは一瞬のうちに視界が遮られるため、その影響で交通事故も多発してしまいます。

ホワイトアウトが起きてしまったときは速やかに安全な場所へ駐車し、待機するようにしてください。このとき、路肩に駐車してしまうと追突事故が発生してしまう危険があるので、待避所や安全に駐車できる駐車場へ車を停めましょう。

やむを得ず走行しなければならない場合必ずライトを点け、速度を落として走行して下さい。

冬に起こりがちな車の「意外なトラブル」

雪下ろしの際のガラス傷

雪下ろしの際に、スノーブラシを強くガラスに当ててしまうと、ガラスに傷がついたり跡が残ったりすることが多くなります。

視界不良の原因にもなりかねないので、車に積もった雪を除去する際には十分注意して下さい。

使用する道具も、金属製ではなくプラスチックのような樹脂製の物が良いでしょう。

冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)へ変えたことによる飛び石

スタッドレスタイヤの溝は通常のタイヤよりも溝が大きく、石などが挟まりやすくなります。

また、除雪剤や雪解けの際に残った小石がタイヤの溝に挟まり、それを飛ばしてガラスが破損することが多くなります。

気温低下による不具合

車は内部に水や油をたくさんもつ製品です。中でも「軽油」は、凍結してしまうこともあります。

軽油にはワックスの成分が含まれているため、極度の低温になると凝固して燃料経路を詰まらせてしまう事態も引き起こします。

寒冷地のガソリンスタンドで販売されている軽油は凍結しにくい仕様になっているため、凍結するリスクは少ないのですが、特に都市部から寒冷地などの寒い場所へ移動する場合などは、軽油が凍結するケースもあるので注意して下さい。絶対にやっておくべき「クルマの冬支度」

スタッドレスタイヤへの交換

車の冬支度として絶対に欠かせないのが、タイヤをスタッドレスタイプに変えることです。

スタッドレスタイヤの寿命は平均して3~4年程度と言われていますが、走行状況によってはもっと早く寿命がきてしまっている場合もあります。

冬タイヤに交換する前には必ず「タイヤの溝」と「タイヤゴムの硬さ」を確認して下さい。

溝が浅くなっていたりゴムが硬くなっていたりしたら、新しいものに交換しましょう。

タイヤチェーンの装備

降雪時や降雨後の朝方はチェーンを装備しましょう。ゴム製やウレタン製は運転中の振動が少なく、乾いている路面でも切れにくいのでおすすめです。

バッテリーやエンジンオイルの確認と交換

冬季走行になると、暖房の使用やスピードを落としての運転が増えるので、バッテリーが充分に充電されない可能性があります。また、エンジンオイルが劣化していると、エンジンがかかりにくくなり、バッテリーへの負担が大きくなってしまいます。

バッテリーの寿命は、約2年~5年と言われています。
車を頻繁に運転する人は、2年に一度冬前にバッテリーを交換する習慣をつけると良いでしょう。また、冬場はエンジンオイルが冷えてエンジンがかかりにくいので、粘度の低いオイルの使用をおすすめします。

バッテリー上がりの対処法については、以下の記事で詳しく解説しています!

ワイパー・ウォッシャー液の確認と交換

通常のワイパーは雪や凍結によるサビで故障しやすくなり、機能が落ちてしまいます。

特に気温が低い地域(降雪が多い、山間部など)に住んでいる場合は、本格的な積雪になる前に必ず冬用のワイパーに交換しておきましょう。

また、気温が低い地域はウォッシャー液が凍ってしまうこともあるので、氷点下でも凍らない冬用のウォッシャー液に交換しておくとベストです。

ジャッキやブースターケーブルなどを車内に積んでおく

チェーンを装着する際に欠かせないジャッキは、スタックから脱出する際に役立つこともあります。使用できる状態かどうかを確認し、チェーン装備が終わったら車の中に積んでおきましょう。

また、突然バッテリー上がりを起こしても対処できるように、ブースターケーブル(ジャンプコード)も備えておきましょう。ブースターケーブルがあれば非常時でも他車にレスキューしてもらうことができます。

最後に

地域にもよりますが、交通事故は12月頃に急増すると言われています。

もちろん、年末年始の帰省や旅行で道路交通量が増えることも要因ですが、路面の凍結も大きな要因です。また、秋から冬は日の出が遅く日没も早いため、視界が暗くなり気温も冷え込みます。

できれば冬場の運転は明るい時間帯を心掛け、朝方や日没後はより一層安全運転を心掛けることも、冬季走行の大きなポイントです。

冬でも快適なドライブをするためにも、確認や準備はしっかり行っておきましょう!

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