新車にコーティングは必要ない?ボディ、フロントガラスに最適なコーティングを解説
車は運転したり時間が経ったりすると、見た目も性能も劣化していきます。そういった劣化を防ぎ、快適な運転を楽しむために、新車を購入したらコーティングを施工するのがおすすめです。
施工箇所としては、ボディやフロントガラス、その他の窓ガラスにコーティングをしましょう。また、徹底的に綺麗な状態をキープしたいのであれば、ヘッドライトやホイールもコーティングするべきです。
今回の記事では、新車にコーティングがおすすめな理由、ボディやフロントガラスにおすすめなコーティングについて解説していきます。
目次
新車にコーティングは必要!その理由とは?
・コーティングを施工することで、新車時の綺麗な状態が長期間キープできる
・ゴミやホコリが付着しにくくなり、洗車が楽になる
・売却時の査定額が高くなりやすい
新車にコーティングをおすすめする理由としては、新車時の一番綺麗な状態を長期間キープできるからです。
新車時の光沢感も損なわれにくいので、ピカピカと綺麗なままの状態をキープできます。
コーティングの硬い被膜は汚れ以外にも飛び石や砂、鉄紛などによる細かい傷からも車を守ってくれます。ゴミやホコリといった、汚れも付きにくくなるため洗車も楽です。
また、コーティングは紫外線をカットして、塗装を守ってくれる効果があるため、色あせを防いでくれます。
そして、新車時の一番綺麗な状態を長期間キープできれば、売却時の査定額が高くなります。もちろん走行距離や年数の長さによって査定額は変わりますが、見た目が綺麗な車は査定額が高くなりやすいです。
ボディコーティングはガラスコーティング?セラミックコーティング?
新車にボディコーティングするなら、ガラスコーティングがおすすめです。ガラスコーティングは、100%無機質なガラス成分でコーティングされています。
ポリマーコーティングやガラス系コーティングよりも、持続性や光沢性が高く汚れにくいので洗車も楽です。
費用は車の大きさにもよりますが、新車の状態だと70,000円〜100,000円ほどが相場だと思ってください。
効果は2年ほどは持続するため、メンテンナンスの手間を考えるとコスパは良いです。
・他のコーティングよりも持続性や光沢性が高い
・汚れにくく、汚れを落としやすいので洗車が楽になる
・持続期間は2年~3年ほど
(車の扱い方や、保管状態による)
・シリカ被膜を形成するので、紫外線・熱・傷・酸化などから車体を守ることに優れている
セラミックコーティングはガラスコーティングよりも効果が持続し、イオンデポジットといった汚れもできにくいです。
しかし、費用面ではガラスコーティングよりも、数万円ほど高くなります。
新車時にボディコーティングをするなら、まずはガラスコーティングを選ぶのがおすすめです。そして、より高い効果を求めるなら、効果が落ちてきたタイミングでセラミックコーティングに切り替えましょう。
ガラスコーティングやセラミックコーティングなど、コーティングの種類や費用については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
新車を買ったらいつコーティングするべき?
新車を購入したら、納車から2週間でガラスコーティングを施工するのがおすすめです。納車後2週間以内なら、車に付着した汚れも落としやすく、固着しにくいです。
汚れが固着すると、コーティング前に下地処理を行う必要があります。下地処理を行えば、費用が高くなりやすいです。
遅くとも納車後から1ヶ月以内には、ガラスコーティングを施工するようにしてください。
ガラスコーティングは自分で?プロにお任せする?
ガラスコーティングは、自分でしない方がいいです。コーティングの施工に慣れていない人が行うと、塗布時にムラが出てしまう可能性があります。
せっかくガラスコーティングを施工しても、「新車にコーティングをして後悔した。」「ガラスコーティングなんかしない方がいい。」と思ってしまうのでやめましょう。
新車にガラスコーティングを施工した場合、料金相場は70,000円〜100,000円ほどです。
ガラスコーティングはディーラーやカー用品店、コーティング専門店で対応してくれます。ディーラーで車を購入した場合は、そのままコーティングをお願いしてもかまいせん。
少しでも費用を抑えたいなら、ディーラーや専門店で料金を比較してみるのもおすすめです。
業者を選ぶ際は、複数の店舗から無料見積を取り、サービス内容や料金を比べてください。インターネットや実際にコーティングをした人の口コミも、冷静に読んで参考にしましょう。
フロントガラスのコーティングは撥水?親水?
・フロントガラス→撥水タイプ
・その他の窓ガラス→親水タイプ
フロントガラスへのコーティングは、撥水タイプを選んでください。
撥水コーティングは水を弾く性質があり、風が当たることで雨粒がスライドしながらガラスの外へと流れていきます。
そのため、正面から風が当たりやすいフロントガラスには、撥水タイプのコーティングがおすすめです。
リアガラスやサイドガラス、サイドミラーのコーティングには、親水タイプを選んでください。
フロントガラス以外の窓ガラスは、風が当たりにくく撥水コーティングは向いていません。
水と馴染みやすく、ガラスに付着した雨水を滝のように流す、親水タイプのコーティングがおすすめです。
フロントガラスやその他の窓ガラスのコーティングについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
車のボディ、フロントガラス以外のコーティング
車のボディ、フロントガラス以外でしたら、ヘッドライトやホイールにコーティングにコーティングをするのがおすすめです。
ヘッドライト
ヘッドライトは、紫外線による劣化を受けやすい箇所になります。これは、ヘッドライトがポリカーボネートという、樹脂素材でできているためです。
劣化すると徐々に黄ばんできて、レンズが濁り光量を低下させます。見た目も悪いですし、暗闇や悪天候での運転にも支障が出るので、コーティングが必要な箇所です。
ホイール
ホイールは、油汚れなどのしつこい汚れがつきやすい箇所です。コーティングすることで、しつこい汚れを落としやすくなります。また、熱による劣化を防いでくれるのも、嬉しい点です。
特にヨーロッパ車はブレーキダストが多く、ホイールに汚れがつきやすいので、新車時のコーティングを強くおすすめします。
コーティングは継続的に行う
コーティングの効果は、永久に続くものではありません。新車時にコーティングして終わりでなく、定期的なコーティングやメンテナンスが必要です。
撥水効果が落ちたり、汚れが付着しやすくなったら、再度コーティングを施工してください。
ガラスコーティングの場合は効果が2年ほど続くので、車検のタイミングで再施工するのもおすすめです。
新車のコーティングについての疑問・質問
こちらでは、新車のコーティングに関する、疑問・質問について解説していきます。
新車時は汚れが少ないため、下地処理も比較的容易なのでおすすめです。
対応している店舗であれば可能です。
ボディやガラスに対するコーティングは保護にもなりますので、値段は高いですが施工しておいて損はありません。カーフィルムも内装を紫外線から保護するので、長く使用するのであればおすすめです。
新車のコーティングについてのまとめ
- ボディコーティングは、ガラスコーティングがおすすめ
- フロントガラスは撥水、その他の窓ガラスは親水タイプのコーティングを選ぶ
- コーティングは自分で行うより、ディーラーや専門店にお願いする
新車時にコーティングしてから、再度コーティングをこまめに行うことで、車は綺麗な状態をキープできます。新車時の綺麗な状態をキープできれば、車を売却する際の査定額も高くなりやすいです。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。