新車特約(車両新化特約)とは?メリットと注意点について解

雑学

新車特約を付けるかどうか…新車を購入したときは特に悩みますよね。新車特約を付けるかどうかの判断は、購入した人の価値観によります。

今回の記事では、新車特約をつけることのメリットと注意点、エコカー減税について解説します。

新車特約(車両新化特約)とは

車両保険で補償対象となる事故により、新車で購入した契約の車が全損になった場合や修理費用が新車価格相当額の50%以上となった場合、車の再取得費用・修理費用について、新車価格相当額を限度に補償するものです。

こんな人におすすめ!

新車特約を契約するかどうかは、所有者の価値観や車を運転する環境によります。

  • 購入時の費用が高い車
  • 通勤を含めプライベートでも頻繁に車を運転する
  • 自分以外にも妻や子供、親など一台の車を複数人使う人が多い場合

このような場合であれば、新車特約を付けるのがベストと言えます。

新車特約のメリット

車が損傷した場、車両保険でも修理費は補償されます。しかし、車の市場価値は年々変化します。

たとえば購入時に300万円だった車が3年後に事故を起こしたとして、車両保険のみの場合と新車特約がついている場合をみてみましょう。

・車両保険のみの場合

車を購入した時点から時間が経過しているので、車の価値が180万円に下がります。そのため、最大で180万円までしか金額が補償されません。

・新車特約を付けている場合

契約期間内であれば、たとえ時間が経過して車の価値が下がっていても条件が適用される場合があります。その際に新車購入時の価格を全額補償されます。

この場合、車が大破しても、新車特約のおかげで120万円の得をすることになります。

新車特約が適用される条件

新車特約は、主に以下の条件で適用されます。

  • 車を購入した金額より50%以上の修理費がかかる場合
  • 修理ができないほどの大きな損傷がある場合
  • 車両保険金額以上に修理費がかかる場合

ちなみに全ての保険会社で、新車特約の取り扱われているわけではないので、よく確認しておいてください。

新車特約の加入条件

新車特約を契約できる車の条件は、保険会社によって違います。たとえば、新車の期間を「1年以内」と設定している会社もあれば、「6年以内」と設定している会社もあります。

もちろん、期間が大きいほど保険料は高くなりますが、期間内であれば中古車であっても新規契約がつくのです。

新車特約を付ける場合は、色んな保険会社から見積もりをとり、期間と保険料を比較してみてください。

新車特約5つの注意点

新車特約には以下の注意点があります。

車両保険への加入が必要

新規契約だけで車両保険の契約は結ばない、ということはできません、車両保険と付帯する形で新車特約を契約します。

新車特約の補償金で違う車を買うことはできない

たとえば、300万円の補償金がでて、100万円で別の車を購入し、200万円のお金を浮かせるということはできません。

盗難された場合は補償対象外になる

あくまでも大きな損傷がでた場合が条件なので、盗難は補償対象外になります。

内外装のみの損傷は対象外になる

内外装で50%以上の損傷がでても、エンジンやフレームなどの構造部分に損傷がなければ、適用されない可能性があります。

新車特約を使うと3等級ダウンする

新車特約を使うと等級が3つもダウンし、翌年の保険料が値上がりするので注意してください。

エコカー減税で浮いた費用で新車特約を付ける

たとえば購入した車が、ハイブリッドカー・電気自動車などであれば、エコカー減税の対象になります。

もしもエコカーを購入する際は、減税・免税で浮いたお金で、新車特約を付けるのもおすすめです。ただし中古車はエコカー減税対象外なので注意してください。

新しい基準「30年度燃費基準」

これまでのエコカー減税は、2021年の4月末で期限切れになりました。2021年5月からは、2030年度までの新しいエコカー減税「30年度燃費基準」が適用されます。

2021年4月までのエコカー減税に比べ、達成条件は厳しくなっています。しかし、燃費が良い車ほど車検時の自動車重量税が基準の達成度に応じて減税や免除される、という基本的な部分は変わっていません。

例を挙げると、「30年度燃費基準」では自動車燃料基準の達成具合によって自動車重量税が以下のように変わってきます。

  • 60%まで達成した車は25%減税
  • 75%以上達成した車は50%減税
  • 90%以上達成した車は車検の初回時のみ免税
  • 120%達成した場合は2回目の車検時も免税

そのほか、新しい「30年度燃費基準」については、経済産業省のサイトを参考にしてください。

経済産業省:

http://www.jada.or.jp/wp-content/uploads/e22ae373d85a68b013dc5af1043383de-2.pdf

最後に

今回は、新車特約について解説しました。

  • 最新の技術を搭載した車なら新車特約を付けるべき
  • 頻繫に運転するなら事故のリスクが上がるので新車特約を付ける
  • エコカー減税の対象者なら浮いたお金で新車特約を付けるのもおすすめ

価格が高い車ほど、新車特約を付けておいた方が良いと言えます。ただし、中古車で購入したときの金額が100万円以下であれば、新車特約を付けない方がお得になる場合もあります。

車両保険と同時に契約する形になるので、不安要素があれば、車に詳しい知人や保険会社の担当者に相談してみてください。

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