冬に車で帰省する際の注意点|事前準備で年末年始の帰省を快適に

雑学

冬の帰省シーズンは交通量が増えたり、路面凍結の影響で、事故が起こりやすい時期です。

特に帰省先が積雪地帯や寒冷地だったり、帰省の途中で山道を通ったりする場合は細心の注意を払いながら運転する必要があります。

今回は、冬の帰省の前にやるべき準備や注意点について解説していきます。

帰省前に事前のチェックでトラブル防止を

気温が低い際の長距離ドライブは、車への負担がかなり大きくなります。特にバッテリーとタイヤに関しては、大きな負担を考慮して、事前のチェックを行いましょう。

バッテリーの状態

JAFの発表によると、2018年12月29日~2019年1月6日の救援出動で最も多かったトラブルが「バッテリー上がり」です。

気温が低いとバッテリーの能力が低下したり、暖房・リアデフォッガーの使用量が増えて充電が追い付かなくなるなどの原因によって、バッテリー上がりが起こってしまいます。

帰省前に、バッテリーの充電やバッテリー自体の劣化は大丈夫かどうかなど、ディーラー・専門店・ガソリンスタンドで必ずチェックしてもらいましょう。

万が一バッテリー上がりが起きてしまったら、他の車から電気をもらうか、ロードサービスを呼んでバッテリーを回復させる必要があります。

バッテリーが上がってしまった時の対処法については以下の記事で解説しています!

また、バッテリーの寿命は2~4年が相場です。車のバッテリーを新しくしてから3年以上経っている場合は点検や交換をおすすめします。

タイヤの状態

長距離ドライブや積雪地帯・寒冷地へ帰省する場合、タイヤに関して以下の点を必ず確認してください。

  • タイヤはスタッドレスタイヤに換えているか
  • 空気圧は適性であるか
  • 目に見えてタイヤが減っていてスリップサインは出ていないか
  • 傷が目立ったり、ホイールが変形したりしていないか

まず、スタッドレスタイヤへの交換は必須です。雪道でブレーキを踏んだとき、ノーマルタイヤと比べた場合、スタッドレスタイヤだと7割も制動距離を抑えることができます。

また、スタッドレスタイヤを装着していても、空気圧の減りや傷の有無に気を付けてください。

空気圧が適正でないと、走行時の燃費が悪くなったり、タイヤがパンクしたり破裂する危険性が高まってしまいます。

タイヤが劣化していたり、スタッドレスタイヤに換えていなかったりする場合は、ディーラーや専門店で交換してもらいましょう。

タイヤの点検については、以下の記事でも詳しく解説しています!

燃料の凍結対策

ディーゼル車を運転する際には、「軽油の凍結」トラブルが起きてしまう可能性があります。

軽油に含まれるワックス分が低温になると、分離したりシャーベット状に凝固してしまい、燃料フィルターや燃料ラインを詰まらせてしまい、燃料が噴射できずエンジンが始動できなくなる恐れがあります。

寒冷地のガソリンスタンドで販売されている「3号軽油」「特3号」などの低温時でも軽油が凍らない種類の軽油燃料を給油することをお勧めします。

万が一凍結してしまった場合は、エンジンが動くようになってから、最寄りのガソリンスタンドで給油してください。

ガソリン車に使用される「ハイオク」「レギュラー」は、凍結する心配はありません。

帰省時に車に積んでおくべきリスト

帰省時は長距離ドライブになるうえ、渋滞に巻き込まれる可能性もあります。また、雪道走行する場合も考えて、以下の物を車に積んでおくと安心です。

  • タイヤチェーン
  • スコップ
  • 毛布・厚手の上着・カイロ
  • 軽食やドリンク
  • 携帯用のトイレ
  • スマホの充電器
  • 子供を退屈させない遊び道具(タブレットや携帯ゲーム機など)

スタッドレスタイヤを装着していたとしても、凍結した路面や雪道走行をする際は、タイヤチェーンは必須です。不慮のスリップ事故を起こさないため、いつでもタイヤチェーンを装着できる準備をしておきましょう。

また、渋滞に巻き込まれることも考えて、飲食物や携帯トイレを積んでおくと安心です。

最悪の場合、大雪のなか立ち往生に巻き込まれる可能性もあります。実際に2020年末に関越道で、2100台以上の車が2日間も立ち往生に巻き込まれました。

念のためのことも考えて、スコップや食料、防寒グッズは必ず備えておきましょう。

大雪で車が立ち往生した場合に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています!

情報をチェックして計画的な帰省を

前述で解説した雪道での立ち往生を防ぐには、悪天候や渋滞をできるだけ避けることです。

天気・渋滞予測・休憩場所について事前に情報をチェックし、計画的に帰省しましょう。

天気予報

自分が運転する地域のお天気チェックです。大雪などの悪天候の場合は、積雪や路面凍結の可能性が高まるので、できれば帰省する日にちを変更しましょう。

また、山道を走行する場合は、天気が変わりやすいので注意が必要です。運転中も天気が急変することはないか、家族にスマホで確認してもらいながら運転してください。

渋滞予測

年末年始の帰省は一般道・高速道路ともに渋滞が発生しやすくなります。帰省当日は、JARTICやNEXCOなどのサイトで、渋滞予測をまめに確認しましょう。

高速道路で渋滞に巻き込まれることが予測できた場合、無理に走行を続けると疲労や集中力の低下に繋がります。

サービスエリアやパーキングエリアで休憩をとりつつ、渋滞が軽減されるまで待つようにしてください。

一般道の場合は、年末の道路工事の影響で道路が混むので、カーナビで抜け道を探してみてください。

休憩場所

渋滞に巻き込まれることも考え、長距離ドライブのときはこまめに休憩してください。

  • 一般道…2~3時間ごとに30分の休憩
  • 高速道路…1~2時間ごとに30分の休憩

以上が目安になるので、休憩できる場所をあらかじめ探しておきましょう。また、燃料切れのことも考えて、事前に給油できるガソリンスタンドやパーキングエリアも確認しておいてください。

帰省時の運転前は体調を整えておく

暖房の効いた車内では空気が乾燥し、気づかないうちに脱水症状を起こしてしまう危険性が高くなり、これを「隠れ脱水」と呼びます。

隠れ脱水が起きてしまうと、集中力の低下や疲労を感じやすくなる、気分が悪くなってしまうなどの症状が現れます。

水分補給を始め、あらかじめ万全な体調で運転できる状態にしておきましょう。

最後に

年末年始の帰省は、渋滞や急な天候の変化など、予測を超えたアクシデントが起こりやすくなります。

特に雪の降らない地域から降雪地域への移動は、降雪時の視界や積雪した道路の走行など、リスクに備えておく必要があります。

どのような状況になっても余裕を持った行動ができるよう、あらかじめチェックや準備を万全にしておきましょう。

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