ブルーミラーの効果とは|社外品のデメリットや純正品がおすすめの理由を解説
サイドミラー(ドアミラー)が、青みがかった車を一定の割合で見かけることがあります。この青いサイドミラーは、「ブルーミラー」「ブルーレンズ」と呼ばれるものです。
自動車メーカーのオプションパーツとして装着できたり、簡易的なものはカー用品店やネット通販で購入できたりします。
ブルーミラーの場合はおしゃれに見えますが、機能面でも効果があります。この記事では、ブルーミラーの効果や注意点について解説していきます。
目次
ブルーミラーとは?効果について
ブルーミラーとは、主にサイドミラー(ドアミラー)に装着します。ブルーミラーの効果は、以下の2つです。
- まぶしさを抑える
- 親水性アップによる視認性向上
ブルーミラーはドアミラーに映る日光や、後続車のヘッドライトの光で感じるまぶしさを、軽減する効果があります。
また、親水コーティングの効果があり、雨の日の水滴の付着を防いで、ミラーを見やすくします。
フィルムタイプ以外では、多くがミラーの曲率を変えた広角ミラーを採用します。これにより、ノーマルのミラーよりも広い範囲で後方確認が可能になります。
ブルーミラーはどうやって装着する?
現在ではトヨタやホンダ、日産やマツダなどの自動車メーカーが、自動車購入時にオプションでブルーミラーを装着してくれます。
また、ブルーミラーは自動車メーカー以外の社外品が販売されており、後付けで装着することも可能です。
後付けで装着するのは、フィルムタイプとミラーごと取り替えるタイプがあります。
フィルムタイプはサイドミラーの上から貼り付けるだけで、価格も1,000円前後とお手軽です。
ミラーごと取り替えるタイプは、交換する手間がかかり価格も10,000円前後と高額ですが、効果はフィルムタイプよりも高いです。
社外品ブルーミラーのデメリットや注意点
社外品ブルーミラーを後付けした場合の、デメリットや注意点は3つあります。
- 夜間走行時に見えにくい
- 破損の恐れがある
- 車検に通らない可能性がある
夜間走行時に見えにくい
社外品ブルーミラーの場合、「夜間に運転していると視界が見えにくい場合がある。」という声を聞きます。
また、屋内駐車場などの暗い場所では、昼間でもバック駐車をするときに、見えにくい場合があります。
破損の恐れがある
社外品ブルーミラーを自分で車両に交換する際に、ノーマルミラーを取り外す作業が必要です。その際に、作業を誤るとミラーを破損させる可能性があります。
また、サイドミラーの上に貼りつけるフィルムタイプは、ミラーヒーターが使えなくなる場合もあります。
寒冷地仕様でミラーヒーターを装備している場合は、注意しなければいけません。
車検に通らない可能性がある
社外品のブルーミラーの場合、車検に通らないものも一部存在します。
説明書や箱には、車検対応品かどうかが記載されているので、購入する前に必ず確認しましょう。
また、ウインカーと連動してミラー内に仕込まれたLEDインジケーターが点滅するブルーミラーもありますが、こちらも場合によっては車検に通らない可能性があります。
ブルーミラーの装着はプロにお任せするのがおすすめ
ブルーミラーを装着する際は、車を購入する際にディーラーに純正品を取り付けてもらうのがおすすめです。
純正品のブルーミラーをおすすめする理由は、以下の3つです。
- まぶしさを抑えながら、夜間走行時も視界が暗くならない
- ミラーを交換する際に、破損する恐れがない
- 純正品の場合は、車検に通るように設計されている
ディーラーで装着する場合、オプションサービスとして10,000円〜20,000円程度でブルーミラーを取り付けてくれます。
ブルーミラーが車検に通るのかどうか不安を覚える場合は、ディーラーで純正のブルーミラーを取りつけましょう。
また、後付けでブルーミラーを取り付けたい場合は、ディーラーや自動車整備工場にお願いすると、純正品のブルーミラーを装着してくれます。
ブルーミラーについてのまとめ
- ブルーミラーはドアミラーに入る光のまぶしさを抑えたり、親水効果があったりする
- ブルーミラーは自動車購入時のオプションや、後付けで装着できる
- ブルーミラーは社外品よりも純正品を選ぶのがベター
サイドミラーのまぶしさを感じる人は、ぜひブルーミラーを試してみてください。まずはフィルムタイプを、お試し感覚で装着してみても良いです。
本格的にミラーを取り替える際は、純正品を選んでディーラーや整備工場などのプロに装着をお願いしましょう。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。